[No.284] 胃ろうー経管栄養を与える速度 From:ケイ 2002/08/09(fri) 14:47:20 [MAIL] 母〈85歳)が半年前に脳梗塞のより、殆ど意識の無い状態が続いております。4ヶ月程前に胃ろうをつくり、経管栄養をはじめました。 病院では、500 ml くらいを2~3時間かけて入れていました。 (これは通常のことだと思います)。 それでも、下痢が度々あり、また少し吐いたりもして、何度か止めては、始める、という状態でした。 下痢を防ぐためにも、チューブを温める特別の機器〈輸血の時に使用するものと似たもの)も購入し、使用していました。
1ヶ月前に転院し、今度の病院では、独自にミキサーでつくったものを使用しています。 それは良い事かとも思いますが、問題は、流す時間です。 500 ml 〈母の場合は、まだ200 カロリーくらいのものを倍に薄めたもののようです)を20分くらいで入れてしまいます。 結果、母は尋常ではない汗をかき、医師もこれでは無理、という事で中止しました。 医師の考えでは、速度は関係なく、母の体に問題あり、という見解です。 今は、点滴だけの栄養です。
医師がいうには、速度は全く問題無い、という回答ですが、本当にそうなのでしょうか? 母は2年前には心不全をおこし、現在、心臓の動きも大変悪いそうです。 また、胃もよく働いていない、ということです。 この一ヶ月、最初は、150 ml くらいから初め、10日ほど経って量を増やしたら、またまたすごい汗、という事で、医師はこれを中止し、様子を見ていました。 一週間ほど前にまた、トライしたのですが、ものすごい発汗、そして心臓の動きも悪い、ということで、医師は胃ろうからの栄養は中止しました。 静脈からの栄養に、という意向です。
胃ろうから栄養を入れる速度、というのは、本当に関係ないものでしょうか? 前の病院のように、ゆっくりと入れれば,違った結果になるのでは、と思うのですが。 速度は本当に全く問題ないのでしょうか? 私は大いに影響あり、と思うのですが。
[No.284のレス] Re:胃ろうー経管栄養を与える速度 From:おサル先生 2002/08/09(fri) 15:56:13 [MAIL] ケイさん、はじめまして。おサル先生と申します。お困りのご様子が手にとるように分かる、くわしい書き込みをいただき、誠にありがとうございます。
たしかに、今の病院のようにミキサー食を使用するというのは大変良い試みだと思いますし、ミキサー食は通常の栄養剤よりも粘度が高いので、通常は20分~30分で注入することも可能なのでしょう。
ただ、お母さまの場合、実際にものすごい発汗されるということですから、急激な胃の拡張に対して「迷走神経反射」をおこしていらっしゃるのではないでしょうか。このような場合、ミキサー食といえども、1時間以上かけてゆっくりと注入することをおすすめします。
私見ですが、栄養剤の急速投与ができるためには条件があって、食事が入る前に十分な「胃の受容性弛緩」が必要です。さあ食べるぞという味覚刺激や嗅覚刺激があると、通常しぼんだ人間の胃はドカ喰いの準備を始めます。この状態ですと、20分で注入することが出来ます(私たちの食事時間はこのくらいですよね)
しかし、胃ろうの場合は何の前触れもなく、胃に食事がいきなり入ってくるとしたら、胃はびっくりしてしまいますよね。これが「迷走神経反射」です。
ですから、お母さまの場合、もう少しゆっくりと注入してもらい、少しずつ慣れてきたら、胃がふくらむような何か工夫をしてちょっとずつ速くしていってもよろしいのではないでしょうか。
主治医の先生は静脈栄養を考えていらっしゃるようですが、心不全の既往症があるのでしたら、水分の出納のむずかしい静脈栄養よりはやはり胃ろうによる経腸栄養は捨てがたいように感じます。
主治医の先生なりの深いお考えもあるかと存じますので、私のような意見もご参考に、またゆっくりと先生とご相談されてはいかがでしょう。
[No.284のレス] Re:胃ろうー経管栄養を与える速度 From:ケイ 2002/08/12(mon) 12:57:40 [MAIL] おサル先生
こんにちわ。早速にご返答いただき、ありがとうございます。
粘度が高いと、素人考えでは、より長い注入時間が必要かと思ってしまいますが、逆なのですね。20~30分で入れるのは、異常、危険な考え方である、と指摘なさる方もいますが、全く間違った考え、ではないのですね。
現状は、母の胃の働きも悪く(胃ろうの管から水分が、一日200cc~300cc取れる)、また、心臓の働きも悪い為、血圧が低い(80くらい)、DOAを投入している状態です。 結果、本日より、取りあえず、2~3週間は、IVHでの栄養に切り変えることになりました。 その上で、容体が良くなれば、胃ろうからの栄養摂取、ということです。 その場合には、ゆっくりと入れてもらうようにするつもりです。 お忙しいところ、ご丁寧な回答を有難うございました。
[No.284のレス] Re:胃ろうー経管栄養を与える速度 From:ケイ 2002/08/15(thu) 16:05:43 [MAIL] おサル先生へ、
胃ろうについてもう一つ質問が出てまいりました。 チューブにつないで経管栄養剤を注入する前に〈毎回)、”吸引をして、胃内容物がない事を確かめる”、という注意をある本でみました。また、100cc以上あるような場合は、注入しない方が良い、とも書いてありました。前の病院でも、今の病院でも、やっているのを見た事ないようなのですが。これは、必須のことでしょうか? お時間のある時、回答いただければと思います。
[No.284のレス] Re:胃ろうー経管栄養を与える速度 From:おサル先生 2002/08/16(fri) 19:06:18 [MAIL] ケイさん、おサル先生です。ご返信ありがとうございました。お母さま、早く元気になって胃ろう栄養が再開できるといいですね。
さて、ご質問の「胃内容の確認」の件ですが、栄養剤注入のたびに吐いてしまう(胃食道逆流と言います)方の場合、胃の減圧を兼ねて、胃内容の吸引をすることがあります。たくさん引けてくる場合は胃排出時間の延長がそれで分かります。しかし、通常は必ずしも行なっておりません。と申しますのは、毎食ごとに吸引をかけるとカテーテル内腔が汚くなってしまい、カテーテルの持ちが悪くなるので、私はすべての方におすすめしていません。
ただ、調子が悪くて、次の栄養剤を差し上げても良いものかどうか迷った時には、胃の中にどれくらい残っているかは非常に良い判断材料になろうかと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
[No.284のレス] Re:胃ろうー経管栄養を与える速度 From:moemoe 2002/08/17(sat) 14:32:31 ● きわめて日常的なのにコンセンサスがない問題
「胃内容の確認」は,きわめて日常的なのにコンセンサスが得られていない問題です.
● 私見
おサル先生の意見に賛成です.理屈がわかって,いくつかの操作を端折るのはよいと思います.
[No.284のレス] Re:胃ろうー経管栄養を与える速度 From:ケイ 2002/08/19(mon) 10:07:07 [MAIL] おサル先生
Moemoeさん
ご回答ありがとうございました。 非常に分かり易い説明をしていただき、大変参考になりました。 残念ながら、まだ再開とはなっておりませんが、経管栄養始められるようになりましたら、今までお教えいただきました事、よく頭にいれて、進めていけたらと思っています。 また何か質問出てきましたら、宜しくお願いします。
[No.290] (^○^)PEGの確かなる手応え(^○^) From:平成の一休さん 2002/08/17(sat) 21:40:31 [MAIL] ”皆さんこんばんわ~”【PEG/HP】が開設されて早や1年ちょっと過ぎようとしております。最近つくづく感じることは【表題】にありますように【PEG啓蒙活動】の成果が【確かな手応え】として【肌で感じる】ようになりました。その証拠として【患者・家族の皆様や医療関係者】の中からも【先生方に向けられる】・問いかけ・質問・疑問・クレーム等々の【嵐がまるで弾丸】のようにPCの中を飛び交っております。そのことに対して先生方は真にこの現実を【真摯】にこれを【受け止めよう】と努力なされているご様子が画面上から生々しく読み取れます。PEGは一歩一歩階段を登り確実に進化しているな~と【確かなる手応え】を感得致しております。お盆を迎え【日本列島が一時静かになり】ふと周りを見回して見てそんなことに気付きました。(^○^)にんまり/^^^ 合掌三拝
[No.289] 鮒田式固定方法について From:ゆき 2002/08/15(thu) 15:19:07 初めまして。新人看護婦のものです。この間、受け持った患者さんがPEGを行いました。その際に鮒田式固定方法で行ったとのことですが実際にどのような固定方法なのか教えてください。メリット、デメリットも教えていただければありがたいです。申し訳ありませんがよろしくお願いします。
[No.289のレス] Re:鮒田式固定方法について From:みっくん 2002/08/15(thu) 19:47:06 [MAIL] こんにちは、ゆきさん。新人看護師さんが患者さんを受けもって、はりきって勉強している様子が頼もしいです。これからもこの調子で頑張って下さい。
さて、質問の胃壁固定についてお答えします。
PEGを行う際、胃瘻本体を挿入する前に穿刺部の周囲に胃壁と腹壁の固定を行う方法があります。
これが「胃壁腹壁固定」で、この手技に用いる道具として「鮒田式の胃壁固定具」と「Tファスナー」という2種類の方法があります。「鮒田式胃壁固定具」はクリエート社から単品で発売されていて、短時間で簡単に体外から胃を貫通して縫合糸をかけられるように工夫されています。(言葉では上手く表現できません。図解したり、実物を見たりするととてもよく分かります。製品の箱に説明書が同封されていますのでそれを見るのが一番わかりやすいと思います。)
胃壁と腹壁の固定を行うメリットは、「本穿刺を行う時に刺しやすくなる」「introducer法での本穿刺時に後壁を穿刺してしまう危険が減る」「造設後間もない時期で抜去されるトラブルが発生しても安全に対応可能」「腹水のある方でのPEGが可能となる」「造設直後と翌日でバンパーの圧の調節がいらない」などがあります。実際には「自己抜去しそうな方」「introducer法での造設」「腹水のある時の造設」などに利用されることが多いです。一方デメリットは「コストがかかる」「手技時間の延長」「穿刺回数が増えることによる出血や感染のリスク増加」「強すぎる固定による虚血の危険」などです。
私自身は、胃壁腹壁の固定は必須とは考えてはいませんが、実施することによってトラブルが未然に防げたり、トラブルが発生しても安全に対応可能となることがあるため、「保険」のようなニュアンスでほぼ全例に実施しています。(備えあれば憂いなし!!の精神です。)
医療関係者以外の皆様、専門用語ばかりで分かりにくくてすみませんでした。
[No.289のレス] Re:鮒田式固定方法について From:たろう 2002/08/16(fri) 17:29:23 [MAIL] [HOME]みなさん初めまして.名古屋で開業医をしている「たろう」です.毎日ライフの記事を見て初めて談話室をのぞきました.活発な議論がありびっくりです.ところで経皮胃壁固定と創部感染について質問があります.僕が胃瘻を作るときは全例胃壁固定を行っていたのですが,最近,自分が出入りしていなかった病院での胃瘻造設に関してのデータを集計しました.この病院では源法どおり経皮胃壁固定を行わず胃瘻造設を行っていますが,自分のデーターに比べて創部感染が随分多いように思いました.各先生方の印象はどうでしょうか? 経皮胃壁固定を始めてから創部感染が減ったという印象をお持ちの方はお見えでしょうか?
[No.289のレス] Re:鮒田式固定方法について From:おサル先生 2002/08/16(fri) 19:15:33 [MAIL] 「たろう」先生、はじめまして。おサル先生と申します。実践派の「たろう」先生のご登場で、この談話室も心強い限りです。
私の少ない経験から申し上げますと、創部感染の大きな原因のひとつにバンパーの圧調節の不適切(要するに締め付け過ぎ)があるように日々感じております。ですから、胃壁固定を行なえば、バンパーは最初から緩め放しで良いわけですから、理論的には創部感染は減るはずだな、と思っておりました。「たろう」先生のデータでその辺りが裏付けられた思いがいたしております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
[No.289のレス] Re:鮒田式固定方法について From:おサル先生 2002/08/16(fri) 19:18:39 [MAIL] あっ、それから「ゆき」さん、はじめまして。「ゆき」さんのご質問には「みっくん」先生が懇切丁寧に答えていただきましたので、おサルの出る幕はありませんでした。またお役に立てることもあるかと思いますので、よろしくお願いします。
[No.289のレス] Re:鮒田式固定方法について From:moemoe 2002/08/16(fri) 23:27:29 ● 創部感染の原因
創部感染の原因ルートは大きく分けて3つあります.
1 造設時の口腔,咽頭からの細菌感染
2 胃液を介しての感染
3 落下細菌
● 世界的な見解
つい最近,創部感染の原因菌に対する研究論文が発表されました.結論は,1の造設時の口腔,咽頭からの細菌感染です.エビデンスレベルはかなり高く,信憑性があります.
● では,胃壁固定と創部感染の関係
これに関する結論は現在のところありません.もし,創部感染が胃壁固定で創部感染が減るのであるならば,創部感染の原因が2の胃液を介しての感染ということになります.
● レベルの確立しない私見
私は,造設時の口腔,咽頭からの細菌をブロックする新しいPEGキット使用60例で1例も感染がなかったこと,口腔と咽頭を通過しないIntroducer法を40例に行い,これも感染0であったことを考慮しますと,感染の原因は胃壁固定の有無ではないと思われます.
[No.289のレス] ウェルカム!! たろう先生 From:みっくん 2002/08/16(fri) 23:54:13 [MAIL] たろう先生、こんにちは みっくんです。よろしく。
当院では、胃壁固定を始めた時期とオーバーチューブ法を併用した時期がほぼ同時で、更にこの時期に術者も造設キットも全面的に入れ代わったため、因果関係がわかりません。(創感染は確かに減ったようには感じていますが‥‥)
むしろ、先生の所と他院との創感染の状況に差があるとすれば、胃壁固定の有無だけでなく、例えば、経験例数の違いからくる技術的なものや、造設後の管理技術(おサル先生のいわれたバンパーの締め具合も含めて)の違いのような気もします。おそらく、先生ご自身が造設管理なされば、胃壁固定のない原法でも創感染はさほどでないように思いますが、どうでしょうか?
これからも多くのご経験を生かしてどんどん問題提起やアドバイスをお願いします。
[No.289のレス] (^○^)Re:鮒田式固定方法について(^○^) From:平成の一休さん 2002/08/17(sat) 00:38:01 [MAIL] ”たろう先生”初めまして、ようこそPEGへお越し頂き歓迎致します。「創感染」原因の見解については「moemoe」先生の見解に同感しております。私の体験上の書き込みを「NO-276」に記載してありますので、ご一読されてご参考になれば幸いに念います。
■お願い:「たろう先生」これを機会にどうか私達にお力をお貸し願えれば本当に有難いなと念っております。今後共どうかいろいろアドバスや相談あるいはヒント等ございましたらご協力のほどお願い申し上げます。(^○^)/^^^^^にんまりっす 合掌三拝
[No.289のレス] Re:鮒田式固定方法について From:太朗 2002/08/17(sat) 12:08:01 [MAIL] [HOME]みなさんこんにちは,太朗です(名前を漢字に変えました).僕の場合,創部感染に関してはおサル先生の考えに似ています.
創部感染は創部に菌がくっついて発生しますが,菌がくっつくためには周りの菌の量もさることながら,菌のくっつきやすい環境も影響しているように思います.菌のくっつきやすい環境の一つに,おサル先生の言われる「不適切なバンパーの調節」があると思います.そのため経皮胃壁固定具によりルーズなバンパー固定が可能になれば,創部感染にも影響を及ぼすことはないとはいえないようにも思います.
また創部感染の菌の由来の問題ですが,口腔の常在菌は唾液をいっしょに胃内に運ばれ同一の細菌層となることがあるため「創部感染の菌は造設時に口腔からやって来るんだー」という竹を割ったような話にはチョット疑問を感じています.ナマイキを言ってすみません.
[No.289のレス] Re:鮒田式固定方法について From:moemoe 2002/08/17(sat) 12:47:02 ● 確認
外科的な観点から見ますと,汚染創に対してはドレナージに勝るものはありません.ですから,「不適切なバンパーの調節」も胃壁固定によってルーズにすることも正しい考え方と思われます.ただし,原因があって結果があることだけは理解していただきたいと思います.細菌感染のないところに圧迫しても感染は生じません.管理や治療戦略を考える上で,原因を究明することは必須です.創部感染と咽頭菌が一致しているのは,すでにエビデンスです.また,減酸治療がない(PHが4以下)場合には胃内細菌はほとんどいないこともエビデンスです.みっくんの見解がおそらく正しいように思います.
創部感染は創部に菌がくっついて発生しますが,菌がくっつくためには周りの菌の量もさることながら,菌のくっつきやすい環境も影響しているように思います.菌のくっつきやすい環境の一つに,おサル先生の言われる「不適切なバンパーの調節」があると思います.そのため経皮胃壁固定具によりルーズなバンパー固定が可能になれば,創部感染にも影響を及ぼすことはないとはいえないようにも思います.
また創部感染の菌の由来の問題ですが,口腔の常在菌は唾液をいっしょに胃内に運ばれ同一の細菌層となることがあるため「創部感染の菌は造設時に口腔からやって来るんだー」という竹を割ったような話にはチョット疑問を感じています.ナマイキを言ってすみません.
[No.289のレス] Re:鮒田式固定方法について From:moemoe 2002/08/17(sat) 12:48:03 ● 確認
外科的な観点から見ますと,汚染創に対してはドレナージに勝るものはありません.ですから,「不適切なバンパーの調節」も胃壁固定によってルーズにすることも正しい考え方と思われます.ただし,原因があって結果があることだけは理解していただきたいと思います.細菌感染のないところに圧迫しても感染は生じません.管理や治療戦略を考える上で,原因を究明することは必須です.創部感染と咽頭菌が一致しているのは,すでにエビデンスです.また,減酸治療がない(PHが4以下)場合には胃内細菌はほとんどいないこともエビデンスです.みっくんの見解がおそらく正しいように思います.
[No.286] 胃瘻造設時の悩みについて教えて下さい From:u-c 2002/08/09(fri) 22:58:56 [MAIL] LKの術後縦隔再発で嚥下障害の方にPEGを造設したのですが、胃酸の漏れによるものか、結構腹痛を訴えられます。(今日で術後2日目です)腹膜刺激症状はなく、腹膜炎は否定的と考えております。肺炎もあり、咳が多く、腹圧がかかる度に漏れるのだと思います。
H2は使っているのですが、PPIに変更して胃酸を押さえた方が良いですか?
ストッパーの緩め方にアドバイスは何かありますでしょうか?
他に何かするべきことはありますでしょうか?
[No.286のレス] Re:胃瘻造設時の悩みについて教えて下さい From:おサル先生 2002/08/10(sat) 00:36:15 [MAIL] u-cさん、はじめまして。おサル先生と申します。先のNo.285と同じカキコですね。周術期のトラブル対策は、往診医者のおサルにはちょっと手に余ります。
moemoe先生、みっくん先生、border先生! 急ぎのご質問です! 早急にご回答お願いします。
[No.286のレス] Re:胃瘻造設時の悩みについて教えて下さい From:みっくん 2002/08/10(sat) 08:25:15 [MAIL] まず、腹痛が正常な経過でのものか異常が生じているのかを鑑別しなければならないと思います。
術後2日目ですと意識の清明な方は腹痛を訴えられることも珍しくはありません。正常な範囲の創痛でしたら消炎鎮痛剤での対応でよいと思われます。
しかし、異常な服痛としては、腹膜炎などの可能性もあり、経管栄養が開始されている場合は胆嚢炎もたまにみられます。また、ストッパーが皮膚に食い込むくらいにきつい場合にはその圧迫によるものも考えられます。
熱発や採血検査を行い炎症所見を把握して下さい。必要に応じて腹部エコーやCTで胆嚢の状況や腹水の貯留が出ていないかもチェックします。(腹部単純X線検査も有用ですが、フリーエアーになっている場合が時にありますが、術操作に関連したもので術直後には病的所見とは言えません。)胃瘻周囲の状態もよく見て下さい。
検査で炎症所見が強いようでしたら胃瘻の使用は見合わせて静脈栄養と抗生物質で炎症が改善するまでしのいで下さい。胃瘻周囲が広く発赤しているような場合も胃瘻の使用は控えるべきでしょう。もし、外部ストッパーが皮膚に食い込むくらいにきつい時には少し緩めます。(緩めた上で切り込みガーゼを皮膚と外部ストッパーとの間に挟んで適当な圧迫にするとよいと思います。)胃瘻を使用していないのに胃液がもれる場合はしばらくは胃瘻を開放しておくほうがbetterです。H2をPPIに変更する必要は特にないと思います。
以上、思いつくことをずらずらと並べてみました。大切なことはやはり、至急全身状態と検査所見から病的な疼痛なのかどうかを見極めることと思います。
(ちなみに胃瘻の造設方法と作られた胃瘻の太さなど分かると有り難いです。胃壁固定の有無によっても外部ストッパーの圧調節の必要性など変わってきます。) みっくんでした。
[No.286のレス] Re:胃瘻造設時の悩みについて教えて下さい From:u-c 2002/08/10(sat) 12:16:12 早々のご回答をありがとうございました。先生方のご意見を念頭に、もういちどキチンと見直します。
[No.286のレス] Re:胃瘻造設時の悩みについて教えて下さい From:おサル先生 2002/08/11(sun) 17:35:31 [MAIL] u-cさん、ご返信ありがとうございます。それから、みっくん先生、早朝に書き込みいただき、ありがとうございました。さすが現役の造設医はアドバイスが具体的かつ明快です。今後ともよろしくご指導お願い申し上げます。
[No.286のレス] Re:胃瘻造設時の悩みについて教えて下さい From:moemoe 2002/08/16(fri) 23:09:40 ● 見解
みっくんの見解と一致です.
[No.288] No258のPEG自己管理その後 From:KOTORA 2002/08/15(thu) 10:49:04 以前、知人のPEG自己管理でアドバイスをいただきました。その節は本当にありがとうございました。
はじめはご本人が高齢でしたので、なかなか大変なようでしたが、まずチューブの取り外しができるようになり、しばらく練習することで挿入もできるようになったそうです。
具体的なアドバイスでとても参考になりました。ありがとうございました。また、相談させてください。
[No.288のレス] (^○^)Re:No258のPEG自己管理その後(^○^) From:平成の一休さん 2002/08/15(thu) 12:20:58 [MAIL] ”KOTAORA”さまへ【PEGの自己管理】が出来るようになられたと言うご報告を頂き本当に嬉しく念います。【NO-258】での相談ではご自分でうまく【PEGの蓋が閉められない】と言うご相談だったと良く記憶致しております。PEGを造設すると【誰しもが通る道】でよくある戸惑いなんです。心配はいりませんよ、これを機会に次から次へと新たな課題が発生するかと念いますが慌てる必要はありません。何か【・心配な点・疑問な点・トラブル】等々ございましたらご遠慮なく【当/相談室へ投稿】なさってくださいね。お待ち致しております。知人の方への貴方様の念いやりに敬意を表します。(^○^)^^^^^^^^/がんばって~ね~(^○^)合掌三拝
[No.288のレス] (^○^)Re:No258のPEG自己管理その後(^○^) From:平成の一休さん 2002/08/15(thu) 12:30:02 [MAIL] ”訂正とお詫び”ハンドルネームを誤って記載しましたので、ここに訂正しお詫び申しあげます。(-_-;)また/^^^チョンボ~とほほ~っす ■正式名称:【KOTARO】様でした。(-_-;)とほほ~。
[No.288のレス] (-_-;)Re:No258のPEG自己管理その後(-_-;) From:平成の一休さん 2002/08/15(thu) 16:05:04 [MAIL] ”追記”二重のミスを致しましたので再度訂正してお詫びします。正式ハンドル・ネーム【KOTORA】様でした。又チョンボ?
(-_-;)ション~ボリ・・ここは寝たふりしょよ~Zzzz・・・
[No.285] 胃瘻造設時の悩みについて教えて下さい From:森田周子 2002/08/09(fri) 22:54:34 [MAIL] LKの術後縦隔再発で嚥下障害の方にPEGを造設したのですが、胃酸の漏れによるものか、結構腹痛を訴えられます。(今日で術後2日目です)腹膜刺激症状はなく、腹膜炎は否定的と考えております。肺炎もあり、咳が多く、腹圧がかかる度に漏れるのだと思います。
H2は使っているのですが、PPIに変更して胃酸を押さえた方が良いですか?
ストッパーの緩め方にアドバイスは何かありますでしょうか?
他に何かするべきことはありますでしょうか?
[No.285のレス] Re:胃瘻造設時の悩みについて教えて下さい From:おサル先生 2002/08/11(sun) 17:37:42 [MAIL] No.286と同じ書き込みかと存じます。そちらをご覧くださいネ!
[No.287] 出血でしょうか From:くじ 2002/08/10(sat) 17:34:05 [MAIL] いつも色々アドバイス頂きありがとうございます。再びくじのことでご相談させてください。以前助言頂いた、瘻孔部の膿や、ジクジク感に関しては、非常によくなりました。漏れのほうは、まめにふくようにして、食後の体位、腹圧をかけさせないように注意し、最近薬局で売っている、ゲル状のファイバーや、ミネラル、アミノ酸飲料なども使用したりして、次第に調子がよくなりました。ネットに紹介されている方法も参考にさせていただきました。栄養剤を希釈して、次第に元に戻し、調子よくいっていました。これもアドバイスのおかげです。ありがとうございます。以前みっくん先生に「診察」をうけるようにいわれましたが、実は本人は入院が嫌で退院してきてしまって、今でも、「絶対に病院にいかない」「入院しない、家で死にたい。」と言い張って、結局は病院受診せずに到っているわけですが・・・。先日やはり便秘ぎみになり、トイレにいったところ、また瘻孔部から内容物がでてきました。しかし、今度は少しへんで、血液様のものがタラタラでてきました。最初は胃酸で黒っぽくなっているのかと思ったのですが違うようで、それとまじって、便の匂いのするものがでてきます。本人は痛みは全くなくて、おなかがなんとなく重い感じがすると言うのですが、大変えらそうでした。私はどうにかして受診させたいのですが、本人の受診拒否の姿勢が非常に強くて、意思を尊重して家庭内で何かすべきなのか、緊急を要するのか、困惑しています。今の状況がうまく把握できずにいます。もし何かアドバイスがありましたら、よろしくお願いします。
[No.287のレス] Re:出血でしょうか From:おサル先生 2002/08/11(sun) 17:30:53 [MAIL] くじさん、お久しぶりです。おサル先生です。どうも状況が見えにくいのです。瘻孔とPEGカテーテルが擦れて、赤い血が出てくることはそんなに珍しいことではないですし、少量であれば経過観察で良いと思うのですが、大便の匂いがするとは… 「便秘気味」とのことですが、大便はまったく出ていないのでしょうか。ガスすらまったく出ていなければ、腸閉塞の可能性も考えておかなければならないのではないでしょうか。
バンパー型のチューブ型とのことですので、一度、PEGカテーテルの蓋を開放して、少し内容物を引いてみてはいかがでしょう。便汁様のものが大量に吸引できるようでしたら、やはり腸閉塞を疑います。その場合はそのままそれを開放して(嘔吐が回避できます。減圧胃瘻となります)、やはり病院を受診すべきだと思います。
お父さまのお気持ちも分からないではありませんが、「在宅医療」と「病院医療」は「車の両輪」だと思います。両方が共に高め合って、「地域医療」の底上げになります。「在宅医療」は「病院医療」を必要としていますし、「病院医療」も「在宅医療」を必要としています。
PEGは幸か不幸か、「在宅医療」と「病院医療」の両方を必要とする医学的処置です。そういう意味でPEGは、その地域の医療レベルの試金石になるとすら、思っています。
ごめんなさい。実際に苦しんでいる人を目の当たりにして、何を理屈をこねているのだ、とお叱りを受けそうですね。
でも、その辺りのことをうまくお父さまにお伝えいただき、柔軟に考えていただけるよう、お気持ちが変わって下さればうれしいのです。
[No.282] 物品の交換時期 From:のん 2002/08/07(wed) 22:57:37 [MAIL] 栄養注入に使用するカテーテルチップやイルリゲーターの交換は、どれくらいの頻度で交換すべきなのでしょう?その理由も含めて教えていただけるとうれしいのですが。また、ある文献で、栄養注入後はイルリゲーターを微温湯か番茶で洗浄する。とありましたが、どうして番茶で洗浄するとよいのでしょうか。知ってみえる方、教えてください。
[No.282のレス] Re:物品の交換時期 From:おサル先生 2002/08/08(thu) 23:31:34 [MAIL] のんさんメールありがとうございました。私はカテーテルチップは往診の度に1本づつお渡ししてきています。イルリガートルは最初に2つお渡しして、交代で使っていただいておりますが、そういえば半年以上そのまま使っていただいております。
番茶が良いのは、「カテキン」が含まれているからでしょうか。
皆さんはいかがされていますか?
[No.282のレス] (^○^)Re:物品の交換時期(^○^) From:平成の一休さん 2002/08/09(fri) 01:06:27 [MAIL] ”のんさん”初めまして”おサル先生”こんばんわ~【カテキン】の効用の件は、おサル先生のおっしゃる通りだと念います。お茶と言っても幾つか種類がありますが【番茶・緑茶・煎茶・紅茶・その他】のお茶にはおよそ【20%程度のカテキン】が含まれております。最大の特色は【抗菌化作用】があると言う事ではないでしょうか。具体的には【お茶の成分】の中のカテキンには【抗生物質と抗体】の2ツの作用が今大変注目されております。それは、外部からの菌にのみ作用し体にいる有益な菌の働きを強める作用がありますし、常時カテキンが【胃を洗浄消毒】してくれます。お茶の中に含まれる【主成分】主に・カフェイン・タンニン・ビタミンC・カテキン(20%)位含まれているようですよ。
更に病気の予防薬としての働きが顕著なんです。例えば・食中毒の予防・インフルエンザ・風邪の予防・うがい薬としての効果大・0-157・癌の転移の抑制・胃潰瘍・十二脂腸潰瘍・胃癌・動脈効果・老化防止に良く効くことが評判になっておるようです。実際に洗浄する際は40度位が適温のようですね。文献に番茶が効果があると記載されているのはこのような理由からだと念われます。尚、毎日10杯程度のお茶を飲めば胃内を完全消毒される事が科学的に証明されているようですね。知ってか知らずか我々【仏教者】が何千年の昔から【お茶を好むのは】このような【薬としての効果を知っての飲用】だったのかも知れませんね。合掌三杯
(^○^)√^^^^^お役に立てば嬉しいですけど(~_~)ワイン如何が!
[No.282のレス] そうか。あれは利休さん… From:おサル先生 2002/08/09(fri) 01:54:24 [MAIL] あらっ、一休さん!これだけお茶の効用を説きながら、ワインをおすすめになるとは… そもそも一休さんってお茶のお師匠さんじゃなかったですか! ん、????
[No.282のレス] (^○^)Re:物品の交換時期(^○^) From:平成の一休さん 2002/08/09(fri) 11:00:26 [MAIL] ”おサル先生”♪こんにちわ~♪先生ご指摘の通り【時代考証】し、お茶の歴史を紐解きますと【織田信長】が天下を取らんとした時代に活躍した【千利休さん】は、当/臨済宗/大徳寺/在家出家者でした。当時、お茶を武器に国内外へ盛んに交易を重ね名声を得たと記録されております。しかし、人気がありすぎて逆に織田信長にマークされご承知ののように【臨済宗/大徳寺派/大本山大徳寺/門前上】に【千利休の自分の仏像を建立】して【信長の怒り】をかい【切腹を命じらた】ことは余りにも有名な話です。さて~自分毎で恐縮ですが、人間って【幾ら修行】を重ねて【娑婆】に出て【大悟】を得ようと【修行】しようと念っても【周囲の誘惑に五官】がついつい負けそうになり【負けることも度々】何です。自宅ではお寺の生活と同じようにと心がけてはおりますが、PEGを造設に成功してからは、月に1回位は誘惑に負けてついつい【ビール・ワイン・養命酒】等々を【点滴から50ml位】ポトリポトリと落として楽しんでおります。勿論【お茶も毎300ml】【ポカリスエット400ml・リンゴジュース400ml】も欠かさず落としております。これも体力が回復してきた証かと念って喜んでいます。(^○^)えへへへっチョットばかり怠けてるかな/合掌三杯
[No.281] V-Pシャントと胃ろう From:NAO 2002/08/06(tue) 21:57:29 [MAIL] はじめまして、よろしくお願いいたします。家族の事でお聞きしたいことがあります。67歳、男性。小脳出血術後(脳動脈奇形から)。約3ヶ月経過。遅延性意識障害で約1ヶ月後に開眼。約2ヶ月目に人工呼吸器より離脱。V-Pシャントあり。気管切開あり。鼻腔栄養中。現在、ほとんど寝たきり。聴理解はほぼ良好、表出は顔の表情のみ。目の開閉眼にてyes-noの返事は何とか可能。喀痰量多く、おそらく胃食道逆流、誤燕性肺炎。今後、介護保険など利用し、在宅での介護を検討中。家族が本人の目の前で食事など取ると、「自分も食べたい!」との訴えか? 怒った表情見せる。つい先日、ほんの少しですが初めて笑顔を見せた。という状況です。何とか口から食べさせてあげたいのですが、胃ろうは有効、、、可能でしょうか?
[No.281のレス] Re:V-Pシャントと胃ろう From:みっくん 2002/08/06(tue) 23:12:02 [MAIL] こんばんは、NAOさん。
V-Pシャントの入っている方に胃瘻造設は可能かという質問には、答えはずばり「可能」です。
ですが、他の方と比べて問題もあります。V-Pシャントの両先端は腹腔と脳室内に開口しています。そのため、万が一にも胃瘻造設後に腹膜炎を引き起こしてしまうと、そこから細菌が容易に脳内に達し、脳炎や髄膜炎といった重症な中枢神経系の感染症に移行する危険があります。この危険を減らすためには、完全清潔手技で施行できるイントロデューサー法といわれる方法が望ましいと思われます。もしくは最近発売された「感染防止タイプのプル法」で行うのが適当と思います(決して他の方法では絶対に出来ないといっているわけではありません)。
でも、これはあくまで理論上のことであって、私も10例をこえるV-Pシャントの方に胃瘻造設を行いましたが幸い感染をおこしたことはありません。知っている限りでは胃瘻からV-Pシャントを介して脳内に炎症をおこしたという報告もありません。でも、行う時はいつもその危険を念頭にやってます。
一度瘻孔が完成してしまえばあとは普通の胃瘻の方と何ら変わることのない恩恵が受けれれます。
「聴理解はほぼ良好、表出は顔の表情のみ。目の開閉眼にてyes-noの返事は何とか可能。」との状態でしたら何とか顔の状態をスッキリさせてあげたいものですね。経鼻胃管が抜けた時、きっとまた笑顔が素敵にみられることと思います。主治医の先生と十分に話し合って御検討下さい。
[No.281のレス] Re:V-Pシャントと胃ろう From:NAO 2002/08/07(wed) 22:34:54 [MAIL] みっくん先生、はじめまして。早速のご返事、どうもありがとうございました。「口から食べる」ことに少し期待がもてました。主治医の先生方、その他周囲のスタッフの方々と、良い方向に進むよう検討していけたらと思います。ほんとに、ほんの一瞬でしたが、父の片方の口角が引き上がり、表情が和らいで「ニコッ」と笑顔を見せてくれた時の喜びはなんとも言えませんでした。これから、長い道のりになるとは思いますが、家族みんなで頑張って行きたいと思います。多くのみなさんのご相談と、先生方や業者の方々の暖かいご返事・アドバイスを参考にさせて下さい。今後ともよろしくお願いいたします。
[No.281のレス] Re:V-Pシャントと胃ろう From:NAO 2002/08/07(wed) 22:35:56 [MAIL] みっくん先生、はじめまして。早速のご返事、どうもありがとうございました。「口から食べる」ことに少し期待がもてました。主治医の先生方、その他周囲のスタッフの方々と、良い方向に進むよう検討していけたらと思います。ほんとに、ほんの一瞬でしたが、父の片方の口角が引き上がり、表情が和らいで「ニコッ」と笑顔を見せてくれた時の喜びはなんとも言えませんでした。これから、長い道のりになるとは思いますが、家族みんなで頑張って行きたいと思います。多くのみなさんのご相談と、先生方や業者の方々の暖かいご返事・アドバイスを参考にさせて下さい。今後ともよろしくお願いいたします。
[No.280] 暑中お見舞いをいただきました。 From:PDN 2002/08/06(tue) 15:10:07 [MAIL] 「患者・家族体験記」にご投稿頂いている照川さんから近況報告
1 夏祭りなど
A
7/27は私の住む鵜原の夏祭りでした。
外はギラギラした夏の太陽を浴びており、室内湿度75%、その上風がないので、さすがにエアコンをつけても生暖かくてベットでふとんをめくったまま動けませんでした。
ベットにいて家の前を通る、お船の笛太鼓、大名行列の掛け声、御輿が通るときの祭り歌や威勢良くもみあう声を聞いていました、(姿は見えませんが)
B
明けて7/28は、気温は同じなのにエアコンもつかわないのに涼しかったです。室内湿度65%、風があるだけでこんなに違うのかと驚きました。
C
反面、これからは少しくらい気温が高くても、湿度が低くて、風があれば、何とか凌げるのではないかと自信のようなものが湧いて来ました。
2 7/20は、海の日ですが鵜原は海開き、関東は梅雨明けを宣言されました。
3 台風など
A
私は、7/11の朝5時40分に目が覚めました。
台風は4時に千葉県を横断通過したとの報道。
全く眠っている間のできごとでした。
8時ころ戸を開けてもらいましたら、眩しいお日様が飛び込んで来ました。
被害はなかったようです。
B
前日の7/10は、女房が台風に備えてバッテリーの点検をしてくれました。
「あっ、外部電源にならない」との声に驚きましたねぇー。
つまり、呼吸器の予備電源のバッテリーが放電して残量が0=ゼロでした。
まさかの出来事は人の気持ちを慌てさせます。
停電になって、女房が一晩中アンビュー(手動式呼吸器)を押し続けることを考えると複雑な気持ちになりました。
女房が自動車の修理屋さんに電話をして、新品のバッテリーを配達してもらう確約したのが午後6時。辛うじてセーフでした。
C
7/16は、午前中に台風7号が関東の沿岸部に到達するという。バッテリーは、新品の他に2個充電をして届けてもらっているので、停電対策は出来ている。
後は、家に被害の出ないことを祈るだけである。
午前中ヘルパーさんの訪問を受けた。
テレビで台風情報を見ていた女房が「房総はお昼ころだってよ」と言って戸締りの再確認をする。
午後を過ぎて1時か2時になってからテレビを見たら「11時ころ勝浦市に31メートルの強風が吹いた」の報道に一瞬「えーっ」とあっけにとられるほど驚いた。
だって、私の部屋の雨戸はピクリとも動かなかったほど風がなかったからです。
私の住む地域は、南側は海、他の三方が山なので、南を除けば自然の要塞なのだ。
これに守られている。
D
二つの台風が1週間に続けて房総半島を横断したのは初めてだそうです。
それなのに、なにも被害を受けなかった。
幸せという以外言葉がない。
E
だけど、バッテリーの残量が測定出来ないことだけは、いつまでも悩みの種と
して尽きない。
[No.274] PEG造設前の患者様と御家族の不安・心理を聞かせて From:neko 2002/07/31(wed) 11:32:23 [MAIL] はじめまして(^ ^)脳神経外科に勤務するNsです。院内勉強会で今度PEGについて取り上げることになりました。手技・管理については様々な本から調べる事が出来たのですが,それを決断・行うまでの本人・御家族の不安の有無や思いなどを知り精神的なアプローチも必要・・・すごく重要だと思うのです!生の声や現場での対応を教えて下さい。お願いします。
[No.274のレス] (^○^)Re:PEG造設前の患者様と御家族の不安・心理を聞かせて(^○^) From:平成の一休さん 2002/07/31(wed) 21:44:08 [MAIL] ”neko”さま、PEG/投稿覧へWELCOM/大歓迎致します。私達はナースの皆さんの沢山の参加を密かにお待ちしておりました。最近ナース関係者の皆さんからの問い合わせ等が多くなり嬉しい悲鳴を上げておる状況です。さて、お問い合わせの件ですが素晴らしい点にお気付きになり真剣に取り組もうとされている姿に感動を覚えます(^-^)vブィ!。【患者さんやご家族の不安の有無】や【念いや精神的なアプローチがすごく重要】とのご感想真にその通りだと念います。今の【医療界に一番欠けている】のは【思いやりの精神】だと念います。その思いやりとは何かと言うと【医療者側⇔患者・家族との関係が対等】でなければ必ずシコリが残ります。【医療関係者も1人の人間⇔患者・家族も1人の人間】から出発しなければお互いの【信頼関係・絆の構築】はできません。私の実践しているのはこの点です。例を上げれば【患者は何でもかんでも医療関係者任せではいけない】のです。一方【医療者は見てやっているんだと言う従来の姿勢を反省して欲しい】のです。更に、お互いがお互いの【立場を認め合う】ことが重要です。つまり【患者・家族側】は怒涛のように押し寄せる患者の対応に医療関係者は疲れ切っていると言う実情をキチンとご自分の目で確かめてあげることです。次に【医療関係者側】は患者・家族の方々が絶望感・孤立感・差別偏見感等々社会的差別に苦しんでいらっしゃる現実が厳然とある点を把握ししっかりと受け止めて【現在出来る範囲内で精一杯】の【サービスとサポート】をして差し上げることに尽きるのではないでしょうか?PEGを通して皆さんが最初に気付かれることは【法的な医療制度の壁や矛盾】次に【医療界の閉鎖的な体質】あるいは【チーム医療の必要性】あるいは【医療機関間の技術やサービスの格差】又は【国立病院を中心としたここは研究の府】だと言う時代遅れの考えが定着している点です。でも、この自惚れた考え方も100年前位から延々と引き継がれてきた悪しき慣例ではないでしょうか?その国立系の病院も来年4月からは【独立行政法人として民間病院並のサービス・サポート】が要求されるのです。その行政や時代の流れについていけない【病院は消えて頂く】しか道は残されていません。でも、実際は【民間の大病院】も【似たような現状】であることは言うまでもありません。【医療ミスの多発・告発】が盛んにマスコミで大きく報道されていますが今後はもっと厳しい目がそそがれるのは仕方のないことしょう。そこで皆様が最初に取り組んで頂きたいのは次の点です。従来の【研究中心の医療から⇒患者の立場に立った医療】への大転換を図って頂きたいのです。それは大変ですよ、【凄い抵抗に遭遇する】ことは覚悟して【全員で一体】となって取り組む必要が必須条件です。私がお世話になっている私立大学系の付属病院も日本を代表する名門病院ですが【病院長自らNHK総合テレビでこう宣言されました⇒私共の病院は研究中心の医療から⇒患者の立場に立った医療機関に移行します】と宣言されました。【そのキッカケ】は度重なる医療ミスの連続で医療体質に各方面からメスが入った為なんです。【NHKスペシャル】では2回シリーズと【異例の放映】がなされました。題名は【医者の裁量権は何処まで許されのか】と言う内容でした。ここでは医者が医療ミスをしても【死亡診断書に医者自身の裁量だ都合の良いよう】に書けるのです。それが日本医療界に実態の一例です。そのことが国民は当たり前と信じて疑わなかったのか?黙認していたのか?泣き寝入りせざる得なかったのか?実態が知らされなかったのか?の原因はさまざまではないでしょうか?こうしてマイナス要素的な書きこみをしましたが、反面プラス要素的な考え方が芽生えているのです。そのプラス現象とは日本全体のあらゆる産業界で大改革を迫られているのです。いわゆる【ビッグバン⇔グローバル化】があらゆる業種に改革を促しているのです。【病院経営も例外ではない】と言うことを申し上げたいのです。もはや【日本医師会とか鉄鋼連とか日本経団連とか自動車労連とか○○連】等々【圧力団体で陳情するパターン】はもう時代に大きく遅れ世界の中でも取り残されはじめているが実情ではないでしょうか?兎に角皆様の患者中心への医療の在り方への移行への第1歩と受け止めその【勇気・決断】に敬意を申し上げます。なお、ご質問には未だ充分にお答えしていないことをお許し下さい。今回は【具体的の方策】に入る前の【総論だけ】で筆を置きたいと念います。【各論については】今後1ツ1ツ具体的にお答えして行きたいと念っておりますことをご了承願いたくお願い申し上げます。尚、東京慈恵会医科大学病院/外科/消化器グループ/では既に入院中の患者・家族の皆様に個別に【民間ボランティア】で個別毎に【カウンセリング】を始めました。その様子はつどあるは直接お伺いして【実例を紹介】させて頂きたいと念っております。なお申し遅れましたが【PEGを必要】とする患者さんは大まかに分けて【3通り】あるかと念います。【第一点目】:【術後障害】を対象とした造設、【第二点目】:【脳神経内科・外科】等の患者さんで【自分の意思で身体がご不自由な方】を対象として造設、【第三点目】:いわゆる【老人介護者】を対象とした造設に分けられると念います。そしてそのいずれもが残された家族のご負担は・経済的・精神的・肉体的にも大変な負担を強いられております。苦痛に耐え兼ねて悲劇のニュースも度々ですよね。最後にどうしても訴えておきたいことは皆さん何れもが【絶望の淵に追い込まれているのが現状】です。一刻も早くこのような状態から脱皮したいと私達NPO法人/PEGドクターズネットワークが誕生しました。私達は【PEGと言うツールを切り札】として医療改革の一翼を担う為にあるようなものです。どうかその辺の気概をご理解板でければ誠に幸いです。当/投稿覧/登録病院はうなぎ登りです。
日本中に多くの【良識派の先生方が沢山いらっしゃる証】です。
私達の啓蒙活動はまだ始まったばかりですが、想像を絶する反響に戸惑いを隠せませんと言うのが本音なんです。でも、始めて良かったと誰しもが実感・体感・感得・手応えを強く全身で感じております。【neko】さまからの問いかけや相談はPEG進化の為の【宝】にしなければなりません。何れもが【先生であり生徒ある関係】でお付き合いしたいと願っておりますが如何でしょうか?
兎に角、この度の問い合わせは又1歩前進の弾みになりました。
ありがとうございました。ご協力よろしくお願い致します。合掌
\(^o^)/コンバンワ!(-.-)y-~~~ひといき( ∩_∩)_旦~~ はい お茶でも如何か!!!!いや~じゃービールにしようかしら(+_+)
[No.274のレス] Re:PEG造設前の患者様と御家族の不安・心理を聞かせて From:Dr.YOU 2002/08/05(mon) 15:34:10 [MAIL] nekoさん、初めまして! Dr.YOUです。どうぞよろしく!
患者様やご家族の不安(恐怖心も大きい)に対応するのに最も良いのは、ズバリ、PDNを活用することです。専門の医師やSTの易しい文書やPEGを受けた方や家族の体験談がすぐに手に入るので、これを参考にするといいと思います。nekoさんの病院にすでに体験者がおられれば、その方に協力していただくのもひとつの方法でしょう。
僕自身はPEGにとりくんで15年くらいになりますが、最も多いのは「胃に穴を開ける」ことに対する恐怖と「一生PEGをしたままになるのでは?」という不安です。前者については、資料を示しながら、PEGの実際と効果(特に経鼻胃管との違いを強調した方がいいでしょう)および合併症をきちんとお話しするしかないと思います。希望者には、造設時に家族に見学してもらうのも安心感を与える手段(術者にはプレッシャーがかかりますが)のひとつです。後者については基礎疾患やリハビリの進展にもよりますが、胃瘻からの栄養管理が長期になることを受け止めていただくのが多いというのが現実です。
対象となる患者様が今いらっしゃるのなら、看護サイドで突き当たっている壁とそれがPEGによって解決されそうかどうかを検討すると、活きた学習会ができると思います。
僕自身がPEGをやろうと思ったのは、脳腫瘍術後の患者様で経鼻胃管からの栄養管理を余儀なくされており、極度の不快感から何度も自己抜去を繰り返し、あげくの果てに肺炎で亡くなったのを目の当たりにしたのがきっかけです。そのあと、80年代後半の内視鏡学会だったと記憶してますが、会場でPEGのプロモーションビデオを初めて見たときに「これだ!!」と直感したのが始まりでした。
初めての症例では緊張もするでしょうが、このチャットに相談されたことが解決の第一歩だと確信して、取り組んでください。
[No.275] 胃ろう造設について教えて下さい。 From:don 2002/07/31(wed) 23:45:16 はじめまして。89歳の祖母のことで相談させていただきたくお邪魔させていただきました。専門的な知識も医学用語も分かりませんので、お読み苦しい点はお許しください。
祖母は2ヶ月前、脱水症状による脳障害で38時間にわたり意識がなくその後意識も回復し、おもゆや卵豆腐などの食事もはじまったのですが、誤嚥肺炎を繰り返しおこし、現在は高カロリーを点滴しています。しかしここ2,3日吸収が悪くなって湿疹と足の浮きもでて、尿も出にくくなってきました。体重も30kgをきり、37度前半の発熱もあります。先日主治医から胃ろう増設の話がありました。ここ2ヶ月胃をつかっていないので、水分をまず経鼻チューブでいれて様子をみてから胃ろう作る事になりました。
今日経鼻チューブ挿入を試みたのですが、もう嚥下運動がうまくいかず、チューブが入っていかなくて先生も困ってしまいました。祖母は20年前乳がんで左肋骨を2本削っていますし、9年前大腸がんで左側に人工肛門を造っています。そんな大病をしても元気になってきた祖母をなんとかもう一度元気にしてあげたいのです。痩せて鎖骨からも高カロリーの点滴の針を刺すことも出来ず手足も限界がきているようです。
やはり2ヶ月も胃を使っていず、祖母のような状態では、胃ろうを造設することは困難でしょうか。胃ろうを造設しても栄養を吸収しないかもしれないと先生をおっしゃるのですが・・・。
[No.275のレス] (^○^)Re:胃ろう造設について教えて下さい。(^○^) From:平成の一休さん 2002/08/01(thu) 01:07:50 [MAIL] ”donさん”今晩はご相談の文面を拝見し思わずホロリとしました。母を元気にして上げたい。ひしひしとその念いが伝わって参りました。内容を拝見する限り患者の私の出る立場ではない深刻な状況に感じます。でも、全国の良識派の先生方がご覧になっていらっしゃいます。何らかの【コメント】があるかと念いますので今暫くご返事をお待ち下さい。頑張って下さい【最後まで諦めない】で今出来る限りを尽くすことが万一の場合【悔いを残さない】大切なポイントです。あの時って【後悔することなない】ように最大限の頑張りを期待します応援させて頂きます。合掌三拝
(・o・;)「/」(・o・)」バトンタッチ!( ∩_∩)_旦~~ ねね!!
[No.275のレス] Re:胃ろう造設について教えて下さい。 From:おサル先生 2002/08/01(thu) 01:25:43 [MAIL] donさん、はじめまして。おサル先生と申します。donさんのお母さまへの真摯な思いに胸を打たれております。
内視鏡的胃ろう造設が出来るかどうかに関しては、お母さまの現在の全身状態が内視鏡手術に耐えられるかという点だと思います。体重が30キロを切っておられるということですが、もともとの体重、あるいは身長はどのくらいなのでしょう。アルブミン値は低いのでしょうか。
うまく胃瘻をつくることが出来れば、2ヶ月の絶食状態であっても、少量の栄養剤からあせらずにゆっくりやれば乗せていける可能性もあるかとは思います。
みっくん先生、適切なアドバイスをお願いします。
[No.275のレス] Re:胃ろう造設について教えて下さい。 From:みっくん 2002/08/01(thu) 20:10:31 [MAIL] donさん、ようこそPDNへ。おサル先生、御指名有難うございます。みっくんです。
(一晩チェックしなかっただけなのに、今朝のぞいたらいろいろなカキコがあってびっくりしました。)
donさんのカキコに思わず涙しそうになってしまいました。
文面からしか判断できませんが「浮腫(むくみ)が悪化している」「尿の出が悪い」「微熱の持続」「体重が30kgない」という状況は極度の栄養不良でかつ全身状態が不安定であるように思います。
胃瘻造設は簡単とはいえ手術であるため、不安定な時に(特に状態が悪化傾向の時に)胃瘻造設を行うことは経験的には避けるべきと考えています。(痩せてはいても、栄養状態がよい状態で安定していれば造設は大丈夫と思います。)
主治医の先生が言われたように、経鼻胃管からしばらく栄養して全身の状態改善、安定させてからの胃瘻造設が望ましいように思いました。極めて状態が不安定であったり栄養状態が悪い場合には、胃瘻造設しても(造設することは可能です)傷の経過が思わしくなかったり、トラブルの発生するリスクが高くなります。しかし、経鼻胃管の挿入が難しいとは困りましたね。なんとか、経鼻胃管を挿入して安定した栄養を入れてあげられるように再トライしてもらってはどうでしょうか。
「2ヶ月の絶食」と言うこと自体はおサル先生の言われるように、消化の必要ない流動食を少量から入れてやれば胃瘻の使用は可能です。むしろ、現在の栄養状態と病状の安定性が大切だと思います。
[No.275のレス] Re:胃ろう造設について教えて下さい。 From:don 2002/08/01(thu) 20:21:46 早速のお返事ありがとうございました。ご心配いただき涙がでました。励ましのお言葉を胸に頑張りたいと思います。
祖母の身長は150cmで、入院前の体重は33kg前後です。アルブミン値は明日先生にお尋ねします。内視鏡もやはり経鼻チューブと同じようにゴクンと自分の力で飲み込んでいかないと無理なのでしょうか?麻酔などでグッと押し込んでいくことはできないのでしょうか?本人はやはり苦しいものなのでしょうか?素人的な考えですみませんがまたアドバイスをお願いいたします。
[No.275のレス] Re:胃ろう造設について教えて下さい。 From:don 2002/08/01(thu) 20:34:01 みっくん先生ありがとうございました。先生のアドバイスを拝見させていただく前にカキコしてしまいました。やはりもう一度経鼻チューブをトライしていただくのが望ましいのですね。祖母には苦しい思いをさせてかわいそうですが、頑張ってもらって是非成功するように祈ります。皆様ありがとうございます。
[No.275のレス] Re:胃ろう造設について教えて下さい。 From:おサル先生 2002/08/03(sat) 01:18:41 [MAIL] みっくん先生。突然フッてしまい、失礼いたしました。この辺りの思慮深さはみっくんならでは、と思いました。今後ともよろしくご指導ください。
[No.276] 誰か教えて From:のん 2002/08/02(fri) 11:29:38 [MAIL] 胃ろう造設後のマウスケア方法として、イソジンガーグルによるうがいがよいと書かれてますが、イソジンは常在菌を殺してしまうため使い続けるのは良くないとも聞きます。実際どうなのでしょう?それから、注入する時に栄養剤を水でうすめて入れるのは好ましいこと?薄めると嘔吐しやすいという話も聞いたのですが・・。
[No.276のレス] (^○^)Re:誰か教えて/お待たせ~(^○^) From:平成の一休さん 2002/08/02(fri) 19:52:38 [MAIL] ”のん”さんへ、PDN/NP/投稿欄へようこそ歓迎致します。さて胃ろう造設後の【イソジンガーグル】による【うがい】が良い点について【基本的】な部分のみ述べさせて頂きます。問い合わせでは【胃ろう造設後】について書き込まれておりますが【PEG造設時前】にもっと知って置くべき【重要な身体構造上の課題】があります。それは【喉の部分】は積年に渡り【食べ物・飲み物】類が通り過ぎていく場所です。その為【喉の部分】には【何重構造もの雑菌が累積】していわば【雑菌の集積所】とでも言って過言ではありません。今盛んに【PEG造設後化膿】すると言う問題が議論されていますが【原因はPEG造設時】【喉部分に集積した雑菌】が【ワイヤーで内視鏡】を通して【PEGを腹部】へ引っ張る時、最終的に【PEG造設場所に雑菌が塊】となって【付着し化膿】を引き落とすと考えられています。その為内視鏡でワイヤーを使ってPEGを挿入する際雑菌をPEG造設場所まで塊を引っ張ってこない【新しいキット】が既に開発されております。それはキットに【コンドーム】で包んで喉を通過する際、喉に累積した【雑菌を一緒に運んできません】ので【PEG造設部分に化膿を引き起こすことは解消】されております。既に【実験済みで大成功】していると報告を受けております。以上のような理由でPEG造設後に【何故イソジンガーグル】で【うがい】を進められるのかとの理由は喉に累積している【雑菌を少しでも退治】する為に行うと受け止めて頂ければと念いますよ。コンドーム付きPEG製造メーカーは実名ではご紹介できかねますのでお調べ頂ければ直ぐ判明すると念います。
一般的にイソジンを薄めてうがいを進めるのは喉の雑菌がイタズラしないよう先生が進めていると解釈頂ければ成る程と納得されるのではないかと念います。栄養剤で薄めるうんぬんは情報げありませんので今回の回答はぶかして頂きますのでご了承下さい。
以上現在【知り得る情報】をご紹介させて頂きました。合掌三拝
[No.276のレス] Re:誰か教えて From:おサル先生 2002/08/03(sat) 01:02:53 [MAIL] のんさん、はじめまして。おサル先生と申します。平成の一休さんがご指摘されましたように、PEG術前の喉の除菌の重要性は最近たびたび学会でも取り上げられているようです。一方、PEG造設後の口腔ケアが大切なことはこのホームページ上でも紹介されておりますが、イソジンが最適なのかどうかについてはいかがでしょう?
リハビリ専門の先生か、歯科の先生! どなかかご回答お願いします。
もう一点の栄養剤をうすめる件につきましては、私は胃ろう栄養の導入期などの特別な場合を除き、うすめるべきではないと思います。栄養剤投与後にどうせ微温湯を追加するのなら、最初から混ぜちゃえ!と、栄養剤と微温湯を同時に(つまりうすめて)投与している施設などを見かけますが、これは患者さんのおなかがチャポ・チャポになってしまい、嘔吐・胃食道逆流の原因になります。胃の排出時間(T1/2)は、だいたい平均60分くらいですから(老人で1時間くらいか)、栄養剤投与中にも栄養剤は少しずつ胃から排出されています。だから、栄養剤投与後に微温湯を注入するのは、決して混ぜて投与するのとは同じではありません。
当HPのワンポイント・アドバイスにありますように、むしろ栄養剤のとろみアップ(粘度増強)あるいは濃度を上げてなるべく量をコンパクトにして投与するのが、きっとこれからの栄養剤投与法の主流になるのではないか、と私は考えています。
あくまでも、水分は栄養剤と別途投与が原則だと思います。
他の先生方のご意見もお聞かせ願えればと思います。
(頭がぼーっとして、ユーモアの湯の字も出ないぞ)
[No.273] 無事交換できました From:たか 2002/07/29(mon) 20:08:54 [MAIL] こんばんわ(^ー^)ノ
今日の通院でペグの交換をしてもらってきました。でもそのことを書く前に、ペグとは胃ロウを作る手術のことを言うと最近認識しているのですが、では今日みたいにチューブの交換のことをなんと言えばよいのでしょうか?ペグの交換でいいのですか?今回はペグの交換というと事で話させてもらいます。1月にバンパー型のチューブペグをつけてもらってちょうど半年たちました。今までは16Frのチューブ型でしたが、今回は20Frのカンガルーボタン、バルーンにして貰いました。一休さんをはじめ皆さんに交換のときは痛いと聞いていたので、朝から憂鬱な気持ちで病院に行きました。診察室に呼ばれてすぐに交換しようと先生に言われました。確かにチューブを抜くとき、ちょっと痛かったですが、皆さんに驚かされていたので、それほどではありませんでした。(^。^;)ホッ! 挿入も太くしたせいか最初ちょっと入りづらかったみたいですが、たいした痛みもなく何とか入りました。無事に交換が終わったのですが、太くしたせいかちょっと血が出て痛かったです。家に帰ってきて、シャワーでその血を流してやりました。その後に処方して貰った「ゲンタシン軟膏」を綿棒で塗っておきました。気になるのは、ペグがちょっと皮膚より前に出ているのです。手で押し込めば痛いですが入ります。でも手を離すと出てきてしまいますけど・・・これはこんなものなのでしょうか?先生に聞いてくれば良かったのですが病院では血が出たのでガーゼをかぶせられたので分からなかったのです。あと、ボタン型でも一日に一回くらいは回したほうがいいのですか?さっき回したら簡単に回りました。ペグも最初はメデコン社のだと聞いていたのですが、シャーウッドでも出たみたいで、先生が今と同じ会社と言うことで選んでくれたみたいです。なぜ20Frにしたかと言うとその太さでは4センチの長さのがなかったからです。面の皮は薄いけど、お腹の皮は厚いみたいです(^^;ともかく無事に交換出来たことを報告させてもらいます。(゜▽゜*)あっ!胃ロウ手帳に書いてもらってくるのを忘れてしまいました。次回かいてもらわなくては。。。
それから、みっくん先生に送っていただいた本を先生に見せたら危うく取られるところでした。とても参考になっています。ありがとうございました(o*。_。)oペコッ
[No.273のレス] (^○^)Re:無事交換できました:祝:バンザーイ(^○^) From:平成の一休さん 2002/07/29(mon) 21:22:32 [MAIL] ”たかちゃん”無事PEG交換終了本当に良かったですね。しかも痛みも予想以下の報告にホット致しております。PEG交換時の痛みは個人差がありますので悪しからず【脅かしてf(^_^;スンマセン】ね~。最初から痛いぞと脳にインプットしておくと脳が予め体調をその痛さに対応出来るように調えをしますので痛みも和らぐのです。次にPEGが少しお腹から出ている状態は正常です。心配しないで下さい。胃や腸は食物が入ると消化活動する時収縮活動しますのでPEGと皮膚表面との突起は5mm~10mm程度は必要です。PEGを造設(交換)して1週間程度は人によっては多少痛みが残る人もいますが、もし痛いようであれば【ボルタレン座薬の痛み止め】を挿入すれば3日~4日で直りますので先生に言って処方してもらって下さい。痛さが続く時は【内壁が化膿します】ので、その場合は別途【化膿止めの薬を処方(クラビット等)】を処方してもらって下さい。まっ・・たかちゃんの場合はこの心配は入らないようですね。PEG交換無事終了おめでとうございます。合掌三拝
(^^)dグッド(^o^)//"""パチパチパチ■D\(^^ ) 紅茶でもどうぞ
[No.273のレス] Re:無事交換できました From:ミント 2002/07/30(tue) 13:17:53
たかちゃん、無事交換おめでとう。
私や一休さんの脅かしが効いたようで良かったですね。(笑)
ところでペグが少しお腹から出ている件ですが、私も1cmほど出ています。
でも交換する前、みっくん先生からのアドバイスの中に「お腹から少し出ているのがベスト」
ということを教えて頂いていたので、何の不安もありませんでした。
一休さんのおっしゃる通り、胃がグググーと動くとペグも
グググググーと中に引っ張られます。
中に引き込まれることはないのに思わず手で抑えてしまいます。(^^;)
もうひとつ、どうしても書きたいことがあったのでここで書いてしまいますね。
瘻孔からの漏れですが、お陰様で私はほとんど漏れがありません。
ですので、一休さん考案のティッシュのこよりがものすごく役に立っています。
1日1回、入浴の祭に取り替えるだけで済んでいます。
私の場合は漏れが少ないので、2枚1組のティッシュを1/3ほど裂き
それをこよりにしてくるんと撒いています。
とっても経済的で助かっています。
キットからの漏れも、フィーディングチューブの接続部分をチューブを少し残してカットし、
そのチューブの先を熱でつぶして密封して使っています。
それを使ってからはまったく漏れがなくなり、造設半年後の今、
一番快適なペグ生活を送っております。
これも一休さん初め、諸先生方のアドバイスのお陰と心から感謝しております。
本当にありがとうございました。
このままでどのくらい持つか分かりませんが、交換は出来るだけ先に延ばしたいなぁと思っております。(苦笑)
また悩みがでたときには直ぐにお邪魔させていただきます。
また時々は報告しにお邪魔します。
[No.273のレス] Re:無事交換できました From:旅は道ずれ 2002/07/30(tue) 19:31:56 たかさん、無事に交換おめでとうございます。
次からは同じ太さの交換でしょうから「アラ、そよ風がお腹を
なでたわ」になるかしら。
なんのかんのといっても胃瘻は私のお腹にあるわけではないので、夫の様子や言葉で感じ取れる範囲で貧しい想像力を駆使しても、やはり本当のつらさは分っていないのでしょう。
ですからここに書いていてもいつもイマイチ面映いのですが・・
でも皆さんのおっしゃることが一つづつ夫の言葉と一致して、なるほどなあと勉強させていただいています。
キットが胃の中にクーと引き込まれる様子も、、うんうんと。
こよりの話も、夫は漏れはないのですが一応ガーゼを毎日取り替えています。10メーターの滅菌ガーゼ(500円位)を買って自分で3センチ四方のY字にカットして当てていますが、乾いたままなので部屋のあちこちに落として歩くのが困ったもんです。
困った事がなくても毎日一度は談話室を覗きます。必ず収穫があるので覗かないわけにはいきません。ありがとうございます。
[No.273のレス] ありがとう From:たか 2002/07/30(tue) 20:23:40 [MAIL] 一休さん、ミントさん、旅は道ずれさん レスありがとうございますm(._.*)mペコッ
無事に一晩過ぎました。16から20にしたせいか漏れも今のところなくなり、出血もわずかになり喜んでいます。ガーゼに軟膏はまだ塗っていますがね。痛みはほとんどなくなりました。もっとも当初から胃の内部の痛みはなく、表面に面したところの皮膚が切れて痛かったので、直に治るのではないかと思っています。ペグも少し出ていて良いということなので安心しました。(^。^;)ホッ! 今回たかが入れたバルーンにはワイヤーがついていて、割れにくいと聞いています。どんどん良いのが出てきているのですねえ。そうそう、ボタン式の場合はチューブ式みたいにエレンを挿入した後フラッシュしなくて良いのですか?過去ログを探さずに書いていますが。。。(^∧^) ゴメンゴメーン
[No.273のレス] Re:無事交換できました From:旅は道ずれ 2002/08/02(fri) 11:04:49 たかさん、痛みもなくなったようで良かったですね。
フラッシュですが、夫の場合はボタンになってもチューブの時と同じように、エンシュアー→フラッシュ→投薬2種類→フラッシュ、とやっています。1時間半で600cc程の液体がか弱い胃?に充満することになるので暫くは膨満感に悩まされます。
あと、気がむくと瘻口をぬるま湯で丁寧にふいています。これを怠ると漏れはないとはいっても目に見えない汚れで、ロウコウは
硬くなっているようです。食後にナプキンでお口をそっとぬぐう
淑女のごとくですね。 あくまでも自己流ですが・・・
[No.273のレス] σ(澎゜*)妄妄 From:たか 2002/08/02(fri) 20:10:11 [MAIL] 旅は道ずれさん、ありがとうございます。フラッシュした方が良いのですね。さっそく明日からフラッシュしようと思います。僕は今は1時間に120ccで入れているせいか、それほど膨満感は感じていません。でも朝起きたときは少し感じるかな・・・トイレに行けばそれも大体治まりますけどね。ロウコウを綺麗にするのは、お風呂に入ってシャワーを浴びたときだけですね。シャワーのお湯をロウコウにかけています。これが気持ちよいんですよねえ(^。^)さて今夜もそろそろエレンを作って用意しなくては。。。
[No.261] 特定医療保険材料費について From:やんさん 2002/07/17(wed) 19:47:51 はじめまして
うちの診療所では胃瘻交換のPEGの費用を去年からとっていないのですが、先日業者より取れるはずといわれました。いまはガストロボタンのかたとカンガルーボタンのかたがおられるのです。こちらのホームページではとれるとあるので社会保険事務局から厚生労働省へ問い合わせしました。在総診と栄養管加算をとっているととれないという回答でしたがどうなのでしょうか。
[No.261のレス] Re:特定医療保険材料費について From:シュウ 2002/07/18(thu) 09:15:33 やんさんへ、
私もまったく同じ経験をしました。おサル先生の解釈ですと別に請求できるということですが、どうなのでしょう。
[No.261のレス] Re:特定医療保険材料費について From:おサル先生 2002/07/18(thu) 15:53:06 [MAIL] やんさん、シュウさん。こんにちわ。おサル先生です。2001年2月以前の運用がまだ適応されていたということですか!?在宅寝たきり患者処置指導管理料を算定している場合は‥? あるいは外来で交換処置をした場合は‥? なんだか自信がなくなってきました。私もいろいろ調べてみます。しばらくお時間をください。今後ともよろしくお願いします。
[No.261のレス] Re:特定医療保険材料費について From:シュウ 2002/07/18(thu) 19:53:44 おサル先生にそう言っていただけると心強いです!私ももっと勉強してみます!
[No.261のレス] Re:特定医療保険材料費について From:やんさん 2002/07/18(thu) 22:50:20 おさる先生よろしくお願いします。在宅での分はなかなかどこにも資料がなくて…またほかのことも色々お聞きしたいので今後ともよろしくお願いします。
[No.261のレス] Re:特定医療保険材料費について From:おサル先生 2002/07/24(wed) 15:26:46 [MAIL] シュウさん、やんさん。遅くなりました。どうもこの件に関しては、いろいろな解釈があるらしいのと、都道府県によっては全く理解のできない運用がされていたりで、たいへんむずかしい問題だということだけが分かりました。たとえば、在宅成分栄養経管栄養法指導管理料を算定していたら、交換用胃ろうカテーテルはそれに付随する栄養管セット加算に含まれるとする解釈や、クリニックの外来に連れてくれば、別途、特定医療保険材料費が算定できるとする解釈、いや在宅でも算定できるのだとする解釈‥。在宅寝たきり患者処置指導管理料を算定している場合は、特定医療保険材料費は算定できないとする解釈、それではかわいそうだから代替請求で認めているとする都道府県、いや出来るんだとする解釈、一方、それを算定していても外来に連れてくれば交換用胃ろうカテーテルを特定医療保険材料費で算定できるとする解釈‥。
ただ、この掲示板で厳しい解釈を提示して「これがスタンダードですよ」とやってしまうと、それが認められていた都道府県に悪い影響を与えてしまう危険性もありますね。
いずれにせよ、交換用胃ろうカテーテルが医療機関の持ち出しになるようなことがあるなら、現在、包括点数の施設において問題になっているような、「胃ろう拒否」につながる恐れがあるのではないでしょうか。
在宅で交換したら保険はダメ、外来へ連れてきたらOKという解釈も、在宅医療の実態を無視したおかしな解釈だといえますまいか。もしそうだとしたら、バルーン型を使用するメリットはほとんどなくなってしまいますね(バルーン型を好む医療機関の多くは、在宅で交換をしたいという方が多いのではないでしょうか)。
これは誰かに聞いてみて「ああ、そうですか」という以上に「こうしてほしい。こうあるべきだ」と訴えていくべきことであるように思います。
いずれにせよ、もう少しお時間をいただきたいと思います。
[No.261のレス] Re:特定医療保険材料費について From:シュウ 2002/07/25(thu) 08:59:58 おサル先生、素早い対応をいつもありがとうございます。私の狭い経験の中で言わせていただきますと、胃瘻に関する「保険解釈」については、医療機関の方も行政の方も実はまだよく分かっていないという状況のようですが、それは日本における胃瘻そのものがまだまだ発展途上ということでしょうか。しかしそれは、おサル先生のおっしゃるように「こうあるべき」姿を我々の努力によっては実現できるということですよね。なんだかファイトが沸いてきました!
[No.261のレス] (^○^)Re:特定医療保険材料費について(^○^) From:平成の一休さん 2002/07/26(fri) 02:23:44 [MAIL] ”シュウさん””やんさん””おサル先生”お疲れさまです。この問題は【おサル先生】のご推察通りだと念います。PEGが発展途上で【病院も厚生労働省】もデータ不足で【手探り状態】と言った方がより正解のようです。私は時々霞ヶ関の中央省庁関係部署にお邪魔して情報収集しておりますが、ことこの問題に関してはまったく手付かず状態のようですよ。この手法は日本の政治手法の1例を如実に現しております。問題点等がマスコミに何度も大きく取り上げらてやっと思い腰(失礼!)を上げるのが官僚の姿勢のようです。それは過去の色々な歴史が物語っています。ですから特定医療保険材料費も各地区の自治体や或いは病院等々でジャッジがまちまちになってしまうのです。でも、官僚の方々の実態も結構気の毒な環境にあるのは確かですよ。訪問すれば判ります。天下のエリート官僚とは言っても実態は小さなデスクPC1台で
【左・右・前】には全国からの陳情や資料や分析書類の山又山です。世間がマスコミを通じて何十年も騒いでやっと動き出すのが実情なんです。エイズ問題等はその典型的な例と言えるでしょう。PEGって知ってると?問いただしても何かマスコミで騒いでいたね位でまったく詳細を把握していないのが実態ではないでしょうか。おサル先生がおっしゃる通り【PEGの保険関係に関しては私達ちが/こうあるべき】だともっと【アッピール】して行く必要があるような気が致します。(^○^)つい力んでしまっちゃたにゃー
( ゜゜)( 。。)( ゜゜)( 。。)うんうん(_ _)Zzzおやすみ合掌
[No.261のレス] Re:特定医療保険材料費について From:やんさん 2002/07/31(wed) 22:13:01 シュウさん、平成の一休さん、おサル先生お疲れ様です。
やはりなかなか難しい問題なのですね。うちの都市ではPEGもセット加算に含まれるという解釈らしくかなり厳しいようで、泣くしかないのが現状なのです。いまは少しでも、交換頻度を少なくするよう、バンパータイプを使用するしかないかなと思っています。ただ交換時の患者様の苦痛を思うとつらいのです。都道府県の統一見解がでるのはいつになるのでしょうか。
あっ、少しぐちってしまいました。すいません…でもやはりおかしい。PEGの認知度をあげて、アピールですね!!
[No.261のレス] (^○^)Re:特定医療保険材料費について(^○^) From:平成の一休さん 2002/07/31(wed) 23:26:05 [MAIL] ”やんさん先生”お疲れさまです。表記の課題は「奇奇怪怪」まるで「化け物見たいなシステム」ですよね。担当者泣かせとしか言いようがない【ドジな制度&パチ当て制度】ですよね~。これは小泉内閣の公約である【構造改革に一任】するしか方法がないのでしょうか?悔しいですね。小泉内閣の主張する【小さな政府】にして【民間に任せるものは民間で】あるいは【地方自治体に任せれるものは地方自治体で】にでも期待しないとうまく制度は運用されないかもしれませんね。さて、PEGバンパー型の抜去時
【痛いことを解決する課題】は実現しそうですよ。但し、後1年位先の話ですけど来年の夏頃【痛くないバンパー型PEG登場】となると念います。私は上記通りだと後2回抜去しますので、あっ~、又あの【ズボット抜く】=【ブスット挿入】するかと念えば、もう今から【脂汗と冷や汗】が一杯です。次回はチビルのが恥ずかしいので【紙オムツ】でもして行こうかしら?(-_-;)とほほほ~ 合掌三拝
[No.261のレス] Re:特定保険医療材料費について From:おサル先生 2002/08/01(thu) 00:20:31 [MAIL] やんさん、平成の一休さん、こんばんわ。おサル先生です。
表題の「特定医療保険材料」は「特定保険医療材料」の誤記かと思いますので、勝手に直しておきました。
さて、いろいろ調べているうちに、この件に関する本質的な問題が少しずつ見えて参りました。つまり、特定保険医療材料だけ存在しても交換用胃瘻カテーテルの「交換手技料」が設定されていないことが、そもそもの悲劇の元凶であるようです。本来、特定保険医療材料費はそのままメーカーに支払う費用ですから、どんなことがあっても請求できないのはおかしいことです。「交換手技料」が包括化されたとしてもです。
「胃瘻カテーテル交換手技料」が設定されていないため、「特定保険医療材料費が在宅療養指導管理料に包括化される」といった保険者に都合の良い解釈がまかり通るのではないでしょうか。
このような特定保険医療材料費の支払い拒否は、医療機関の泣き寝入りに終わるわけですが、問題はその先です。
交換用胃瘻カテーテル費用の支払い拒否を経験した医療機関において、すでに胃瘻患者の受け入れ拒否がはじまっているようです。一部の良心的な医療機関ががんばろうとしても、保険請求できない状態でいつまでも持ちこたえられるわけがありません。結局、回りまわって被害を被るのは、患者さんたちです。
早急な対応策を厚生労働省に求めていく必要があります。
[No.269] 胃瘻チューブ内の栄養剤の付着を防ぐには From:ミカエル 2002/07/26(fri) 13:24:25 はじめまして。私は、内科病棟で看護師をしています。
栄養剤注入を始めて1~2週間すると少しずつ胃瘻チューブ内に白く点状に付着物がみられるようになり、そのまま使用していると黄白色にチューブが染まってしまいます。栄養剤注入前後に微温湯30ccミルキングしながら注入、薬を注入する場合も同様に前後に30cc微温湯を注入していたのですが、この方法では洗浄が不十分なのでしょうか?エンシュアリキッド使用の場合に多く見られます。
あと、塩分補給の為にNaclを注入する場合にはもっと早くチューブ内に付着物が見られるようになります。エンシュアに混ぜて注入したり、薬の注入の時と同じように湯に溶いて注入する場合とまちまちだったのでその為もあるのでしょうか?エンシュアリキッドに塩を混ぜると何か配合変化が起きるのでしょうか?
洗浄後、酢水を注入し充満させておくと良いという投稿を見させていただきましたが、酢は脂質や蛋白を溶かす作用があるのでしょうか?腐敗を防ぐからきれいに保てるのでしょうか?すでに付着物があるチューブには効果が無いとの文献があります、やはり、微温湯での洗浄が大事なんだと思うんです。どのように洗浄するといいのか悩んでいます。アドバイスよろしくお願いします。
チューブの種類は
TOPのネオフィードPEGキット(バンパー)とネオフィードガストロストミーチューブ(バルーン)、オールシリコン製です。
[No.269のレス] (^○^)Re:胃瘻チューブ内の栄養剤の付着を防ぐには(^○^) From:平成の一休さん 2002/07/26(fri) 16:19:15 [MAIL] ”ミカエル”さんへ、PEG/投稿欄へようこそ/大歓迎致します。
ご質問の全ては私ではお答えするには不充分な点がありますので、取りあえずある程度判る範囲でお答えして後はご専門の先生にお任せ頂きたいと念いますので了承頂きたくお願い致します。
■まず、チューブ内の栄養剤の付着防止策は現在の所メーカーさんの方でも解決されてはいないようです。これは将来的な課題として受け入れて欲しいと念います。理由は以下のような状況です
■つまり、チューブの詰まりはメーカーの加工段階から詰まらないチューブを作ると言うことですから現状の技術では無理があると察します。無理と言うのはチューブの詰まりの原因が【静電気】によって引き起こるのではないかと私は念っております。ご承知のように自然界にある物質はほとんど例外なく【静電気を帯びて】います。栄養剤がチューブ内を流れる時に【摩擦抵抗】で静電気が発生するものと受け止めているからです。ですからチューブ内壁に【垢が付着】するのだと念われます。
■次に【エンシュワーリキッド】に限らず【ツインラン】等々のPEG/点滴用栄養剤はほとんど【主成分が牛乳】なんです。基本的にはエンシュワーリキッドは【口から飲む事を前提】として加工されておりますが【PEGを用いて点滴から落とす】ことも出来る優れもの商品ですから現在の投与方法に間違いはないと思います。
■ポイントは如何にチューブ内壁に付着した栄養剤の乳液の垢を取り除くかにかかっています。除去方法は複数方法が確立されておりますのでその辺は【ご専門の先生に説明はバトンタッチ】しましょうね。必ず、先生からレスが入りますのでお待ち下さい。
■例えば、私の場合はどうしているかと言いますと【イルリガードルに400ml位に湯温50°】を入れて洗濯するような方法でジャブジャブと洗ってチョンです。続いて【栄養Set部分のチューブと接続部分のチューブ】洗浄は【イリルガードル】に400ml位に湯温50°を入れて【クレメン】を全開にしてお湯を流しながらチューブを【親指と人差し指】ギューット摘むように挟んで下へ下へと絞り出します。それだけで【元のスッキリした透明感のある】チューブになります。至って【シンプルなのがポイント】のようですよ。但し、チューブの口径や栄養剤の種類やPEG/キットの型式によって結構違いが現れてきていますのでその辺以降については【ご専門の先生にご教示】頂きたくお願い申し上げます。合掌では【後は先生お願い致します】f(^_^;スンマセンいつもいつも
[No.269のレス] (^○^)Re:胃瘻チューブ内の栄養剤の付着を防ぐには(^○^) From:平成の一休さん 2002/07/26(fri) 16:27:04 [MAIL] 追記:訂正のお詫び、私のカキコの栄養剤名称に不備が見つかりましたので訂正させて頂きます。(又チョンボしちゃったマズイ)
「ツインラン」→改め「ツインライン」が正式名称です(-_-;)
[No.269のレス] Re:胃瘻チューブ内の栄養剤の付着を防ぐには From:おサル先生 2002/07/26(fri) 17:14:55 [MAIL] ミカエルさん、はじめまして。おサル先生と申します。なすべきことはすべてなさっておられるようですので、あまり申し上げることはないように思うのですが、ひとつだけ。
クリーニングブラシはいかがでしょうか? メディコン社から発売しています。また、微温湯によるフラッシュは、栄養剤終了後、早ければ早いほどよいようです(在宅で診ているひとりの患者さんのPEGカテーテルは2年くらい使っていますが、ほとんど汚れていません)。
そして、ご指摘のように酢には脂質や蛋白を溶かす作用はないと思います。あんまりご参考にならなくてすみません。
それから一休さんへ。「エンシュワーリキッド」はウルトラマンみたいです(シュワー)。これは「エンシュアリキッド」のお間違えでは?
[No.269のレス] (-_-;)Re:胃瘻チューブ内の栄養剤の付着を防ぐには(-_-;) From:平成の一休さん 2002/07/26(fri) 18:05:16 [MAIL] ”おサル先生”もう降参!投降します。よーく見たらご指摘の通り「エンシュワー・・?」→「エンシュアーリキッド」でした。
又しても、やられたか~う~んう~んう~ん負けたすっー(-_-;)
合掌三拝
[No.269のレス] Re:胃瘻チューブ内の栄養剤の付着を防ぐには From:やんさん 2002/07/31(wed) 22:24:39 ミカエルさん、おサル先生、平成の一休さんお疲れ様です。
栄養剤の付着は患者様家族共通の悩みですよね。うちでもギューとミルキングしたり、酢水を満たしたり、いろいろしてみましたが、なかなか難しいですよね。フラッシュして一応なかを満たしておくとややましなようです。
ところでおサル先生に質問です。クリーニングブラシなのですが、先がとがっていませんか?写真でしか見ていないのですが、気のせいでしょうか?危険性はないのでしょうか…
[No.269のレス] Re:胃瘻チューブ内の栄養剤の付着を防ぐには From:おサル先生 2002/07/31(wed) 23:59:08 [MAIL] やんさん、こんにちわ。おサル先生です。ご指摘の通り、例のクリーニングブラシの先は尖っています。私はカテーテルの長さに気を付けて使ってはいますが、たしかに何のために尖っているんでしょうね? メディコン社さん、教えてください。
[No.265] 浸出液なのか膿なのかわからないのです From:くじ 2002/07/22(mon) 18:32:14 [MAIL] このホームページは大変参考にさせていただいています。5月にPEG造設術をしていただいたばかりで、わからないことがありますので、よろしくお願いいたします。簡易検索で探しましたが、うまくみつけることができず、もし重複していた質問でしたら、申し訳ありません。
5月半ばに胃瘻を造設し、7月末に退院しました。入院中は、毎日イソジンで消毒していました。退院時には、家に帰っても消毒してください、といわれましたが、このホームページでは、消毒の必要はないとかかれています。現在瘻孔部はまだジクジク
して赤味があります。痰の色のような、緑がかったものがよくでてきます。入院中は看護婦さんに、「まだ膿がでていますね。」といわれました。痛みはありませんが、これは、膿なのか、それとも滲出液なのかどちらでしょうか。もし浸出液なら、このホームページでかかれているように、消毒は必要ないと思います。看護婦さんが言うように、化膿して膿がでているから、主治医の先生は、消毒を続けてくださいといわれたのでしょうか。今は、ガーゼをあてて肌着が汚れるのを防止して、ベビーローションを
ぬっています。入浴はしています。大事な胃の口だけに、どう処置をしたらいいのか、迷いがあります。今後の適切な管理方法についても何かアドバイスがあったら、よろしくお願いします。
[No.265のレス] (^○^)Re:浸出液なのか膿なのかわからないのです(^○^) From:平成の一休さん 2002/07/22(mon) 21:01:16 [MAIL] ”くじ”さん、当/PEG/HP/Welcome/いつもご覧になって頂いき有難う御座います。取りあえず今回は基本的部分のみをお聞きしてあとはご専門の先生にバトンタッチすると言う事で宜しいでしょうか。一部私の私見を入れさせて頂きますのでご了承願います。
■PEGのタイプについての質問です。
①バルーン型・ボタン式or②バルーン型・チューブ式どれですか
③バンパー型・ボタン式or④バンパー型・チューブ式でしょうか
■膿の色が緑とは:明らかに「化膿による膿」の疑いが濃いです
■イソジン:外傷に効果的ですが内壁化膿に使用は疑問ですね
■入院中に化膿が判明しているのに何故抗生剤を使用しなかったのか不明です。何か使用出来ない悪さする病気でもありましたか
■退院時のお薬の処方で化膿止めが処方がないのは不思議です
■以上、基本的な質問ですが判る範囲でお答え下さると有り難い
■あとは【当/HP/PEG担当ドクター】へバトンタッチします。
もし、間違いがあればごめんなさい。(^o^)/~~さいなら~合掌
[No.265のレス] Re:浸出液なのか膿なのかわからないのです From:平成の一休さん 2002/07/22(mon) 21:34:41 [MAIL] ”追記”失礼しました。肝心な件をお尋ねする事を忘れてました
■PEGを造設するに至る迄の経緯をご説明頂けませんでしょうか。
(例えば)胃がん手術したとかクローン病ですとか記載願います
■造設場所は:「胃ろう」・「腸ろう」でしょうか!!!!合掌三拝
f(^_^)ぽりぽり、いつものチョンボでした(-_-;)(-_-;)(-_-;)
[No.265のレス] Re:浸出液なのか膿なのかわからないのです From:みっくん 2002/07/22(mon) 23:24:28 [MAIL] くじさん、こんばんは.みっくんともうします.
カキコを拝見した限りでは、くじさんの胃瘻は専門科に診察してもらう必要があるように思います.でているものが膿なのかどうかは培養検査で簡単に調べられるでしょうし、それが全身に悪さをしているかどうかも血液検査で分かります.そう言った検査を受けた上で胃瘻の使用を継続してよいのか、しばらく休んだ方がよいのか判断してもらうのがよいでしょう.せっかく造った胃瘻ですが、あまりひどい感染を放置しておくと結局使えなくなってしまうこともあります.早めに対応しましょう.(イソジン消毒のしすぎについては私も疑問に思います.)
ちなみに、くじさんの年齢や体重、病名と入っている胃瘻の種類を教えていただけるとお答えする上で参考になります.
[No.265のレス] Re:浸出液なのか膿なのかわからないのです From:おサル先生 2002/07/22(mon) 23:54:14 [MAIL] くじさん、はじめまして。おサル先生と申します。平成の一休さんがご指摘されておりますように、PEGのタイプについてもう少し情報がほしいと思います。ただ、どのタイプでも共通して言えることは、瘻孔に対して1~1.5cmの可動性があり、軽く回転するかどうかをチェックしてみて下さい。瘻孔部がジクジクして発赤し、膿のようなものが出るのでしたら、一休さんの言うところの「内壁化膿」(言いえて妙!だと思います)ではないでしょうか。
この場合、内部バンパーが胃壁に喰い込だり、PEGカテーテル自体が瘻孔に圧迫を加えていることが原因のことが非常に多いです。これを解消しない限り、いくら抗生物質を使ってもイタチごっこになります。
(1)もし、1cm以上の可動性がなければバンパーがきつ過ぎます。チューブ型(非ボタン型)だったら、思い切って外部バンパーの位置を2cmくらい緩めてください。具体的な写真は、今月号の月刊ナーシング「特集PEGのすべてQ&A」に載せておきましたので、参考にして下さい。そして、ゆるめたら、胃の中へカテーテル全体を押し込んでおきます。
ボタン型だったら、シャフト長(内部バンパーと外部バンパーの間の距離)を変えることはできませんから、ワンサイズ長いものに変更するよう相談してみて下さい。それまでは、皮膚と外部バンパーの間にYガーゼははさまないで下さい。ガーゼはボタン全体を皮膚に押し付けるように上から当ててください。なぜなら、皮膚に障害が起きているとしたら、胃粘膜は皮膚よりも弱いですから、まず胃粘膜を救済しなくてはなりません。少なくとも、内部バンパーの胃粘膜への圧着をはずすことが大事だと思います。【圧迫壊死の回避】
(2)続いて、チューブ型(非ボタン型)の場合、バンパーが緩めてあっても、カテーテルが寝かされることによって、瘻孔に横向きのトルクがかかるための圧迫壊死が生じていることがあります。これが原因と考えられるなら、PEGカテーテルが瘻孔に対して平行に(腹壁に対して垂直に)立つようにバンソウ膏固定を工夫します。
(3)以上のような内部バンパーやカテーテル本体による圧迫虚血を解消できれば、次は膿や分泌物を流水でこまめに洗い流します。ウエットティッシュで結構ですから、1日に何回も濡らしてやさしく拭き取ります。イソジン消毒はしても良いですが、1分後には必ず拭き取って、局所に残さないようにして下さい。不潔になります。
(4)以上が基本になります。通常は、(1)~(3)の処置で5日も診ていると何らかの改善傾向が出てくるはずです。その時点で、抗生物質を使用しても遅くはないはずです。
だまされたと思って、やってみてください(え~ッ、やっぱりダマサレタって!?)
[No.265のレス] Re:浸出液なのか膿なのかわからないのです From:おサル先生 2002/07/23(tue) 00:09:42 [MAIL] みっくん先生、こんばんわ。書き込んでいるうちに、みっくん先生に先を越されているではないですか… さて、みっくん先生のカキコを読んでいて、おサルはハタと気がつきました。もしや、くじさんは医療関係者ではなくて、患者さまご本人ではないだろうかと… くじさん、ごめんなさい。まず、みっくん先生がおっしゃるように「診察」を受けてくださいね。その時におサルのカキコをコピーして先生に参考にしてもらってもいいですわよ。
もし信用してもらえないようでしたら、主治医の先生に月刊ナーシング8月号を教えてあげて下さい。
何はともあれ、くじさんの胃瘻が早く良くなることを願って止みません。
[No.265のレス] (^○^)Re:浸出液なのか膿なのかわからないのです(^○^) From:平成の一休さん 2002/07/23(tue) 01:26:42 [MAIL] ”みっくん先生””おサル先生”早速のレス本当に有難う御座います。”みっくん先生”のご指摘の【膿の培養検査の薦め】あるいは【専門医に早く診てもらいましょうの呼びかけ】であるとか
【年齢・体重・病名・PEGの種類】が必要ですと言うアドバイスは的を得ていると念います。みっくん先生引き続き相談宜しくお願い致します又いい勉強になりました。私もみっくん先生に診察してもらいたですよ~駄目かしら?→弟子/平成の一休さんより。
”おサル先生”のご指摘のPEG取り扱いの繊細さにはただただ感心させらるばかりです。又【月刊ナーシング8月号】のご紹介と相変わらず心優しい先生ですね。更に脅威に感じるのは一休さん顔負けの【ワンポイント・ジョーク】→【えっやっぱりダマサレタって!?】には、もう降参しました。う~ん、う~ん・・と唸っていたらトイレに行きたくなった?弟子→平成の一休さんより。
( ¨)遠い目(p_-)ゴシゴシ(+.+)(-.-)(_ _)..zzZZもうだめ!
[No.265のレス] Re:浸出液なのか膿なのかわからないのです From:くじ 2002/07/23(tue) 14:38:14 [MAIL] "平成の一休さん、みっくん、おサル先生" 丁寧なレスを本当にありがとうございます。くじの家族のものですが、感謝の気持ちで一杯です。このホームページで励まされる患者さんがたくさんみえるだろう、とつくづく感じでいます。
さて、色々質問をうけましたので、長文になりますがよろしくお願いします。
くじは72歳、身長159.8cm、体重40.5kgです。タバコを吸わないのに、喉頭癌となり、放射線治療をうけました。その後遺症で嚥下障害になり、今回入院し食道拡張術を2回行いました。VF検査では芳しくなく、吸収性の造影剤を使ったのですが、誤嚥で肺炎となりました。白血球数が非常に高くなったので、ミノペンを使ったそうです。IVHを行い、やや安定してから胃瘻造設を行いました。腸の位置関係で、胃の上方に瘻孔をつくったそうです。バンパー型・チューブ式です。7月20日に家に戻ったばかりですが、それまで毎日病院ではイソジン消毒をしていました。退院時に、1人の先生は消毒をするより乾かしたほうがいいといわれ、他の先生には、消毒をして、お風呂に入るときは、おなかにラップを巻くといいといわれ、看護婦さんからは特に処置に関しては何もいわれませんでしたが、まだ膿がでますね、といわれたそうです。抗生物質の投与は血液検査の結果、白血球数が減ったため、MRSAを心配し、漫然と投与すべきでないという考えでやめたそうですが、入院中は毎日微熱が続いていました。血液培養では真菌が高かったため、入院中3週間投与し、退院後はジフルカン100mg2錠を朝1回テルミールFにまぜています。食事前は、ガスターをもらっていますので、1日2回とかして注射器でいれています。瘻孔部は、ジクジクして肉のようななんと表現したらいいのかわからないのですが、そういうものが、周囲にでていて、そこから、緑色の膿様のものがでるので、拭き取っています。カテーテルは1~1.5cmの可動性はないので、早速「月刊ナーシング」を購入して参考にさせていただきます。またわからないことがたくさんでてくると思いますので、またよろしくお願い致します。本当に色々助言をありがとうございました。早々のレスに感謝しています。
[No.265のレス] Re:浸出液なのか膿なのかわからないのです From:くじ 2002/07/28(sun) 16:13:31 [MAIL] みなさん、こんにちは。いつもお世話になってます。くじの家族です。おサル先生に月刊ナーシングを紹介していただき、バンパーをゆるめてみました。他にも色々参考になることが多くて、家で少しでも実行できることを試みています。ありがとうございます。実はおききしたいことがあるのです・・・。便秘のため、本人が腹圧をかけたら、肌着前面がすごく汚れていたのです。見ると、瘻孔部から胃瘻でいれた食品がでてきました。最近は、それがしばしばおこるので、気づいた時はすぐにふきとるようにしています。主治医の先生の担当日まで、まだ数日あるので、家で処置できそうなことがあればやってあげたいと思いますが、何かできることはあるでしょうか。もしよかったら教えてください。よろしくお願いします。
[No.265のレス] Re:浸出液なのか膿なのかわからないのです From:おサル先生 2002/07/28(sun) 16:56:36 [MAIL] くじさん、こんにちわ。おサル先生です。バンパーをゆるめると確かに一時的に漏れは多くなるかもしれません。しかし、数日すると膿は減ってくるはずですし、ろう孔の組織は回復してくることと思います。それまでは、何とかこまめにふきとってください。あきらめずにがんばってみてください。ここで、漏れるからと言ってバンパーをしめると、(1)漏れるからしめる、(2)しめるから壊死で孔が大きくなる、(3)もっと漏れるのでさらにしめつける、(4)しめるのでさらに孔が大きくなる‥の悪循環に陥ります。
なんとか「今」を耐えてください。そして、どうしても漏れが多すぎてコントロールできなければ、PDN表紙にあるワンポイントアドバイス「第1回 三大トラブル<漏れ・嘔吐・下痢>の予防には経腸栄養剤の固形化も効果あり!」もご参考にしてみて下さい。
また経過をお知らせいただければ幸いです。
[No.265のレス] Re:浸出液なのか膿なのかわからないのです From:みっくん 2002/07/28(sun) 17:07:20 [MAIL] こんにちは、くじさん.みっくんです.
くじさんの御相談にある状態はいわゆる「もれ」に当ると思います.
「もれ」はPEGのトラブルの中でも特に対応が難しく、個人差もあり、私たちもいつも難渋しています.ひどい時にはいれた流動食のほとんどがもれてしまう場合さえある程です.
少量のもれならば一休さんが以前御紹介して下さったように、こより状にしたティッシュを胃瘻の周囲に巻き付けるぐらいで解決することもあります.また、このHPには「もれ」のコントロール法として粘度増強食品の使用と寒天による固形化が紹介されています.粘度増強剤はすぐには手に入らないかもしれませんが寒天による固形化は簡単ですので是非試されてはいかがでしょうか.別のタイプの胃瘻に交換することでコントロールできる場合もあります.最終手段は「腸瘻化」ということになります.
取りあえずの対応は、現在くじさんがなさっているように、もれたらその都度マメにガーゼを変えたり拭き取ったりすることです.胃液を含んだ流動食がいつも皮膚についているような状態だと皮膚がただれてきます.マメに拭き取って、きれいな水かお湯で濡らしたタオルなどで皮膚を拭いてあげることをお薦めします.コントロールしきれない時はまた教えて下さい.
p.s.おサル先生、今度は私の方が書き込んでる最中に先をこされてしまいました.
[No.265のレス] Re:浸出液なのか膿なのかわからないのです From:くじ 2002/07/29(mon) 11:15:12 [MAIL] 早速のレスありがとうございました。わからないことばかりなので、安心して介護を続けることができます。皮膚がただれないように、まめにふきとるようにし、様子をみていきます。こより状のティッシュで解決できる場合があるのですね。色々ためになります。雑誌の写真等とにらめっこしながら、初めての経験にとまどいつつも、優しいアドバイスに力づけられます。本当にありがとうございます!!
[No.265のレス] (^○^)Re:浸出液なのか膿なのかわからないのです(^○^) From:平成の一休さん 2002/07/29(mon) 14:32:55 [MAIL] ”くじさん”お疲れさまです。ティッシュペーパーを漏れ防止にする手順は以下の通りですのでお験し下さい。使用するティッシュは市販のもので結構です。そのティッシュを2枚一組で通常は使用します。後は【PEGと皮膚面の隙間がどれくらいあるかで判断】します。私はボタン型バンパー式のPEGを十二指腸へ造設していますので【PEGと皮膚面との隙間は1cm位あります】従って使用するティッシュを2枚一組をコヨリ状の巻いてPEGの隙間に挟み込みグリルと1回巻いて縛るだけです。PEGと皮膚との隙間が少ない時は1枚一組に薄くしてコヨリにすればもっと細いコヨリが作れます。
ティッシュの利点は【安い】【漏れ液を良く吸い込む】【吸い込んだ後ティッシュの乾燥が速い為じゅくじゅくしない】【取り扱いが簡単】【皮膚が荒れない】【コヨリの太さによっては漏れ防止にも役立つ】等々が上げれます。一度お験し下さい。合掌三拝
( ゜゜)( 。。)( ゜゜)( 。。)うんうんφ(..;)メモメモOK?
[No.265のレス] Re:浸出液なのか膿なのかわからないのです From:くじ 2002/07/29(mon) 18:02:15 [MAIL] "平成の一休さん"わざわざ漏れ防止の手順を教えてくださってありがとうございます。検索で調べてみようか、と思っていたら、カキコがあり助かりました。早速試してみました。このホームページで色々教えて頂いてよかったです。疑問に思うこと、試してよかったこと等々、専門職の方も、一般の方々も発言されていて、素敵なホームページです。胃瘻の指導方法は、先生によって異なる事は致し方ないと思ってます。主治医の先生も一生懸命やってくださっているので、感謝していますし、疑問に思った時、それを発言できるこのホームページに出会えて、とてもラッキーです。先生方も即相談にのってくださり、専門職の方や、病の方、介護している家族の方もよりよい方法を自分から勉強・模索していてすごいですね。また色々と参考にさせてください。
>うんうんφ(..;)メモメモOK?
ちゃんとメモしてます(^^)v 駄文失礼しました。
[No.272] 経鼻チューブからPEGにして良かったこと教えてください From:じゅんまる 2002/07/29(mon) 00:22:38 [MAIL] 神経
[No.272のレス] 経鼻チューブからPEGにして良かったこと教えてください From:じゅんまる 2002/07/29(mon) 00:38:15 [MAIL] 私は、神経難病(進行性核状性麻痺・ALS・DLB)の病棟で勤務する看護婦です。
PEG増設の患者のほとんどが高齢者で、医師から進められても、患者さん本人に「穴あけることが怖いから、鼻の管で我慢すればいいんだよね。」とか
患者さんの家族から「そんな、たいそうなもの・・面倒見切れません。」「施設に入れにくくなる・・。」など
抵抗が強くて、気持ち半分押し付けっぽく増設術を受けて頂くことが多いです。
高齢の患者さんと家族(高齢の家族)、が前向きに納得できるエピソードを教えてください。
[No.272のレス] Re:経鼻チューブからPEGにして良かったこと教えてくだ From:みっくん 2002/07/29(mon) 07:48:07 [MAIL] じゅんまるさん、こんにちは。おひさしぶりです。みっくんです。
経鼻胃管から胃瘻にしてよかったことはたくさん御紹介できます。
身体的なことでは、胃食道逆流が減り、誤嚥性肺炎になりにくくなります。(このへんはおサル先生の専売特許ですね)社会的なことでは、鼻の管を固定する必要がないので審美的にたいへんスッキリして、患者さんの表情がよくなります。管理面では、鼻のチューブより胃瘻の方が太いので詰まりにくく、交換時期も長いです。交換時に気管に入ってしまうといった心配もいりません。患者さんが自分で引っ張って抜くことも少なく、抑制する必要が減ります。
当院で患者の御家族に経鼻胃管と胃瘻を比較してもらった結果を御紹介します。外観では100%、日常管理法では81.8%、患者の体調では81.8%、患者の表情では72.7%が胃瘻の方が経鼻胃管よりよいと答えていました。
もう一つ、こういった話を講演でした際に「社会的生活をしていない人であれば、審美的な要素は関係ないのでは?」という質問を受けたことがあります。しかし、社会的でない人っているんでしょうか?例え寝たきりでも、意識がなくても、家族があり、見舞ってくれる方があるわけです。社会的な要素を無視していいわけではないと思います。ある御家族は語ってくれました。「鼻から管が入っている時には見舞いにきた人にあわせるのが嫌でした。自宅でもあまり面会させないようにしていました。胃瘻にしてからは本人に意識はなくとも、皆さんに会わせてあげられるようになりました」
患者さん御自身もお話できる方の多くは「鼻の管が抜けてゆっくりした」と口に出されます。
ただ、もし、じゅんまるさんの地域で「胃瘻にしたことによって施設入所やサービスが受けにくくなる」という現状が実在しているならば、じゅんまるさんの病院などが中心となって是非とも偏見を取り除けるような運動につなげてゆかなければならないと思います。私たちは患者家族会を中心にして、署名活動や市との直接交渉などを繰り返した結果、施設入所者も含めて経管栄養の80%は胃瘻管理となっています。施設職員においても胃瘻と経鼻胃管を比較してもらったところ、64.5%は胃瘻の方が扱いやすいと答えていました。経鼻胃管の方が扱いやすいと答えた方は10%程度です。
参考になれば嬉しいです。もっと、詳しいデータをということでしたらメールいただければ連絡いたします。