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胃ろうの日常の手入れ
胃ろうは清潔第一!
胃ろう周囲についた汚れは暖かく湿らせたガーゼや綿棒できれいに拭き取りましょう。消毒は不要です。
胃ろうの清潔には、微温湯での洗浄も効果的です。石けんを使用する場合は皮膚にやさしい弱酸性のものを使用しましょう。
入浴やシャワーができる方は、胃ろう周囲をきれいに洗いましょう。特に保護して入浴する必要はありません。洗ったあとは水気を拭き取りしっかり乾燥させましょう。
バンパー式カテーテルは胃内のバンパーが胃壁に固定したままになると胃壁に埋没してしまうことがあります。1日1回はカテーテルを回転させ動くかどうかを確認しましょう。
バルーン型カテーテルは胃内バルーンの固定水がぬけていないか確認し、定期的に水交換をしましょう。
何らかの異常を感じた時は、かかりつけの医師に相談しましょう。
食事をとることができない方のお口のケアは忘れられがちですが、お口に細菌が増えると口臭の原因のみならず感染症(術後性肺炎、誤嚥性肺炎など)の引き金にもなります。
湿らせたガーゼやスポンジで、やさしくお口の中を拭きます。舌についている白い汚れもきれいに取り除きましょう。こすり過ぎは舌を傷つけるので、市販の舌クリーナーを使用するのもよいでしょう。
毎日使用する注入器具は清潔を心がけ、定期的に交換しましょう。栄養剤を入れる容器は比較的長期使用が可能ですが、6ヶ月くらいを目安にかかりつけの医師に相談し、新しいものと交換して使用しましょう。
お薬や水分を注入する注射器も、すべりが悪くなったり内筒がきつくなって使いづらくなったら、新しいものと交換してもらいましょう。
退院されるとき、その手続きや方法について確認しておくとよいでしょう。
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