質問  粘度増強剤について  From 田中  (No.1785)
 いつも勉強させていただいております。粘度増強剤の使用方法を具体的にはどうして行うのでしょうか?
  栄養剤に粘度増強剤を混ぜてそのままPEGから注入すればよいのでしょうか?マヨネーズ程度の粘度と以前読ませていただいたのですが...
  また、どのようなトラブルがあるでしょうか。よろしくお願い致します。

Re:粘度増強剤について  From kato
私も知りたい事です。粘度増強剤の胃ろうよりの注入に関しては、あんまり書いてる所がないように思います。
  今、寒天が家族の都合などでできない人にイージーゲルを試してします。ヨーグルト位の硬さで、寒天と同様に注入しています。もともと逆流や下痢のある人なので、少量ずつですが今のところ問題ないようです。寒天の方が、お通じにはいいかなあと思っています。
  どなたか、増粘剤でやっている人で、硬さや注入時間などのコツがあれば教えてください。

 

Re:粘度増強剤について・・・参考まで     From やすこ
療養病床の看護師です。PEGでの粘度・・・固さという面では、少々調べましたが、今のところ、絶対的なエビデンスは無いようです。
経験上ですが、昨年11月より、私のところでは濃厚流動専用の半固形(ゲル)化剤の「リフラノン」をヨーグルトとプリン状の中間位の固さで、半消化態栄養の濃厚流動に混ぜて注入しています。今のところ順調です。胃腸内での効果的粘度や固さなど、先生方に聞いても少しずつ見解が違い、もう少し試行や経験が必要なようです。

 

Re:粘度増強剤について     From Toshikun
いつも皆さんの書き込みで勉強させていただいています。先日の静脈経腸栄養学会で、増粘剤による栄養剤の半固形化注入についての発表が多数ありました。2から3%程度(栄養剤100mlに2gから3g)の増粘剤を用いての注入で効果を上げているというものが多かったと記憶しています。