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[No.13485] 胃瘻造設について From:うみ

はじめまして。77歳になる母の胃瘻造設についてお聞きしたいのですが、よろしくお願いいたします。

母は今年、脳血管障害の虚血による障害で燕下が起きました。
今はまだ入院中ですが病院食を3割から4割で経口出来ます。
が、水分があまり採れない。少し量が多いと咽せます。
そのため、虚血による痙攣発作を起こしそうになりまして、現在点滴で様子を見ながら経口で食事も採ってます。

主治医からは胃瘻造設か経管から水分や栄養を採るようになると考えていると言われました。

経管しながら経口してた時はチューブに空気が入りやはり嘔吐しそうになりました。経管はもっと肺炎が気になるし、喉が苦しそうなので主治医は胃瘻造設が良いような事を言います。

しかし、胃瘻も感染しやすいとか、管理する人がずさんだと心配ですし。現在隣のベッドの方が胃瘻しているのですが、食事が終わる頃かならず戻しそうになり見ていて辛いです。

経口で食事が少なくとも出来ていて本人は口から食べられる事を喜んでいるのにもかかわらずに十分な水分が採れないがための胃瘻造設は必要のでしょうか?

胃瘻造設のリスクも怖いと思いますが、色々調べてみるとピアスを開けるような事とも書いてあり悩むところです。長く燕下が続くようであれば栄養面からも胃瘻造設はやむなしとも思えますが・・・・

色々ネットで探してみると色々な意見がありまして、自分では判断しかねますので、家の母のような状態には必要かどうかのご教授願います。


Re:胃瘻造設について From:カネコ@北海道

>うみ様

  まず、経口摂取量が病院食の3~4割・・・ということを主治医の先生は問題にされているのだと思います。この状態は明らかな栄養不足です。単に水分補給のみであれば末梢点滴で可能だと思います。ただし、脳血管障害と言うことで今後老健施設等への入所を考えているのであれば、末梢点滴でも施設によっては対応が難しいかも知れません。そう言ったことをすべて考慮してPEGを勧められているのかと思います。

  また、PEGは仮に造設しても経口摂取が十分可能な状態になれば抜去・離脱することも可能です。実際当院でも離脱した患者さんはいらっしゃいます。栄養を付けることは全身状態の改善のためにも良いことです。

  PEGは一度作ったらやめられないというものではありません。食べながら不足分をPEGで補うという発想もあり得ます。柔軟に対応するのがよいと思います。


Re:胃瘻造設について From:うみ

カネコ先生お忙しい中ご教授ありがとうございました。

現在はまた鼻から経管を入れながらの点滴を受けながらの、
しかしながら、昼食だけは経口で様子を見ています。

現在の病院は一月以上の食事を採れない入院患者はPEGにするそうですが、私の我が儘を通して頂いてます。(そのかわり私が食事を食べさせてます)

>PEGは一度作ったらやめられないというものではありません。食べながら不足分をPEGで補うという発想もあり得ます。柔軟に対応するのがよいと思います。

はい、ケースバイケースで主治医と相談の上進めていこうと思っています。

返信有り難うございました。