患者と医療者のための情報誌「PDN通信」第63号のご案内
PDN通信第63号 編集後記 PDN理事長 鈴木 裕
私事で恐縮ですが、父の入院の話です。大好きなふぐと日本酒を嗜んだ後にお風呂で転倒し、腰椎骨折、緊急で某大学病院に入院しました。“とりあえず絶飲食”、点滴1,000ml、両手にミトン、四肢抑制が始まりました。数日後には、意思疎通が図れなくなり、正真正銘立派な寝たきり老人になりました。若林先生の言われる通りのベルトコンベアに乗ったのです。日本の医療水準は世界的にみて高いはずです。何故なのでしょうか? 理想論の議論ではなく、まず行動ありきで臨みたいです。
鷲澤先生のスカイブルー法は、NP(特定行為看護師)の在宅での胃ろう交換で推奨されている方法です。近いうちに何らかのアクションがあるかもしれません。
大津さんの介護の話は、日本の実情を反映したもので興味深かったです。褥瘡治療とNSTは、表裏の関係で、大浦先生の主張に全面的に同意いたします。亀井さん、kaigoスナック、おもしろいですネ。私も絶対にスナック通いします。布施さんの論調は、女性の優しさを感じました。最後に溝川さんの講談は読み物として楽しめます。
医療と介護に仕切りがある時代は終わり、お互い同士がリンクし補完することが求められています。PDN通信は、みなさんが疑問に思っている事や新しい試みを伝えていきたいと考えています。
(2018年4月30日発行)
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※現在公開中のPDN通信は、創刊号~第10号まで。順次追加していく予定です。
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