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患者と医療者のための情報誌「PDN通信」第78号のご案内

【巻頭言】
コロナ禍での在宅医療
PDN実践講座

【巻頭言】内視鏡は、日本の文化である

昭和伊南総合病院 消化器科 堀内 朗

【特集】コロナ禍での在宅医療 日本在宅ケアアライアンスにおいてコロナに対応

岩手医科大学医学部 客員教授 元 厚生労働省医政局長 武田俊彦

【特集】コロナ禍での在宅医療 ―COVID-19診療の実際―

日本在宅医療連合学会 代表理事  大村病院 院長 石垣泰則

【連載①】「経管栄養」ナースの役割

NPO法人多摩胃ろう・摂食えん下ネットワーク 大津陽子

【私の病院、紹介します! 1】 公益財団法人ときわ会 常磐病院

栄養課 國井恵理、四家文恵 外科 神崎憲雄

【Opinion ~私はこう思う~】

[医師]老年栄養と摂食嚥下障害
 国立長寿医療研究センター老年内科 医長 前田圭介

[歯科医師]埼玉県歯科医師会の摂食嚥下障害への取り組み
 埼玉県歯科医師会理事 でうら歯科医院 出浦惠子

[看護師]「認知症家族の語りの場」のあゆみ

 東京都中央区市民活動団体 「認知症家族の語りの場」 南 千津子

[管理栄養士]回復期の栄養問題と継続的な栄養支援

 一般社団法人是真会 長崎リハビリテーション病院 臨床部 西岡 絵美

【PDNレクチャーから(第3回)】食べられるかどうかの見極め

東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 医歯学専攻 老化制御学講座 摂食嚥下リハビリテーション学分野 教授 戸原 玄

【病院・施設の食事探訪⑪】 嚥下調整食(ミキサー食)

介護老人保健施設サンプラザ長岡(新潟県長岡市)

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PDN通信第78号編集後記

PDN通信第78号 編集後記  PDN理事長 鈴木 裕

 新型コロナ感染症は、世界中に甚大な被害を与えましたが、一方では従来タブーとされた領域に変革を齎しました。オンライン診察や処方が可能となったり、驚く速さで新薬が認可されたのもそのひとつです。日本人は「念のため」を重要視するので、大変革を短時間で行うのは苦手のようですが、今回のコロナという魔物は日本人の従来の常識を打ち破る契機になったのではと思います。
 堀内先生の発想力にはいつも驚かせられます。耳鼻科医の独壇場であった嚥下を一般医療でも扱えるように変えました。これは、日本の嚥下医療にとって明らかな発展です。武田先生が述べられた“在宅医療は、入院の後の選択肢ではなく、そもそもの医療の在り方に少しずつ近づいているように感じます”には、大変感銘を受けました。今が将来を見据えた在宅医療の分岐点なのかもしれません。きっと在宅医療はこれから大きく変わります。戸原先生のQ&Aは良い企画ですね。PDN通信は医療者だけではなく患者さんやそのご家族も購読されています。このような分かり易い内容は一般の方々には読みやすいと思います。 紙面の関係ですべての執筆者の先生方のコメントを書けませんが、それぞれ含蓄のある、そして現場を重視した素晴らしい内容です。ありがとうございました。

(2022年1月28日発行)

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