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参加者からの質問 | 会場での質問では、
・ 寒天固形化し、注入する際に接続チューブが外れるが、はずれないような工夫はないか
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PEG後、経口摂取可能かどうかの評価基準はあるか。また、どのような周期で評価をしていけばよいか。
その他、アンケートでも多くの質問が寄せられた。各先生の回答と共に、後日、大分健生病院ホームページで、公開する予定。 |
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感 想 | 今年も昨年同様、二部構成で会を行ないました。第一部では、蟹江治郎先生からは、PEGについての基礎知識から寒天栄養までの講演をいただきました。寒天栄養の注入速度は、立ち食いそばや、吉野家の牛丼で、食事時間をカウントして、検討されたそうです。栄養摂取の手段としPEG、また固形栄養は回転寿司屋で好きな寿司を選ぶのと同じ等、ユーモア交えしかも興味深くPEGを考えられる内容でした。
佐藤公則先生は、NST(栄養サポートチーム)にPEGの知識は不可欠で、PEGで栄養状態が良くなり、嚥下リハビリをして、経口摂取ができるようになれば抜去することが可能となる。PEGは永久ではなく一時的な栄養の手段として捉えることが常識となりつつあるとのお話をいただきました。実際の嚥下造影、嚥下内視鏡での画像で、定期的な評価をして、判定することが大切であるということです。
第二部のシンポジウムでは、固形化をする際に、洗浄や準備等のカテーテルチップ地獄に病棟が陥るのではないかとの質問に蟹江先生は、固形化のカテーテルチップは、食器だから、栄養課が洗浄、栄養剤の注入の準備をしているので、病棟で問題になったことはないとの答えが新鮮でした。また、会場での意見交換も活発に行なわれ、昨年、この会に講師でお迎えした先生のおられる脳神経科専門病院では、PEG導入への基準が早まり、早期に経腸栄養を取り入れるようになったとのお話をうかがい、講演会を催す上での当院としてのあり方を考えさせられました。来年、第3回公開講座に向けて、早速、取り組んで行きたいと思っております。 |
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今回よりPDNのコーナーを設け、「PEG手帳」「胃ろうと栄養」等の書籍販売を致しましたが、大変好評でした。
ご講演の蟹江治郎先生、佐藤公則先生、参加して下さった皆様、協力していただいたメーカー、業者の方々に感謝致します。
第2回公開講座の模様は、大分健生病院ホームページ(http://www.oita-min.or.jp/)でもお知らせしています。
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