第2回福島県県北地区PDNセミナー開催報告

 タイトル 

第2回福島県県北地区 PDNセミナー 『嚥下障害と嚥下訓練』
~胃瘻はゴールではない!経口摂取への架け橋嚥下訓練~

開催日時

2006年3月5日 10:00~15:30

 開催場所 

福島県青少年会館 大研修室

          福島県福島市黒岩字田部屋53-5  ℡ 024-546-8311

対象・参加者 福島県北地区 特老施設、老健施設及び病院勤務の看護師、介護福祉士、栄養士、ST、OT、PT及び医師
目  的

 ・嚥下訓練を基礎から学ぶ

 ・胃瘻造設・交換時のトラブルについて症例を交えて学ぶ

講  師

(財)太田総合病院付属太田熱海病院 小池 知治

 福島第一病院           五百川 和明

 福島第一病院           阿部 宏憲

 福島第一病院 外科部長      阿久沢 和夫

参加者からの質問・意見など

質問 ・口が開かない人の嚥下訓練法

   ・むせがある場合の対処法

   ・嚥下訓練の実施時間はどの程度行えば良いのか

   ・可動域制限等により理想ポジションが取れない場合のポジショニングについて

   ・逆流するのか肺炎を起こしやすい

   ・胃瘻部からの漏れについて

   ・外部バンパー部の皮膚トラブル防止について

 

意見については、「アンケート集計結果(PDFファイル)」へ

主催者側の感想・教材への意見など

 今セミナーのテーマを『嚥下訓練』とした結果、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士などリハビリ関係から見られました。小池先生からは、嚥下訓練、嚥下評価について分かりやすくご説明いただき参加者だけでなく主催者側としても学ぶことが多いセミナーになりました。

 参加者も福島県北地区と銘打っていますが遠方からの参加も多く見られました。今後は福島県全てのエリアを対象としたセミナーに出来ればと思いました。

 後半の胃瘻のトラブルに関する内容では依然としてスキントラブル、カテーテルトラブルに対する質問が多くみられます。今後のセミナー展開として実例に基づくトラブルシューティングを行っていく必要があると考えています。

 最後になりますが、参加者の負担を軽減するためにボランティアに近い形で講師を引き受けて頂いてる講師の先生方には御礼申し上げます。

 また協賛いただいている各メーカー様にも合わせて感謝します。

 
(報告者・福島第一病院 内視鏡室 高橋 勇一)