第1回群馬PDNセミナーは、開催関係者に大きな達成感をもたらした。短期間の募集であったにも拘らず180余名の参加者が、前橋県民会館の会場を埋め尽くした。13時30分、小川哲史PDN群馬世話人(前橋赤十字病院)の冒頭挨拶から始まり、途中20分の休憩を挟んで17時まで、参加者は4講師の講演に傾聴し、メモをとり、質問をした。 小川先生は「患者を孤立させてはならない」というPDNの活動理念の理解と共有を参加者に訴え、NSTチェアマンの立場から「NSTと栄養療法」について語られた。この中で、経腸栄養の大切さとNSTにおける胃ろうの位置づけを明確に示された。西群馬病院の飯塚先生は「PEGの適応と造設方法の実際」美原記念病院の渡辺先生は「胃ろう造設者の長期栄養管理」、前橋赤十字病院の伊東先生は、「PEGの管理とケア」を、それぞれ多くの臨床体験から述べられた。
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