・ | 医師はPEGを“作る”ことを前提に入院させてしまうが、実際に入院すると精神状態、全身状態から不適となることがある。高齢者の場合、入院自体がPEG造設を難しくしてしまうこともある。
また、医師は造設はするが管理をほとんど看護師にまかさてしまうのが現状。看護師のスキルによって観察・処置に差が出てしまう。具体的な観察の仕方、家族への指導などスキルアップが必要。医師自身も管理に積極的になってほしい。 |
・ | 当院では症例が少ないので、このようなセミナーはとても勉強になります。 |
・ | 挿入時やその後の管理の中で、家族への説明が不足している。また、在宅でのトラブルへの対処方法もはっきりとしておくべきだ。 |
・ | 他職種とのコミュニケーションをもっと図るべきだ。患者さんへの指導も徹底すべきだ。 |
・ | 訪問介護・看護にあたる人への指導の場をもっと増やすべきだ。ホームヘルパーはほとんど知識がないまま介護にあたり、こわがって見ることもできないと感じている。 |
・ | PEGに関わるスタッフが同じレベルの知識・意識を持ち、患者さまの個別性を理解して接することが必要。 |
・ | 患者さんのQOLに対する医師の無神経さを改善する必要がある。 |
・ | 造設の際の創部痛を軽減させる方法を確立させる。PEG周辺物品の価格を下げ、在宅栄養剤の選択の幅をひろげる。PEG適応が身体障害に適応する場合があること一緒に広めれば、金銭的な負担が軽減できる。 |
・ | 医師の簡単な判断でなく、造設に関する正しい判断を持たなければならないと思う。 |
・ | 一般の人を対象に、わかりやすいパンフ、説明会、ビデオなどによって正しい知識・情報を出すことが必要。 |
・ | PEG施行施設には必ずメーカーが入っているので、メーカーが勉強会をひらいたり、地域ごととかもっと小規模でやってみるのがよい。 |
・ | コメディカルの研修会もそうだが、医師によっては知識不足などがあり、病院内のコンセンサスが得られず、看護師が迷うことが多い。 |
・ | PEG管理も大切だが、ご家族への教育も大切だ。当院では家族教育を行っていないので、在宅や方向性が決定されない。 |
・ | PEG造設後と経口練習との関係は考えていませんでした。 |
・ | トラブル時のマニュアル作成が必要。 |
・ | 当院もNSTに取り組んでいるが、回診のように来たことがないのでもっと積極的にやってほしい。経口摂取併用でもう一度食べられるようになることは感激だ。 |
・ | トラブルに対する対処方法が一番知りたい。 |
・ | 栄養剤の投与をしていなくても胃液胆汁がろう孔からわき漏れし、びらんが生じた。ぺグケア―を貼ってみたが、消化液が入り込みうまくいかなかった。漏れの保護という目的ではぺグケア―は適切でないのだろうか? |
・ | 胃ろうの患者さんが施設に受け入れられないことが多い。施設でも管理ができることを説明会などで知らせていくべきだ。 |
・ | 医師の関わり方が積極的でない。褥蒼対策とNSTを合わせて委員会活動しているが、医師の関わりが薄い。 |
・ | 主治医が正しい理解を持って欲しい。 |
・ | 在宅の利用者が増えていると思う。ヘルパーさんもぜひ研修の場に参加させるべきだ。 |
・ | スタッフ教育が大切だと思う。PEGがゴールだと思っているスタッフが多く、経口摂取にもっていけないのが現状。 |
・ | 実技の研修をやってほしい。固形化や酢の充填、皮膚ケアなどは頭でわかってもやってみると?がある。 |
・ | 必要な患者、家族に有効性がうまく伝わっていないように思われる。また、わからずに造設し、イメージの違う生活状況・環境になることが多々ある。インフォームドコンセントの必要がある。
また、PEGで体力がアップしたにもかかわらず、ADL環境に変化がなくただ栄養補給を続けている患者が大勢いると思う。 |
・ | PEG適応に対する医師の判断力、看護師の知識・技術の向上、福祉施設や療養型病院の理解度の アップ、PEGキットの工夫、固形化された経腸栄養剤の市販、・・・などが解決されねばならない。 |