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富良野協会病院PDNセミナー


開催日時 平成19年8月~10月(計3回)
開催場所 富良野協会病院
参加者 延べ280名

 8月より10月まで3回開催し、延べ280名の参加がありました。内訳として8月110名、9月90名、10月80名となりました。

 富良野協会病院(正式名称 北海道社会事業法人 富良野病院)は、富良野地区5万人の医療圏で地域センター病院としての役割を担っています。今年5月に駅裏に新築移転をしたばかりです。病院は8階建て延べ総面積は19,000平方メートルの施設となりました。診療科は内科、循環器科、呼吸器科、小児科、外科、整形外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、泌尿器科、麻酔科、人工透析科、人間ドック、リハビリテーション科を有する総合病院です。ベッド数は254床で感染病棟を市より委託されております。PEGは、99年より造設を開始しています。当院の特徴で田舎の地域センター病院のため、施設に依頼されて造設しても、管理は当院で行っていたのが、徐々にネットワークが出来て今ではトラブルの対応になりました。富良野市は北の国から出ブレークして全国で知名度を上げていますが、最近では放送されてから時間が経ち今では旭山動物園に行ってから富良野に泊まるパターンのようです。自然がたくさんで訪れた方は初めての景観に驚きのようです。

 さて、セミナーの報告ですが地域センター病院として地域医療圏に啓蒙活動をと思い周辺施設にも案内をして、1回目は基礎講習を2回目はトラブル・ケアを3回目は管理・症例報告などを盛り込み、最後にはハンズオンとして大塚製薬・ボストン・トップの協力を受け経腸栄養剤の試飲やボタンを直に触れ栄養を用意して接続する体験して貰い、正しい接続方法や適切な水分量、ENの種類を直に把握して貰い、造設後はじめは腸のヒダも委縮しているため消化態を水分で薄めることで下痢を防ぐなど、アドバンス的なところまで理解されたようです。旭川赤十字病院 消化器診療部長 藤城貴教先生の巧妙な話術で聴講者も満足されていました。

(報告者 富良野協会病院 内視鏡室 山口 謙二)


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