PDNセミナー「胃ろうの管理とケア」


開催日時

平成19年12月13日(木) 13:30~15:00

開催場所 京都市身体障害者リハビリテーションセンター 1階研修室
対象(職種等)

ケースワーカー、ホームヘルパー、ケアマネージャー、

看護師、教員等(詳細は事後アンケート結果参照)

参加人数 33名

内容 :

 胃ろうの造設が適切なケースとは。介助、看護の場面を中心に胃ろう造設された方への管理の際の注意点について。

胃ろうとケア

1.胃ろうとは ―概論から造設まで―

○胃瘻(PEG)とは ○適応と禁忌 〇PEG適応の過程 ○カテーテルの種類 ○造設手段について ○胃壁腹腔固定 ○術後早期管理について ○栄養剤について ○消化器トラブル

2.長期栄養管理の基本と日常ケアとトラブル対策について

○内視鏡的胃瘻造設医療連携システム ○胃瘻管理における看護師の役割 ○在宅医療での胃瘻の利点 ○カテーテル管理、日常的なスキンケア ○栄養状態改善によるトラブル、バンパー埋没症候群、不良肉芽、皮膚炎、事故抜去 ○ボタン型カテーテルの管理方法の検討と内視鏡技師の役割
(※協力 日本シャーウッド(株)、アステラス製薬(株)) 

NPO法人PDN
理 事 岡野 均

京都九条病院
医 師 岩瀬 豪
看護師 井口 真弓

進行性筋疾患に対するケアの知識

1.国立病院機構とは 2.禁原性と神経原性について
3.筋ジストロフィーとは 3.デュシェンヌ型禁ジストロフィーの特徴
5.日常生活援助について 6.人工呼吸器について
7.患者さんを支援する人々

(独)国立病院機構 
宇多野病院  療育指導室
荒川 善博
アンケート 事前アンケート結果PDF

事後アンケート結果PDF

 これらの内容を考慮し、セミナーをしました。当日は、小生とシャーウッドと共同で作った胃ろう人体モデルを用い、実際に胃ろうを見て、触れてもらいました。実際は3時40分まで延長しました。

報告者 岡野医院 岡野 均