平成19年10月12日(金)
医療・介護・福祉関係者等(医師、看護師、栄養士、グループホーム職員等)
大村市立病院 内科医長 大原寛之先生
参加者からの質問など
【質問】 胃瘻造設前の検査(上部消化管内視鏡、腹部CT、腹部エコーなど)について、どこまでチェックを行うべきか?
【回答】 当院に関しては入院時CT、その次に内視鏡を行い、穿刺可能部位、穿刺可能範囲を確認して、キットを選択するようにしている。腸管誤穿刺などの合併症予防のためにも、両者を事前に行うことが必要と考える。
同地区でのPDNセミナーは今回が初回となったが、参加施設が予想以上に多く、「地域医療・介護」に従事するスタッフの胃瘻に対する関心の高さが伺われた。 今後もこうした機会を重ねることで、胃瘻などの経腸栄養法の浸透をステップとし更なる「在宅医療・介護」の拡充が期待される。
報告者:愛野記念病院NST 外科・前田滋、内科・曾野弘士、管理栄養士・中村真知子