第4回島原・南高NST研究会


開催日時

平成19年10月12日(金)

開催場所 島原復興アリーナ(長崎県島原市)
対象

医療・介護・福祉関係者等(医師、看護師、栄養士、グループホーム職員等)

目的 PEGを正しく理解し、関連または近隣施設との連携を図るため
参加人数 133名
講 師

大村市立病院 内科医長 大原寛之先生

テーマ PEGの種類と活用法

参加者からの質問など

【質問】
胃瘻造設前の検査(上部消化管内視鏡、腹部CT、腹部エコーなど)について、どこまでチェックを行うべきか?

【回答】
当院に関しては入院時CT、その次に内視鏡を行い、穿刺可能部位、穿刺可能範囲を確認して、キットを選択するようにしている。腸管誤穿刺などの合併症予防のためにも、両者を事前に行うことが必要と考える。


 同地区でのPDNセミナーは今回が初回となったが、参加施設が予想以上に多く、「地域医療・介護」に従事するスタッフの胃瘻に対する関心の高さが伺われた。
 今後もこうした機会を重ねることで、胃瘻などの経腸栄養法の浸透をステップとし更なる「在宅医療・介護」の拡充が期待される。


報告者:愛野記念病院NST 外科・前田滋、内科・曾野弘士、管理栄養士・中村真知子