第4回となる大分PDNセミナーは、大分県は杵築市にある杵築市立山香病院にて開催されました。当日は院内スタッフと院外の関係者を含めて78名という、会場の収容人数ギリギリの満員の参加人数でした。
司会は山香病院副院長の石尾先生、講師は別府医療センターの松本先生という進行で、PEGにおける合併症を中心に、PEGを取り巻く環境に至るまで広く講義いただきました。
講義終了後に様々な質問が飛び交った様子で、松本先生が丁寧にひとつひとつの質問にお答えされていたのが非常に印象的でした。(終了直後は一人しか質問されておりませんでしたが、そこはシャイな大分の県民性というところでしょうか…)
大分県はPEGを比較的早い段階で導入された非常に熱心な県でありながら、県下全域にまで正しいPEGの正しい使い方が徹底できておらず、県中心部以外の地域への啓発が課題となっておりました。今回のセミナーをきっかけにPEGに関して改めて勉強したい、栄養管理に関して正しく把握したい、という医療従事者の方が一人でもいらっしゃれば 嬉しい限りです。
報告者:後援メーカー (株)メディコン 菅田