世論から「意識がない患者へのPEGはむやみな延命、尊厳死も考慮に」との風潮も見られる中で倫理をテーマにご講演頂きました。本当の’意識がない’とはで脳死の状態のことであり呼びかけても答えないという状態は、’返事ができない’だけで意識がないわけではない。そういった患者に対しては積極的にPEGを行って生を全うするべきである。尊厳死などと死なないと尊厳が保たれないのはおかしい。
足が悪くなった人は車いすに乗る。心臓が悪い人はペースメーカーを入れる。嚥下が悪くなった人はPEGを作る。これらは同じこと。と理解できました。
現在PEG患者は約35万人に上っておりこれは車いす人口の40万人にも匹敵する数になっている。車いす患者は社会的に認められているのに(駅や公共機関のバリアフリー化など)、PEG患者は社会的につらい立場にある。これは改善すべきことだと感じました。参加頂いた方からも「非常に良かった」と喜ばれる有意義なセミナーとなりました。