当地区のセミナーは年2回開催で、1回はPEGの基本を理解していただくための講演を、もう1回はPEGのみならず、栄養管理についてひろく知識を深めるための講演を行うようにしています。
今回は、吉野先生をお迎えし、摂食行動を脳科学の面からお話しいただきました。「食べるための胃瘻」を目指し我々は日頃努力しているわけですが、そのためには食事をいかに認知しているかを理解する必要があると思い企画しました。食物を認知することの複雑な過程をわかりやすく軽妙な語り口で解説していただきました。日頃あまり考えることのない視点からから摂食を考えることができ、参加の皆さんからも好評でした。
報告者 山口労災病院 飯田 武