PEGの交換日記①
予定通りの「PEG」の交換が五分前に終わり、いつもの通りパソコンの前にいる。
娘が気をきかせたつもりでTVを切ってしまったから、臆病な私が一部始終に、意識することになった。
おまけに娘は、この世の別れとばかりに手をつないで私の反応を期待しているし、ギャラリーの妻は「意識しないで」と言って意識させている。
TVが消えているから主治医の先生の動きに注目し、知らず知らずに私の腹に力が入る。少なくとも二度は先生の力が来ると、想像し注意していたのに今度も終わってしまった。
後処理をしておられる時に、良い先生に巡り逢えたと感激して思わず泣き出したら、やはり痛いのと、やせ我慢と言われたが、私はやはり痛くなかったから泣いてた。 相変わらず床擦れに無縁な元気な病人でした。 |