飛田洋さん

なにくそ!俺はここにいる136

京都府 飛田洋さん(70歳)

飛田洋さんは、平成10年11月に脳梗塞を発症しました。

完全四肢麻痺、構音障害、嚥下障害を認め、入院中に胃ろう造設術、気管切開術が施行されました。平成12年6月に在宅へ移行され、かすかに動くようになった指先でパソコンを操り、創作活動を続けています。

毎日書きためたものは、月刊誌としてまとめられ、製本されています。

FAX送信のご挨拶

情報番組を見ていると、前かがみで仕事や生活する人や
上を向いて寝る人は歪み仙骨になりやすく腰痛になるとか

寝たきりになったせいで肩こりも腰痛も消え不幸中の幸と
喜んでいたのに再発の可能性を含んでいた事は残念の極み
だから病院では二時間置きに左右に寝かせてたのですね。

実は床ずれ防止と、腰痛防止を兼ねてしてたのですね。

十五年、上を向いてる僕は普通の人間じゃないのかな。

それとも、これもぺぐのお蔭と思うのはこちらの勝手?。

【俺流・文句と違う・ぶんくやで】

※ 怨みこめ 叩けば良いぞ タッピング

※ 偽装など 調べ出したら 切りがない

※ 新米にゃ 期待するのが 無理らしい

※ 偽装だと 見破れないか ニセセレブ

※ 韓ドラに 矛盾が目立つ ストーリー

※ 知らぬ顔 出来る性根が わからない

※ レイテ島 ゆかりの人は 見過ごせぬ

※ レイテ島 平和ボケする 時じゃない

※ 智恵絞り 被害減らせぬ ものだろか

※ 検査漏れ 水をさすなと 議事を見る

※ 安倍の足 誰が引っ張る 下手を売る

※ 早くから 準備させられ 待ちぼうけ

※ 洞吹きの 大風呂敷きを なにとする

※ 他人の事 批判するのは いとやすし

足早の冬の訪れと駆け抜ける晩秋の景色、寒空を思い

私は気楽に、皆様のご健康をお祈り申し上げます。

平成25年12月1日(日曜日)

飛田 洋

黙っている

最後に笑え


『一』
遅いことなら  牛でもするぞ
俺はのんびり  構えていない
 何だかんだと 言い訳聞いて
黙っているが  心のうちじゃ
黙っているが  嘆いているぞ

『二』
恩にきせたら  値打が下がる
そんな気配は  覗いておらぬ
 いつも自然は  見事なものだ
黙っているが  あなたの行為
黙っているが  感じているぞ

『三』
口に出せぬが  感謝はしてる
礼が云えたら  人並みだけど
 こんな事なら  運命を知れば
黙っているが  生き方だって
黙っているが  違っていたよ


『一』
楽して稼ぐ   儲けより
汗を嫌わぬ   道を行け
損な様だが   焦らずに
常に備えて   突き進み
最後に笑え   思い切り
『二』
理想と夢を   求めたら
先ずは右腕   同志だな
一人動きと   大勢じゃ
元手以上に   違うから
最後に笑え   笑い出せ
『三』
口先だけで   終るより
俗に背中で   教え込め
手取足取り   素人にゃ
手本示して   やり通し
最後に笑え   遠慮なく
『四』
宣伝などに   頼りきる
下手な商い   情けない
人の口から   口コミを
強い味方に   取入れて
最後に笑え   笑うのだ


そんな人生

今でしょう


『一』
不足不満を  さわぐよな
 そんな人生
 そんな人生   有りだろが
実は我慢も  するものだ
 その時々も  その日々も
 二度と訪問  しないから

『二』
不眠不休で   がんばろが
 そんな人生
 そんな人生   有るだろが
過去の話に   なるだけだ
 その奮闘も   がんばりも
 基礎に健康   あったから

『三』
不便不安を   気にしない
 そんな人生
 そんな人生   やり切れよ
今に感謝で   足るを知る
 夢か理想か   知らないが
 誰も挑める   ことなのさ


『一』
明日いずれと  ごまかさず
同じやるなら  今でしょう
 機会待つより  ねらうより
 一歩踏み出せ  やりとおせ
夢があるなら  向わなきゃ
運でないのさ  やる気だよ

『二』
近いうちにと  あざむかず
同じするなら  今でしょう
 怠けごころを  避けながら
 そんな言い訳  似合わない
足を地に付け  過ごせたら
こんな具合に  ならなんだ

『三』
後であとでと  逃げ出さず
同じことなら  今でしょう
 後にまわした  つもりでも
 それが忘れに  つながるよ
その場その時  手を抜かず
消さぬ煙草が  火事のもと


文句ばかりと言うけれど

背中を洗ってもらうこと


『一』
文句ばかりと  言うけれど
文句云えたら  うるさいぞ
 声の出せない  寝たきりに
 悪いジョ-クは  よしてくれ
いつも不安を  みちづれに
感謝かの字が  からまわり

『二』
文句ばかりと  言うけれど
文句云えたら  指示をだす
 声の出せない  あきらめが
 いらぬ誤解と  サヨナラだ
いつも我慢と  手を引いて
感謝かの字で  明け暮れる

『三』
文句ばかりと  言うけれど
文句云えたら  うるさいぞ
 声の出せない  寝たきりは
 赤子みたいな  ものなんだ
明日のない分  とりあえず
感謝かの字で  あふれてる


『一』
僕のひそかな  よろこびは
夢と云うには  ささやかで
 欲とするなら  おそまつだ
やる気意欲に  かかわらず
自分じゃ一寸  無理なこと
 背中を洗って  もらうこと

『二』
槍が降ろうが  矢が飛ぼが
雨が降ろうが  晴れようが
 上を向いてる  寝たきりだ
常にベッドの  この身では
自分じゃ贅沢  過ぎるのが
 背中を洗って  もらうこと

『三』
今の欠かせぬ  よろこびは
誰も知らない  わからずで
 恋に成らぬが  しあわせだ
気持込めてか  おざなりか
自分にゃ優劣  わかること
 背中を洗って  もらうこと

主治医より一言

<<今でしょう>>

 今年の流行語大賞にも選ばれた言葉ですね。

 年齢と共に嫌な事は後回しにしていたら、忘れてしまうようになってきました(笑)。今 出来る事は、今 しなければと思う今日この頃です。