飛田洋さん

なにくそ!俺はここにいる168

京都府 飛田洋さん(73歳)

飛田洋さんは、平成10年11月に脳梗塞を発症しました。

完全四肢麻痺、構音障害、嚥下障害を認め、入院中に胃ろう造設術、気管切開術が施行されました。平成12年6月に在宅へ移行され、かすかに動くようになった指先でパソコンを操り、創作活動を続けています。

毎日書きためたものは、月刊誌としてまとめられ、製本されています。

無責任者の【雑文暴論】⇒【ああ・熱中症】


【熱中症】【熱中症】と巷では姦しい。長い間寝っ放しで
【熱帯夜】の体験と記憶があるが、【真夏夜】【猛暑日】
の【直射日光】の経験はない。昨夜も【熱中症】をTVで
取上げたが、40歳を過ぎると老化と共に【温度の感受性】
なるものが衰えるらしい。年寄は鈍いと言われる訳か?

でも年寄には【知恵と知識】がある。寝っ放し歴の長い
私はそれなり対策を【寝たきり】でしている。西日の当る
室温を【三重層】に見立て足元の【低重層】の中央にある
【ベッド】の更に低い位置から扇風機で風を送っている。

【高重層】の高い室温は天井近くの【換気扇】で外気温の
30度前後まで強制的に排出している。

【ベッド】より、目分量で20cm高い【中間層】と更に
10cm低いTVの上とにデヂタルの温度計が二台ある。

メーカが違うのか、面白い事に同じ室内なのに0.5~2度も
違う。常の体温が35.5度で極めて【低燃費】の寝っ放しが
微動もせずP・C相手に奮闘していると、外出して汗塗れ
、動きまくり、体温38度近いのが【高温層】に飛び込み
(暑いあつい死にそう)とか(ここはムロ)とかの、難癖

確かにアンタらが見ている温度計は30度でも、私の目線は
28度、(何を仰る)と云いたい処だが【熱中症】を、心配
させぬ為に、厚さを感じぬまま、室温が30度を超えれば
冷房設定28度で入れて貰っている。因みに微動だにできぬ
寝っ放しの【熱中症】死亡事故って起きていますか?


心頭滅却すれば火も又涼し 僕等は、これで育ちました。

屋外は暑そうですね。忙しく働かれる方ほど、乞御注意!

平成28年8月1日(月曜日)

≪後のまつり≫

≪飛び起きろ≫

二行きめる
『一』
明日あした後での   考えで
何か忘れる   ものだから
次に残さず   即にやれ
 亀の歩みと  言われても
 一歩先へと   前に出る

『二』
腹の底まで  覗かせぬ
見せぬ行ない 見事だが
常に警戒   怠るな
 勝ちの目前  気を抜かず
 隙を見せぬが 基本の基

『三』
明日明後日   先知れぬ
今は確実    信じても
常に油断は   ほめられぬ
 結果的には   終りまで
 獲らぬ狸に   なりかねぬ

二行きめる
『一』
眠れよ眠れ   眠れたら
朝だ元気に  飛び起きろ
 恋は夢でも  見た後は
 胸は若さで  甦る
 誰に遠慮が  いるものか

 『二』
眠れよ眠れ   深々と
朝はイクサだ  飛び起きろ
 夜の夢では   何千里
 親の顔でも   偲ぶのさ
 歳に関わり   あるものか

『三』
眠れよ眠れ   休めたら
朝は明るく   飛び起きろ
 悲しい夢と   お別れと
 君の代りに   枕抱く
 今は出来ない  事なんだ


≪冷やしすぎ≫

≪頑固ジルシ≫

二行きめる
『一』
暑いあついと  冷房の
設定下げて   出て行くが
後は冷え過ぎ  寒過ぎる
 まして私は   惨めにも
 ベッド暮らしの 寝っ放し
 そんな現実   考えですか

『二』
暑いあついと  部外者が
設定睨み    気にするが
部屋の主は   ないがしろ
 朝は涼しい   筈なのに
 風を入れずに  窓閉める
 こんな状態   納得出来ぬ

『三』
暑いあついと  冷房の
設定下げる   あかんたれ
後は冷気の   置き土産
 生まれ育ちも  原因で
 互い高さに   差があれば
 感じ方から   当然違う
二行きめる
『一』
頑固印の    ふて腐れ
命だけはと   生かされる
 誰も心中   計れぬが
 胸の悩みは   いかほどか
元に戻れぬ   口惜しさは
他の奴らに   わかるまい

『二』
頑固爺の    意地張りは
実は悲しき   抵抗さ
 復帰頼りに   してるのに
 何の気配も   感じない
扶養家族に   成り果てて
後のまつりと  ホゾを噛む

『三』
頑固印の    頑固さは
山と動かぬ   ものなのさ
 例え小さな   灯火も
 届く限りは   諦めぬ
運か運命さだめか   知らないが
迎来たなら   それまでよ

≪根気出すのだ男を上げろ≫

≪浦島太郎じゃないけれど≫

二行きめる
『一』
根気出すのだ  男を上げろ
弱気弱音は   男を下げる
 意思が決まれば  貫いて
 努力しょうぜ  頑張ろう
  それに従がい  人生なんて
  不思議と総て  変わるのさ

『二』
根気出すのだ  男を上げろ
嘆き悩んで   男は暮れぬ
 悪い流れも   逆らわず
 潮の変わり目  耐えて待て
  運を切替え   人生創れ
  利用しながら  まきかえせ

『三』
根気出すのだ  男を上げろ
弱気弱音で   男が立つか
 今日は昨日と  違うから
 花が散ろうが  慌てずに
  いつも最後と  人生巡る
  覚悟でいてる  ものなのさ

二行きめる
『一』
浦島太郎じゃ  ないけれど
長く寝たきり  生活で
ベッド暮しの  明け暮れで
知らない事が  多すぎる
 世紀移りの   難題にゃ
 色んな疑問が  出たそうな

『二』
浦島太郎じゃ  ないけれど
テレビ三昧   生活で
捨て目捨て耳  十八番でも
知らない事に  悩んでる
 スマホアプリに ツイッター
 どうも片仮名  恐怖症

『三』
浦島太郎じゃ  ないけれど
パソコン命の  生活で
悠々自適の   マイペース
云わざる知らざる望まざる
 戒めながら   肯いて
 今日も元気に  書き捲る


主治医より一言

【ああ・熱中症】、≪冷やし過ぎ

たしかにベッドに寝ている方の高さで室温、湿度を測定するべきですね。

最近は、気温や湿度から熱中症になる危険度を知らせる「熱中症計」があるそうです。

家の中でも活用すべきですね。