飛田洋さん

なにくそ!俺はここにいる170

京都府 飛田洋さん(73歳)

飛田洋さんは、平成10年11月に脳梗塞を発症しました。

完全四肢麻痺、構音障害、嚥下障害を認め、入院中に胃ろう造設術、気管切開術が施行されました。平成12年6月に在宅へ移行され、かすかに動くようになった指先でパソコンを操り、創作活動を続けています。

毎日書きためたものは、月刊誌としてまとめられ、製本されています。

無責任者の【雑文暴論】⇒【珍説・沖縄振興策】


自然災害の何かと多い日本であるが、今年ほど【台風】に
よる【全国的】な【風雪害】は珍しく、まれと想われ、
被害に遭われた方に心より、お見舞い申し上げます。

ニュースゃ情報番組を見聞きするたび、お手伝い出来ない
私の境遇を、うらめしく思っております。


雨風の激しい音に起こされると、二度寝の出来ない習慣で
徹夜はしばしば、音も立てられず、気配を愉しむように
ただ朝まで眠れず、色々と考える癖がつきました、


【夢】か【珍説】【妄想】かも知れませんが
【海水温】が高いと【台風が発生】するそうですから
素人考えで【製氷技術者】に【沖縄近海】の【海水限定】
で【とけにくい氷】の開発で、成功すれば大規模な工場と
保冷倉庫の設置、財源は政府環境省と気象庁、運営は沖縄
県であり、雇用の促進、結果で諸島に工場を設置する。


仕事は【とけにくい氷】の海洋投棄での水温調整である。

広大な海への、自然への抵抗は【焼け石に水】で暴挙でも
やらないより【海水温】に変化があるはずだ。

これにより【台風】による風水害を減らせれば多くの人の
生命、財産、思い出を守ることになる。な~んてね!


朝夕涼しくなり冷房派から解放され一安心、でも一波乱が
起きそう、天候不順にご留意くださいませ。

平成28年10月1日(土曜日)

≪飛び起きろ≫

≪俺は聞き役≫

二行きめる
『一』
眠れよ眠れ   眠れたら
朝は心だ    飛び起きろ
 の夢でも   見た後は
 胸は若さで   甦る
 誰に遠慮が   いるものか

『二』
眠れよ眠れ   死んだよに
眠れよ眠れ   飛び起きろ
 夜の夢では   何千里
 親の顔でも   偲ぶのさ
 歳に関わり   あるものか

『三』
眠れよ眠れ   休めたら
朝は気持ちだ  飛び起きろ
 悲しい夢と   お別れと
 君の代りに   枕抱く
 辛い気持ちが  苦手だよ

二行きめる
『一』
他人の悪口   噂など
 俺は聞いても  聞き流し
 俺は便利な   聞き役だ
興味あろうと  なかろうと
云えぬ口だし  ご安心

『二』
何だかんだの  口実も
 俺に覚られ   困らぬと
 君の相棒    聞き役だ
何かストレス  トラウマの
退治だったら  ご用命

『三』
味方せぬけど  中立で
 役に立たない  爺でも
 俺は立派な   聞き役だ
知らぬ顔して  いるけれど
蟻の涙の    ご奉公


≪他人まかせ≫

≪なまけもの≫

二行きめる
『一』
苦し紛れか   知らないが
俺は白黒    気にするよ
 後悔しやがれ  今までを
 夢が半ばで   消えたとて
 未練抱くな   抱えるな
 他人まかせで  生きてても

『二』
田舎芝居を   続けるな
俺はすっきり  させたいね
 辛抱してみろ  試練だと
 意欲やる気を  置き換えて
 我慢しだいだ  患えば
 他人まかせだ  おまかせだ

『三』
胸の支えが   降りるよに
俺はばっちり  云いたいね
 反省しやがれ  思い出せ
 常に歴史は   繰返す
 知識ばかりの  知恵足らず
 他人まかせの  身にしても

二行きめる
『一』
怠け者へと   成り下がり
 命永らえ    何に成る
復帰望んで   十余年
 奇跡未だに   起こらない
扶養家族で   世話ばかり
 頼る暮らしは  惨めだよ

『二』
怠け者だの   あざけりと
 噂批判が    山とある
馬の耳への   囁きと
 我慢一途で   聞いている
運か運命さだめか   知らないが
 俺の末路は   哀れだな

『三』
怠け者でも   愚かでも
 命だけだと   生かされる
夢と希望は   崩れ去り
 胸に苦しみ   抱いている
元に戻れぬ   現実は
 後の祭りで   手を打てぬ


≪気遣い気配りたのみます≫

≪年寄らしうてすみまへん≫

二行きめる
『一』
昼の灯台    目立たない
鍋を落とした  音でない
優しい音色   呼鈴さ
 気遣い気配り  頼みます
 会話に夢中の  皆さんは
 役立たないぞ  間に合わぬ

『二』
夏の炬燵で   ないけれど
非難するほど  嫌でない
私に大事な   宝物
 気遣い気配り  頼みます
 万事に注意を  払わぬと
 油断で消えて  しまいそう

『三』
明けの明星   焦れ待つ
工場の忙しい  音でない
引込み思案の  合図だよ
 気遣い気配り  頼みます
 小さな音量   上げないと
 呼んでる時に  届かない

二行きめる
『一』
暑い暑いと   言わはるが
年寄らしうて  わからへん
にぶいこっとす  すみまへん
若い頃なら   こんなんは
 相手しません  気にならん
ほかのなんかを  気にしてた

『二』
はようせんかと  急かれるが
年寄らしうて  いのけ動けへん
どんなこっとす  すみまへん
 若いころには  何処とのう
 苛ちでわかる  性分が
変わらへんのが  性質なんや

『三』
そうは思わん  こうなんや
年寄らしうて  浮かばへん
アホの気分や  すんまへん
 若い気分で   おれたのに
 数のうちでは  ないなんて
明日も見込みも ないみたい


主治医より一言

≪無責任者の【雑文暴論】⇒【珍説・沖縄振興策】

 今から35年前に大学の内視鏡教室に入っていた頃、太い硬い硬性鏡カメラを苦しそうに入れられている患者を見て、ミクロの決死圏のようなものが出来ないかと思っていたら、カプセル内視鏡で胃腸が観察出来る時代になってきました。飛田さんの夢もそのうち、正夢になるかもわかりませんね。