なにくそ!俺はここにいる189京都府 飛田洋さん(75歳) 飛田洋さんは、平成10年11月に脳梗塞を発症しました。 完全四肢麻痺、構音障害、嚥下障害を認め、入院中に胃ろう造設術、気管切開術が施行されました。平成12年6月に在宅へ移行され、かすかに動くようになった指先でパソコンを操り、創作活動を続けています。 毎日書きためたものは、月刊誌としてまとめられ、製本されています。 |
■ハンサ・無責任/二行きめる個人の見解
《仰げば尊し》平成30年11月1日(木曜日)
世に言う団台の世代の前、捨て育ち?世代と言うか六人兄弟 生徒の疑問に答えられない地理の先生、教え子の姉と交際し クラスの有力者を自宅に招き静かに授業させてと懇願する音楽教 一方生徒は就職組の非行グループと鑑別所帰りが校庭や校舎 学校間の不良組同士の暴力事件、硬派の喧嘩は多発した。 いつからか教師が教員になり父兄の一部には自分が雇用主気取 そこで 《権利自由 口にするより 己が義務》 なんてーね 続く |
■ ハンサ・無責任者の川柳風《二行詞》
・居た切りに どうでも良い事 多すぎる
厭世なのか 余裕とゆとり
・子育ての 経験ないのが 洗髪か
耳の穴へと 浸水しきり
・批判する その身を知れよ 振りかえれ
言わぬが花と 他人は想うな
・公人にゃ 四方八方 パパラッチ
監視されてる 覚悟しなされ
・掴まずに 支えておくれ 足と腕
手荒に持つな 衰え来てる
・トイレ中 話しかけるな 動かすな
多忙なりゃこそ しばし休憩
・寝たきりに 腹筋ですかと 聞くナース
年寄りだから アバラ骨だろ
・聞いたとて 俺にどうにも 出来ぬこと
言うてくれるな 悩みますだけ
・だっこちゃん なんて昔に 流行ってた
雑っこちゃんだね 最近貴女
・生きた金 死んだ金とは どう違う
金に困れば 粗末にできぬ
・眠られぬ 眠れないのと 聞かされて
眠れぬままに 観察してる
・鈍いなら 先にすること 先にする
後にするから すぐに忘れる
・お目出度く 善意で取れば 腹立たぬ
解かりながらも すぐに忘れる
≪かんにんな≫ |
≪想い出巡り≫ |
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≪のろい鈍い≫ |
≪引き篭もり≫ |
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主治医より一言
《のろい鈍い》
私は鈍い(にぶい)と云う言葉が嫌いですがのろい(SLOW)と云う言葉は好きです。
60才を過ぎてから、効率や結果を重視するのではなく、ゆっくりとした時間を過ごしながら人生を楽しみたいと思うようになってきました(スローライフ)。メールもやめました。診療所以外の仕事も徐々に減らしてきてます。一度に多くの物事をしないようにしています。仕事以外では、車ではなく歩くように(ゆっくり)しています。仕事柄(胃腸専門)日頃患者にはゆっくりよく噛んで食べるように云ってきましたがやっと私も今実践しています。今、この瞬間を楽しむように心がけています。(岡野拝)