なにくそ!俺はここにいる190京都府 飛田洋さん(75歳) 飛田洋さんは、平成10年11月に脳梗塞を発症しました。 完全四肢麻痺、構音障害、嚥下障害を認め、入院中に胃ろう造設術、気管切開術が施行されました。平成12年6月に在宅へ移行され、かすかに動くようになった指先でパソコンを操り、創作活動を続けています。 毎日書きためたものは、月刊誌としてまとめられ、製本されています。 |
■ハンサ・無責任/二行きめる個人の見解
《仰げば尊し》平成30年12月1日(土曜日)
《ペグにして》 20年近くになる。手術後色々あったから正確な
そのうちに後発の国産が開発され、改良され、今は有効期間が
《ペグにして》 する以前は、入院中の栄養補給に鼻の中に
そこで 《ペグにして 正解でしたと 年の瀬や》なんてさ 続く |
■ ハンサ・無責任者の川柳風《二行詞》
・りっとうと 聞けば競馬を 思い出す
漢字を読んで 誤解に気づく
・思うたび 口にするのは 如何かな
言わぬが花と 人は言うなり
・トランプが 開拓時代に 生きてたら
善玉なのか 悪役なのか
・欠かさずに 介護理髪師 マスクして
話しかけたり お仕事してる
・云ったこと 頼んだことは 後まわし
後にするから 未だ為し得ず
・何処でさえ なにか問題 かかえてる
手の出せぬまま 岡目八目
・認知症 予備軍などと ふざけるな
しくじり多く 笑っておれぬ
・さり気なく 今日も明日も ひまつぶし
何も起こらず 何も変わらず
・スーチンを 買い被ったか 見誤った
流れ失い 澱んで来てる
・テレビ点け 違う波長の 声は駄目
急に五月蠅い 番組見ない
・自分さえ 良かれと思う エゴするな
エコを忘れちゃ 後悔するぞ
・軍拡で 地球の未来 明日あるか
自然壊せば 元も子もない
・人として 生まれ来たのに この運命
幸と不幸は 取り方しだい
≪とろくせ~≫ |
≪下り坂賛歌≫ |
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≪ほめてやる≫ |
≪ひまつぶし≫ |
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主治医より一言
《のろい鈍い》
NHKの誤った報道によるペグバッシングの結果、小生が初めてペグを施行した 1984年頃のように経鼻胃管や中心静脈栄養による栄養管理が増えていると聞いています。飛田さんの声を聴いてもう1度初心に帰り、患者さんにとって、家族にとってストレスフリーの正しい栄養療法の啓蒙に努めたいと思います。(岡野拝)