なにくそ!俺はここにいる200京都府 飛田洋さん(76歳) 飛田洋さんは、平成10年11月に脳梗塞を発症しました。 完全四肢麻痺、構音障害、嚥下障害を認め、入院中に胃ろう造設術、気管切開術が施行されました。平成12年6月に在宅へ移行され、かすかに動くようになった指先でパソコンを操り、創作活動を続けています。 毎日書きためたものは、月刊誌としてまとめられ、製本されています。 |
■ ハンサ・無責任者の川柳風一途な《二行詞》
①・手の込んだ 知恵をしぼりし 消費税
工夫したのに 実りすくなし
②・日本じゃ 後悔あとに 立たずとか
あとの祭りと 良く聞く言葉
③・五輪行く 節約暮らし 耐えて行く
浮かれる時か 貴方どうする
④・犬小屋の 撤去を聞いて ホッとする
死後の憂いの 一つが消える
⑤・米英と 安倍を加えて なんとなく
三国同盟 ふと思い出す
⑥・消費税 何度聞いても 不公平
これをこのまま 認める愚か
⑦・治山せず 河川おろそか そのつけが
令和に来たと 人々あわて
⑧・血圧が 高くなるほど 暑がると
本当だろうか 眉唾ものか
⑨・令和の世 長い停電 予期しない
人災なのと 自然あがめよ
⑩・吸引で 尿意かんじる この不思議
習性それとも 本能なのか
⑪・云うたとて どうせ聞かない 人だった
云うだけ無駄な 亡き母偲ぶ
⑫・庭の戸を 早朝開けて 風入れる
そうさエコだよ 自然の味だ
⑬・やぶにらみ 岡目八目 聞きかじり
噂ばなしに こりない人よ
≪だったらば≫ |
≪現実逃避≫ |
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≪なーんてね≫ |
≪九難に耐え≫ |
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主治医より一言
私もテレビのノーサイドゲームを見てラグビーの虜になってしまいました。“ノーサイド”と云う言葉は、試合終了を意味するそうで、今では日本でしか使われていないそうですが、試合が終われば勝った側(SIDE)も負けた側(SIDE)もなくなる(NO)と云う事から由来しているそうです。試合が終わった後の選手達の行動は清々しいですね。トランプさんも見習ってもらいたいもんです。(岡野拝)