◆ PEGの交換日記⑩
PEGの交換日記、と言う本当らしい題名をつけては、いるが本当は日記より記録が正しいのだろう。
交換されて即、先生が帰られた五分後に、感じたまま書き出す日もあるし、作詞の間に書き出す今日みたいなのもある。
直筆でないから、一枚書くのに一時間前後はパソコン設定でかかる。
さて、ペグの交換予定日、空腹を我慢して、TVでリバイバルを見ていると、先生はじめ続々と来られた。
前回から国産メーカーになったので使用結果確認のメーカーの技師さんや、地元紙の記者さん達ギャラリーである。
地元紙にはプール遊びもOKと言う意味で、すでに入浴写真が一面でカラーで紹介されてたから驚くこともない。
さて交換となり、TVを見続け私は平常心を保とうとしたが普段と違う緊張で参りました。
外国産から国産になり工夫されていたので、拍子抜けと言う言葉を体感させられた前回のPEGの交換であったが今回も時計で計ってたら、五分とかかってなかった。
前回同様 案ずるよりうむがやすし。
この稿の掲載は半年先で寒くなっている筈だ。
<主治医より一言>
本当に在宅でのPEGの交換が安全に簡単に施行出来るようになりましたね。23年前に初めてPEGを施行した頃の苦労が嘘のようです。
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| 『一』 |
| ちから一杯 生きて来て |
| 仕事半ばで 病で終わる |
| ああ |
| 今では神に さからえず |
| 流れの中で 私は暮らす |
| | 『二』 |
| ちから一杯 生きてるが |
| 耳目確かで 動かぬ手足 |
| ああ |
| 命はあるが なんになる |
| 心配かける 厄介かける |
| | 『三』 |
| ちから一杯 生きるにも |
| そこの喜び 幸せ知らぬ |
| ああ |
| 努力も空し 甲斐もなし |
| 奇跡は夢の 願いで悲し |
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『一』 |
君の悲しみ 僕は後悔 |
夢は遠くで 招いてる |
君の 君の ほほ笑み |
今は 今は 泣けるよ |
ああ 想い とこしえ |
願い空しく 望み儚く |
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『二』 |
君の注意を 風に栁と |
軽く流して 受止めた |
意識 意識 しないで |
毎度 毎度 聞いてた |
ああ 僕の しくじり |
願い空しく 望み儚く |
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『三』 |
君の疲れが 心に痛い |
これは天罰 業なのか |
今と 今と なっては |
後の 後の まつりさ |
ああ 楽に させたい |
願い空しく 望み儚く |
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| 『一』 |
| こまい一円 なめるなよ |
| 金で世間は うごいてる |
| それが現実 現実・現実 |
| 出足大事だ 駆け出さず |
| 心決めたら つっぱしれ |
| 男が出るぞ 売りと買い |
| | | 『二』 |
| 返事一つを ためされる |
| 動き始めを みられてる |
| それが現実 現実・現実 |
| 若さ以上の やる気出し |
| 歳を感じぬ 覇気しめせ |
| 男が出るぞ 売りと買い |
| | | 『三』 |
| 時代移ろと 掛け値せず |
| 損だ得だの 愚痴はなし |
| それが現実 現実・現実 |
| 下手な商い それもいい |
| 腰が低いと 目にとまる |
| 男が出るぞ 売りと買い |
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| 『一』 |
| 山の津波を 忘れたか |
| 半年まえの 梅雨の事 |
| 舗装の道路 楽だけど |
| 自然治水を 忘れてる |
| | | 『二』 |
| 雪に遊んで 雪に泣く |
| 雪国おそう 雪の事故 |
| 大水日照り 繰り返し |
| 備え忘れる 愚かさよ |
| | | 『三』 |
| 異常気象と 片づける |
| 氷壁くずす 温もりや |
| 大地の恵み 悟るなら |
| 原始に戻れ 僅かでも |
| | | 『四』 |
| 原油高値に 泣く庶民 |
| 枯渇に破壊 続けてる |
| 油田も何れ 限りある |
| 原始に戻り 始末しろ |
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