『一』
万に一つの 希望を繋ぎ
万に一つに 明け暮れる
どうなろが こうなろが
成り行きに 成るがまま
死んだ命に 是非もない
『ニ』
千に三つの 真実だって
千に三つに すがりたい
さりげなく さみしさに
なにげなく 泣いている
寝てる体に 甲斐はない
『三』
万に一つの 奇跡を信じ
万に一つに 賭けてみる
気やすめが 気になるが
あきらめは 明日の明日
寝てる間は 価値はない
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『一』
名前なんかは 知らぬまま
名前なんかは 聞かぬまま
恋のとりこに なっていた
愛に落ちてた 酔っていた
戻らぬ日々よ
『二』
次に逢う日を 決めたなら
次に逢う日に 来ていたね
僕は四十じゃ なかったが
君はいくつに なっていた
戻らぬ日々よ
『三』
何も言わずに 抱いていた
何も聞かずに 抱かれてた
まるで儀式で あるように
それは自然で ありました
戻らぬ日々よ
『四』
今はどうして いるのやら
今はどうにも ならないが
風のしらせも ないけれど
便りないのが 無事と言う
戻らぬ日々よ
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