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なにくそ!俺はここにいる60

京都府 飛田洋さん(64歳)


笑う門には

(『笑えば天国』の替え歌もどき)

門はまん丸

(『芸道一代』の替え歌もどき)

『一』
口を結べば 暗くなる
背中丸いと 萎縮する
内に入れば 恋出来ず
腹を大きく 余裕持て
笑う門には 福来たる
嘆く顔には 皺が寄る

『二』
声の明るさ 人を呼ぶ
動く楽しさ 未来見る
不平不満に 花咲かず
文句小言に 実りない
笑う門には 福来たる
嘆く顔には 皺が寄る

『三』
怒る逆らう 嫉妬する
腐る裏切る 欲を張る
悪い気持は 遠ざけて
一歩理想に 近づこう
笑う門には 福来たる
嘆く顔には 皺が寄る

『一』
喧嘩早いは 迷惑だけで
下手な因縁 恨みを招く
角はまん丸 譲って丸く
家庭平和は 家庭平和は
ここからだ ここからだ

『二』
石油利権か 政治が先か
大義正義と 片腹いたい
元を正すも 逃道あけろ
世界平和は 世界平和は
それからだ それからだ

『三』
格差暴いた 貧困にらみ
誰が希望で 心を燃やす
角は丸めた 余裕が勝負
社会平和へ 社会平和へ
ゆとり持て ゆとり持て

万に一つの
(『一本どっこの歌』の替え歌もどき)

戻らぬ日々
(『宮古のひとよ』の替え歌もどき)

『一』
万に一つの 希望を繋ぎ
万に一つに 明け暮れる
どうなろが こうなろが
成り行きに 成るがまま
死んだ命に 是非もない

『ニ』
千に三つの 真実だって
千に三つに すがりたい
さりげなく さみしさに
なにげなく 泣いている
寝てる体に 甲斐はない

『三』
万に一つの 奇跡を信じ
万に一つに 賭けてみる
気やすめが 気になるが
あきらめは 明日の明日
寝てる間は 価値はない

『一』
名前なんかは 知らぬまま
名前なんかは 聞かぬまま
恋のとりこに なっていた
愛に落ちてた 酔っていた
戻らぬ日々よ

『二』
次に逢う日を 決めたなら
次に逢う日に 来ていたね
僕は四十じゃ なかったが
君はいくつに なっていた
戻らぬ日々よ

『三』
何も言わずに 抱いていた
何も聞かずに 抱かれてた
まるで儀式で あるように
それは自然で ありました
戻らぬ日々よ

『四』
今はどうして いるのやら
今はどうにも ならないが
風のしらせも ないけれど
便りないのが 無事と言う
戻らぬ日々よ


主治医より一言

『笑う角には』

 笑うと医学的にも免疫力が高まることが証明されているそうです。笑い声の絶えない家庭、職場にするように努力しているのですが…。


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