なにくそ!俺はここにいる87
京都府 飛田洋さん(66歳)
FAX送信のご挨拶
お世話になりまして何かと色々、ありがとうございます。
お蔭さまでペグも変わりなく、元気に暮らしております。
思ったよりも残暑はしのぎやすく、急ぎ足の初秋の訪れ
で、ささやかな、よろこびを一人感じております。
冬でも浴衣一枚で過ごし寝汗が凄い私の夏の朝は寝乱れ
を直すついでに、着替えを薦める妻との戦いであります。
五、六年ベッドに背中をつけて過ごしているので、むしろ
朝っぱらから余計な仕事を作るのもいやだし、横を向くと
目がまわるようで風呂の日の着脱は目を閉じ、むかつきを
警戒しており、寝たきりに寝汗は慣れっこみたいです。
【俺流・文句と違う・ぶんくやで】
※ 夢見たさ 惰眠むさぼる あほらしさ
※ 人の世話 受ける辛さよ ありがたさ
※ 墓まいり 行けぬ彼岸を ながらえる
※ まかぬ種 枝葉はおろか 芽も伸びぬ
※ 五欲とは 何であったか なつかしむ
※ 思わない 事を気にされ 意にあらず
※ 頼むより 我慢慣れてる なんとなく
※ 頭痛する 風邪は黙って 治癒を待つ
あわただしい中お世話をお掛けし今月も作品を送ります。
素晴らしい季節に皆様のご健康をお祈り申し上げます。
平成21年10月1日(木曜日)
飛田 洋