HOME > 患者・家族 体験記 >和中 勝三さん

2  5月になっても相変わらず微熱が続いて楽になったとは言えません。夜には氷枕をしてもらって寝ます。注入食(経管栄養)の量も少ししか増やせないから、水分を増やそうと頑張りましたが、まだ一日に800mL注入するのが精一杯、お腹が張ってしんどくなりました。胃ろうのチューブは退院した時と同じ14フレンチです。主治医が無理にチューブを太くする必要がないから、ゆっくり太くして行こうと言われました。その考えに私も賛成し「先生ゆっくりと太くしてください」とお願いしました。胃ろうの周りが綺麗に維持できていますが、チューブを動かすと痛みがあります。
 5月7日に急に熱が高くなり、計ると38度3分、体がだるくグッタリしました。夜8時頃になると体温が38度5分を越えてきたので解熱用の座薬を入れました。翌日になっても熱が下がりませんでした。丁度、主治医の往診日、主治医が来て点滴( I V H )を抜こうと言って、点滴を抜きました。寝る前に少し楽になったから熱を計ると38度5分で下がっていません。点滴をやめると熱があっても楽になるんだと驚きました。翌朝、すごく楽になったから、もう熱が下がってるやろと思い熱を計ると37度3分でありました。それから楽になる一方でした。
 経管栄養は少しづつ増やし栄養は充分足りているから、5月末まで水分を1000cc 目標に毎日少しづつ増やしました。
  アゴ関節のリハビリと歯科医の努力のお陰で、開口器がはまるようになりました。歯科衛生士さんも一生懸命に口が開くように努力して頂いた結果です。割箸から始めて開口器で二段階あけられるようになり、口腔ケアをやりやすくなりました。
 入院中から左手から腕まで浮腫(むくみ)ポンポンになったまま、いっこうに浮腫(むくみ)が取れません。左腕を上にあげるよう理学療法士に言われましたが、まだ体調に不安な所もあり、パソコンのスイッチを外す自信がありません。

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