栄養管理のエキスパートになる本 ―看護の「常識」を疑ってみよう!
栄養管理のエキスパートになる本
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栄養管理について現場のナースが疑問に思っていることを、初心者にもわかりやすく解説。マンガ+解説で楽しく学べ、エビデンスに基づいた理論・手技が読み進めるうちに身につく!
総論
栄養管理のエキスパートを目指して
PART1 栄養管理を始める前に
栄養管理の略語の意味を理解していないと会話が成り立たない!
患者さんが入院したら、まずは自分の主観で栄養状態を評価しよう!
投与している輸液や栄養剤のカロリーも計算できなくては、ね
PART2 静脈栄養管理の“常識”“非常識”
(1)製剤
TPNの患者さんには微量元素製剤を毎日投与したほうがいい!
もっと積極的に脂肪乳剤を投与したほうがいいと思うよ
栄養治療効果を早く知りたければ… RTPの測定をしてみたら?
PPNの場合にもカロリー量やたんぱく質量をきちんと計算しよう
輸液は無菌的に調整しないとカテーテル敗血症の危険があるよね
血糖管理はTPN管理の基本中の基本!
(2)穿刺・交換
CVC挿入時には高度バリアプレコーションを行うべき!
カテーテル敗血症予防の観点から、CVCの挿入は大腿静脈穿刺で行わない!
PICCがやっぱり一番安全なCVCだよね! 上腕PICCがベスト!
ドレッシング交換は曜日を決めて定期的に行おう!
輸液ラインの接続部の消毒は、酒精綿ではダメだろう!?
(3)ライン管理
カテーテルを詰まらせないためには、やっぱりヘパリンロックをするべき!
インラインフィルターを組み込んだ輸液ラインのほうが、やっぱり安心!
便利、便利という考えでポートを使うべきではない 感染するぞ!
クローズドシステムを使えば感染しない? それは間違いだよ
PART3 経腸栄養をすすめよう
経腸栄養剤の組成もある程度は理解しておこう!
空腸瘻からの経腸栄養はもっと利用してもいいと思うけどな
下痢のときは液状経腸栄養剤を薄めるのが常識?
NPC/N比や水分含有量も知らずに経腸栄養していると、大変なことになるぞ!
もっといろいろな患者さんにPEGの適応があるんだよね
おわりに
「栄養が元気の源なんだ」って、わかっているはずなのに… なぜ?
資料:栄養管理に関する主な略語一覧
索引
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