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なぜ、病院が大赤字になり、医師たちは疲れ果ててしまうのか!?

なぜ、病院が大赤字になり、医師たちは疲れ果ててしまうのか!?

なぜ、病院が大赤字になり、
医師たちは疲れ果ててしまうのか!?
―医療をつくり変える33の方法


監修:本田 宏

編集:「日本の医療を守る市民の会」


A6判 216ページ 定価:本体1,400円+税
発行:合同出版(株) TEL:03-3294-3506
ISBN978-4-7726-0454-3

ああ、そうなのか! 病院の赤字・廃院、医師の過労死、医療難民、そんなニュースを聞く度に「なんでこうなるの?」(←若い方はご存じないフレーズかも)と欽ちゃんでなくても口に出してしまうのだが、そのからくりだけでなく、「じゃあどうすればいいの?」まで言及された1冊。

編集にあたった「日本の医療を守る市民の会」は、フリーライターの早川幸子氏と、ファイナンシャルプランナーの内藤眞弓氏の二人によって、2008年3月に設立された。毎月市民向けに医療や社会保障をテーマとした勉強会を開催している。その講師陣は、現場の医師から元厚労省のお役人、市民団体代表まで、非常に層が厚い。

本書も24人の執筆陣が、「これは他人事ではありませんよ。文句を言っているだけでは何も変わらない、私たち一人ひとりが自分のこととして関心を持たなくては!」と、読者に語りかけてくる。

主な内容

第1章 いま、医療の現場で何が起こっているのか

(日本の医者は徹夜明けでも手術をしなければならない。なぜ自治体病院の経営は崩壊するのか? ほか)

第2章 日本の公的医療保険制度はどこが歪んでいるのか?

(日本の医療保険制度は世界でまれに見るすぐれた制度だった。医療費削減政策 で次第に短くなった入院日数 ほか)

第3章 お金の問題を通して医療の問題を考える

(日本の医療費への税金支出は世界22位の低水準。医療費・審査による減額査定の問題はどこにあるか?ほか)

第4章 患者と医療従事者が信頼関係を築くために

(医療事故の原因究明はどうあるべきか? 「お互い被害者」の患者‐医療者関係からお互いを尊重し合意をめざす関係へ。 ほか)

第5章 安心して医療を受けられる社会にするために市民は何をすべきか

(「知ろう!小児医療 守ろう!子ども達」の会は、小児医療の知識を学びあいます。庄内地方での医療生協の取り組み。 ほか)


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