PT・OT・STのためのリハビリテーション栄養
PT・OT・STのためのリハビリテーション
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介護予防としての筋肉トレーニングを、低栄養状態の患者さんに行ったらどうなるだろうか? 増えた体重の内容が筋肉ではなく脂肪だったら、患者さんのADLやQOLにどう影響するだろうか?
『栄養なくしてリハなし、リハなくして栄養なし』を確信した著者が、栄養状態を含めた全人的な評価に見合った訓練の実施を呼びかけた1冊。栄養学とリハ医学の知識の統合によって成果を出すリハ栄養マネジメントを、疾患別症例に添ってアセスメント・ケアプラン・経過を追っていく、PT・OT・ST向け栄養の本。
NSTを通じて多くの方と知り会わなければ、今でも栄養を知らずに不適切な訓練を処方するリハ科医師だったであろう、と多職種との出会いに感謝する謙虚な著者であるが、聞く者をひきつける熱い講演は各方面で好評を博している。
あなたは読んでから聞く?聞いてから読む?
CHAPTER1 リハビリテーションと栄養
1 リハビリテーションと栄養
なぜリハビリテーションに栄養が必要か
ICFと栄養
訓練効果を高める栄養
2 栄養不良時の代謝
同化と異化
5大栄養素の基本
飢餓時の代謝
侵襲時の代謝
3 運動栄養学とリハビリテーション
筋萎縮の原因と対応
栄養と運動のタイミング
筋力を高める栄養
持久力を高める栄養
訓練効果を高めるスケジュール
4 栄養不良時のリハビリテーション
機能改善か機能維持か
栄養指標の目安
栄養不良時の訓練
コラム
Prehabilitation
サプリメントとリハビリテーション
Sarcopenic obesity
機能訓練室に栄養剤を
CHAPTER2 リハビリテーション栄養ケアマネジメント
1 リハビリテーション栄養ケアマネジメント
マネジメントとは
セルフマネジメント
リハビリテーション栄養ケアマネジメントとは
2 リハビリテーション栄養スクリーニング
SGA
MNA
疾患・障害名で行うリハビリテーション栄養スクリーニング
初期評価時に行うリハビリテーション栄養スクリーニング
検査値で行うリハビリテーション栄養スクリーニング
3 リハビリテーション栄養アセスメント
身体計測
検査値
筋萎縮の原因と程度
摂食・嚥下機能評価
リハビリテーションの種類・内容・時間
エネルギー消費量
エネルギー摂取量
4 リハビリテーション栄養ケアプラン
リハビリテーション栄養のゴール設定
投与ルート
推定エネルギー必要量
リハビリテーションの種類・内容・時間
コラム
リハビリテーション栄養とEBCP
リハビリテーション栄養と臨床研究
あなたの栄養足りていますか
Refeeding症候群
CHAPTER3 NST
1 NST
NSTとは
NSTとリハビリテーションの関連
チーム形態の種類
PT・OT・STの役割
2 地域一体型NST
地域一体型NSTとは
地域連携パス
コラム
NST専門療法士
スポーツ栄養士
CHAPTER4 主な疾患のリハビリテーション栄養
1─廃用症候群
2─脳卒中
3─パーキンソン病
4─がん
5─誤嚥性肺炎
6─褥瘡
7─大腿骨頸部骨折
8─関節リウマチ
9─慢性閉塞性肺疾患
10─慢性心不全
コラム
筋萎縮による摂食・嚥下障害
脳性麻痺とリハビリテーション栄養
在宅リハビリテーション栄養
半固形化栄養とリハビリテーション
ERAS
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士
神経性食思不振症とリハビリテーション栄養
自己学習したいPT・OT・STのための推奨サイトと推奨図書
索引
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