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在宅医療のための生涯教育シリーズ

第1回 胃ろうと栄養管理

 2月17日(土)、京都府医師会館大ホールで「在宅医療のための生涯教育」第1回として、「胃ろうと栄養管理」が取り上げられ、PDNの協力のもと、講演が行なわれました。(14:30~17:30)

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新聞で紹介された記事 その1(平成19年2月10日付)

新聞で紹介された記事 その2(平成19年2月18日付)


当日は医師をはじめ医療機関や介護事業所で働く看護師、栄養士ら250名が出席しました。PDN理事の岡野を座長に、日頃PDNセミナーテキストを用いた院内セミナーなどで研鑽を積んでいただいている光藤章二先生(京都府立医科大学)、岩瀬豪先生(九条病院)が胃瘻の適応、造設から栄養管理について解説し、胃瘻は口から食べられなくなった患者の救済だけでなく、再び経口摂取が出来るようにするためのリハビリであると強調しながら、会は進行しました。


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会場からは、胃瘻造設に伴う高齢者の延命をどのように説明すればよいかなどの倫理的な問いかけから日々の胃瘻ケアにいたる質問まで、予定の時間を1時間も超過したにもかかわらず熱心な質疑応答が行なわれました。私自身も10年前に同じ医師会館大ホールで「胃ろう造設と在宅医療」のタイトルで講演をしたのですが、その時と違い胃瘻に対する関心の高さには隔世の感を感じました。次回は京都府下で同様の講演を予定しており、今後は市内各地区への展開を計画しています。


 尚、新聞に取り上げられたためか、一般の市民から参加したいとの問合せが非常に多かったそうです。今回は会場の定員の都合もあり、医師会の判断でお断りしたとのことでした。次回は何らかの形で、一般の方も参加できるような会を検討したいと思っています。

(岡野 均)

~休憩コーナー~ 岡野先生の撮った写真を紹介します。(クリックすると拡大画像が表示されます)
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