HOME > PDN通信 > PDN通信 第64号

患者と医療者のための情報誌「PDN通信」第64号のご案内

【巻頭言】高齢化、2018年診療報酬改定を踏まえて:鶴岡協立病院 内科 高橋美香子
【PDN特別対談 胃ろうの疾患別適応を考える その5:生命倫理編】医療者の職業倫理に基づき患者と真摯に向き合う勇気を持つ
【PDN通信第64号編集後記】

【巻頭言】高齢化、2018年診療報酬改定を踏まえて

鶴岡協立病院 内科 高橋美香子

【PDN特別対談 胃ろうの疾患別適応を考える その5:生命倫理編】
医療者の職業倫理に基づき患者と真摯に向き合う勇気を持つ

東京大学大学院人文社会系研究科 死生学・応用倫理センター
上廣死生学・応用倫理講座 特任教授 会田薫子

NPO法人PDN 理事長/
国際医療福祉大学病院 教授・副院長・外科上席部長 鈴木 裕

【リハ栄養講座①】栄養からみたリハと薬剤からみたリハ

横浜市立大学附属市民総合医療センター リハビリテーション科 若林秀隆

【Opinion ~私はこう思う~】

[医師]「まだ食べられる時期」を大切にしたい
聖ヨハネ会桜町病院ホスピス科・在宅診療部長/
広島大学医学部客員准教授 大井裕子

[歯科医師]急性期病院におけるオーラルマネジメント
東京医科歯科大学高齢者歯科学分野 助教 中川量晴

[看護師]医療的ケア実施者の育成―施設における育成の仕組みを考える―
老人介護保険施設 マイライフ尾根道 指導看護師 鈴木美智恵

[介護士]食事提供のひと工夫で利用者を笑顔に!

豊島区社会福祉事業団 特別養護老人ホーム風かおる里 施設長 竹下ゆり子

[管理栄養士]食べたい物を食べてもらうために、“治療”から“生活の場”に

社会福祉法人健成会 特別養護老人ホーム加賀屋の森 管理栄養士 橋本ちひろ

【PDNレポート】今、高齢者介護施設で胃瘻はいかにケアされているのか

NPO法人PDN 初代事務局長 二宮英温

【医療連携下での介護講座②】
「介護職員等による喀たん吸引等(たんの吸引・経管栄養)の制度」

NPO法人多摩胃ろうネットワーク 大津陽子

【栄養管理の論点】高齢化を見据えた歯科医の栄養管理

一般社団法人日本老年歯科医学会 理事長/
東京歯科大学老年歯科補綴学講座 教授 櫻井薫

【報酬改定ワンポイント解説】
「在宅半固形栄養経管栄養法指導管理料の新設について」

一般社団法人日本静脈経腸栄養学会 保険委員 委員長/
地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター 飯島正平

【PDNクリニカルインタビュー】粘度可変型流動食の可能性
粘度可変型流動食含有の食物繊維アルギン酸の有用性についての検証

滋賀医科大学医学部看護学科基礎看護学(生化・栄養)教授/
滋賀医科大学医学部附属病院 栄養治療部部長 佐々木雅也

【私の病院、紹介します!】緩和ケアの新しい取り組み

愛知医科大学病院 緩和ケアセンター 前田圭介、森直治

第23回PEG・在宅医療学会学術集会 開催のご案内

会長 福岡大学 筑紫病院外科教授 前川隆文

PDN通信第64号編集後記

PDN通信第64号 編集後記  PDN理事長 鈴木 裕

 生命倫理の4原則は、トム・L・ビーチャムとジェイムズ・F・チルドレスによって、「生命医学倫理」(初版1979年)において
提示された概念で、Non-maleficence = Do no harm(無危害)、Beneficence = Do some good(善行)、Autonomy(自己決定・自律)、そしてJustice(配分的正義)を骨子としています。

 今回のPDN通信を振り返ると、題材は違えども、執筆者たちはこの生命倫理4原則の具体論を語っているようです。“医療とは何なのか”、“人の命とは”などを議論すると胃ろうの問題と重なることが多いのです。人の生命は必ず途絶えます。死をもって医療の敗北とするならば医療は古来より一度たりとも勝っていないのです。ですから、医療は治すことだけでなく苦しみを和らげたり癒すことも大事なのです。

 高橋先生の“どうしてPEGは減ったのでしょうか”は、医療に携わる者たちの深層心理を突いています。まったく同感です。二宮さんは、真摯に胃ろうを考えてきた人ですが、決して胃ろう崇拝者ではありません。今こそ、澄んだ目で胃ろうを見てほしいというメッセージのように思えます。リハ栄養やオピニオンも具体的な提示があり興味深かったです。櫻井先生の高齢化を見据えた栄養管理も時代を先取りした内容で、歯科との連携は必須であることを感じさせられました。

(2018年7月13日発行)

定期購読について

バックナンバーや単品購入をご希望のお客様は、メールにて直接お問い合わせ下さい

過去のPDN通信の全文を無料公開中!この機会に是非ご覧下さい。
※現在公開中のPDN通信は、創刊号~第10号まで。順次追加していく予定です。