羊のいかり	かっかっか
『一』 人の弱味に　　　つけ込む奴に 好意持てるか　　軽蔑するね 僅かばかりの　　人生だけど 何人いたか　　　数知れぬ 心閉ざして　　　背中を向けて 以来無視した　　羊のいかり 『二』 恩を着せたり　　売り買いされて 感謝できるか　　感激するか 残りわからぬ　　人の世だから 力の限り　　　　過ごすのに 生きる励みに　　冷や水貰い 腹でこらえる　　羊のいかり 『三』 馬鹿にされたり　侮り等は あれの罪かな　　天罰なのか いずれ別れる　　人の世だから 手土産代り　　　お手軽な 一つ二つの　　　秘密を持って 地獄行くのも　　羊のいかり	『一』 かっかっかと　　顔を出しゃ 韓国ドラマの　　真似をして 相手になって　　くれるけど 　言葉なくとも　　ふれあいを 　以前のように　　かんじさす 　　その優しさに　　ありがとう 『二』 かっかっかと　　現われりゃ 戦国武将じゃ　　ないけれど 強がり見せて　　がんばるが 　辛いだろうが　　つかれたろ 　以前のオレで　　ないことの 　　この悔しさが　　わかるだろ 『三』 かっかっかで　　とりあえず 韓国ドラマに　　向き合えば 一緒のシーン　　すごせるが 　おんなじ世界　　ひとときが 　以前のままで　　よみがえる 　　この嬉しさは　　なんだろう

マイペース	ばかったれ
『一』 満足八割　　　後悔二割 俺の人生　　　生きた道 　人の採点　　　評価より 　事実真実　　　ただ一つ 　　己を尊び　　　己を通す 『二』 満足八割　　　問題二割 誰も完璧　　　望まない 　人に色々　　　伝えるも 　本音建前　　　振分けて 　　己を尊び　　　己を徹す 『三』 満足八割　　　心配二割 絶えぬ幸　　　恐いもの 　人の弱点　　　弱味から 　魅力特徴　　　探り出す 　　　己を尊び　　　己を通す ★　幸～しあわせ	『一』 時間を無駄に　　ロスさせて 時間がないと　　さわいでる 　おろか者だね　　ばかったれ これが金だと　　聞かされて そんな粗末に　　出来るかい 『二』 時間にゆとり　　持たせずに 時間がないと　　あせりだす 　おろか者だね　　ばかったれ 老いの速さは　　待たないで 同じスピード　　出すからな 『三』 時間はたつと　　気がつかず 時間がないと　　ベソをかく 　おろか者だね　　ばかったれ 五分ぐらいは　　やくそくの 前に待つのが　　セオリーさ

そんな世界で生きて来た	辛抱してえな堪忍してな
『一』 立ってる者は　　親でも使い 生き馬だって　　剥ぐような そんな世界で　　生きて来た 　仕事ある時ゃ　　ありがたく 　腹にはいれば　　ありがたく 　　不満持つ間も　　なかったな 『二』 吠えない犬は　　番等出来ぬ 笑顔を見せて　　ナンボだと そんな世界で　　生きて来た 　何かある時ゃ　　すぐにやる 　いつも誰より　　すぐにやる 　　それが取得で　　あったのに 『三』 欠けてる物は　　裏では使い 表じゃたえず　　気ばかりの そんな世界で　　生きて来た 　今はみじめに　　追い出され 　未練あるのに　　追い出され 　　こんな悔しさ　　なかったな	『一』 辛抱してえな 辛抱してえな　　堪忍してな 　暗い夜明けが　　待つだけで 　明日に夢など　　見られぬが 出来る限りは　　　世話かけぬ 俺はその気で　　いるのだが 『二』 辛抱してえな 辛抱してえな　　堪忍してな 　苦労ばかりを　　背負わせる 　こんな筈では　　なかったよ 油断するより　　予期しない 辛い仕打ちが　　あるものか 『三』 辛抱してえな 辛抱してえな　　堪忍してな 　どうせ見込が　　ないのなら 　せめて懺悔で　　過ごしたり いつも笑顔で　　いてるから 俺を気にせず　　いておくれ