ペグのお蔭	酷い話じゃ
『一』 ペグのお蔭で ペグのお蔭で　　十余年 近く気楽に　　　生きている 床ずれなんか　　知らないし 痛いと騒ぐ　　　事もない 女房みたいな　　相棒さ 『二』 ペグの恩恵 ペグの恩恵　　　十余年 家族みんなが　　受けている 三度の飯は　　　指示通り 調理に悩む　　　事もない 女房楽する　　　相棒さ 『三』 ペグのお蔭を ペグのお蔭を　　知ってたら 俺は倒れて　　　いなかった 三度の飯は　　　食えてたし 偏食過ぎる　　　悩みない 女房認める　　　相棒さ	『一』 節電だったら　　義務ですと 下手な権利で　　値上げかよ 大口取り引き　　だからでも 差別するのが　　ひどすぎる 窮鼠と猫じゃ　　ないですか 無視の自由も　　ありますね 『二』 猛暑だったら　　アウトだと 脅し込んでの　　値上げかよ 騙され続けた　　馬鹿ですが 馬鹿の恐さは　　いかがです 両刃の剣じゃ　　ないけれど えらぶ権利は　　ありますね 『三』 節約だったら　　するけれど 舌を出されて　　やれるかょ 責任取るのは　　エライさん 馬鹿は眺めて　　おりまする 独占されてる　　メーターを えらぶ自由は　　ないからね

言論の自由	たまらんわ
『一』 節電節電　　　　云うけれど 今の時代は　　　常識だ 始末せぬ奴　　　下下下の下 浪費するのも　　下下下の下 俺は無理無駄　　大嫌い 無駄に生きては　いるけれど 『二』 二股二股　　　　云うけれど 恋の別れに　　　保険だろ 遊び人なら　　　男女共 あたり前田の　　敦子ちゃん 俺に関わり　　　ナイチンゲール 無駄な報道　　　良子さん 『三』 阪神阪神　　　　云うけれど 流石なにわの　　球団だ 人気取りには　　励むけど 期待はずれの　　多い事 俺の応援　　　　ＴＶだが 別に有線　　　　見る気ない ★　下下下の下～ゲゲゲのゲ ★　流石　～さすが	『一』 たいがい我慢　　するけんど 鼻のかゆいの　　たまらんわ 思わずベルを　　鳴らすんや 　みんなに悪い　　ことやけど 　辛抱しきれん　　こともある 許しておくれ　　かんにんな 『二』 たいがい余裕　　あるけんど 汗のかゆさも　　たまらんわ 右手はベルを　　押してはる 　みんなに頼む　　ことやけど 　一度の呼出し　　来んといて 弾みがあるし　　かんにんな 『三』 たいがい油断　　なんやけど 欠伸出るのは　　たまらんわ 誰かをベルが　　あわてさす 　怠けてなんか　　いやへんが 　遊んでなんか　　おらへんが そないな感じ　　するんかな

ありえない
『一』 恨むな恨むな　　言うけれど これが恨まず　　おられるか なんて口では　　ほざくけど 恩と借りとが　　ある身では そんな思いは　　ありえない 『二』 笑うな笑うな　　言われても 見れば笑わず　　いられない などと口では　　言い張るが 穴のあくほど　　見なくても 耳は二十歳と　　変わらない 『三』 怒るな怒るな　　言うけれど それを怒らず　　いられるか なんて口では　　ぼやいても 苦労ばかりを　　かけて来て 文句言うとは　　ありえない