飛田洋さん

なにくそ!俺はここにいる 122

京都府 飛田洋さん(69歳)

憐れな子羊

南無阿弥陀


『一』
憐れな子羊   かも知れぬ
 面壁九年と   言いながら
 十年過ぎて   変わらない
欲とか遠く   あったけど
今は遙かに   消え失せた

『二』
憐れな子羊   そのものか
 埋れ木舎で   ないけれど
 十年越えて   ここにいる
恋なら愛に   変えたけど
今は未練の   かたまりさ

『三』
憐れな子羊   だとしても
 面壁九年は   なんなのか
 十年過ぎて   生きるだけ
今より後と   言えたのは
若さ明日が   有ったから

★ 憐れ~あわれ    

★ 面壁~めんぺき   

★ 埋れ木舎~うもれぎや


『一』
南無阿弥陀佛  南無阿弥陀
命はあるけど  不便で困る
外へ出られぬ  運転出来ぬ
歌もうたえぬ  口笛吹けぬ
こんな運命も  良しとする

『二』
南無阿弥陀佛  南無阿弥陀
心があるから  煩悩尽きぬ
怒りおぼえる  哀しみ多し
腹をかかえる  笑いを望む
こんな時間を  良しとする

『三』
南無阿弥陀佛  南無阿弥陀
命があるから  贅沢言わぬ
何だかんだと  迷惑かけぬ
俺と言ったら  着た切り雀
こんな暮しも  良しとする

★ 煩悩~ぼんのう


商いと商人

見かけ倒し


『一』
一に一足しゃ  二だけれど
三にも四にも  五にもなる
 それを望むが  あきないで
 たえず挑むが  あきんどや
何もせぬなら  二で終わり
三をめざせば  四はそこだ

『二』
稼ぐばかりで  いるのなら
札束かかえて  死ねば良い
 始末するのも  あきないで
 使いあうのも  あきんどや
金は生かして  やるもので
タンス預金に  ダニがわく

『三』
牛のよだれと  言われても
何度も何度も  くりかえせ
 飽きず続けて  あきないで
 結果知るのが  あきんどや
知識プラスに  知恵を出し
工夫と努力で  乗り切ろう


『一』
理想の夫婦で  いたはずが
描いた家庭で  なかったよ
 人間ウオッチ  してみると
 見かけ倒しで  ありました
女房は偽善の  かたまりで
旦那も仕事と  ゴルフ漬け

『二』
名刺じゃ社長  名乗るのに
他人の財布で  売りと買い
 人間ウオッチ  してみると
 見かけ倒しで  ありました
策をば弄して  生き延びる
悪運ばかりが  目立つこと

『三』
大學出だから  字も読めて
解釈出来てる  はずなのに
 人間ウオッチ  してみると
 見かけ倒しと  知りました
理解に苦しむ  ことばから
専門バカだと  言うことも

★ 弄~ろう


反応ないのはやになるな

文句ばかりと言うけれど


『一』
叩けば痛いと  言うけれど
叱ればご免と  来るけれど
 反応ないのは
 反応ないのは  やになるな
普通だったら  そうだろう
俺はそうして  来たものな

『二』
夜風に寒いと  言うだろう
夜空は綺麗と  来るだろう
 反応ないのは
 反応ないのは  やになるな
鈍いで済ます  ことだろか
何かあるのか  気になるな

『三』
試験は結果と  言うだろう
総ては結果に  出るだろう
 反応ないのは
 反応ないのは  やになるな
象にコアラの  ぶちかまし
刺激ないから  やる気出ぬ

★ やになる~嫌になる


『一』
文句ばかりと
文句ばかりと  言うけれど
思い過ごしで  ないのかい
 見ての通りに
 俺はなんにも  言えないし
 なにも思わず  まかせきり

『二』
文句ばかりと
文句ばかりと  言いながら
釘を刺してる  つもりかい
 礼は言えども
 恩をあだする  気はないし
 予想だにせぬ  言いがかり

『三』
文句ばかりと
文句ばかりと  言いながら
文句ばかりを  言う気かい
 聞いて幾らで
 減らず口より  この身には
 口が不自由を  良しとする


主治医より一言

<<FAX送信のご挨拶>>

 領土問題は、明らかに日本と韓国や中国との歴史教育の差に起因するところが大なのでしょうね。

 テレビで観ましたが、幼少時からの反日教育には、びっくりしました。オウム真理教の洗脳教育を思い出しました。

 その点、PEGドクターズネットワークは、胃瘻を正しく学び使いこなすための情報が満載で、双方向性なのがいいですね。