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なにくそ!俺はここにいる57


京都府 飛田洋さん(63歳)

単純になれ
(『旅は道連れ』の替え歌もどき)

はっきり勝負出るのです
(『どん底勝負』の替え歌もどき)

『一』

単純になれ バカになれ

考え過ぎず バカになれ

どうせ人生 おにごっこ

悪い事なら ボロが出て

隠し事なら とおせんぼ

 

『二』

単純になれ アホでいろ

深刻過ぎず アホでいろ

そうさ人生 泣き真似よ

悪い嘘など つづかずに

暗い夢など かくれんぼ


『三』

単純になれ グズでいろ

全う過ぎず グズでいろ

こんな人生 くそ食らえ

悪い奴等が のさばるが

辛い時間は わすれんぼ

『一』

稼げる仕事と 決めつけず

何でも進んで やりなさい

はっきり勝負

はっきり勝負 出るのです

声がかかれば うけなさい

人気を大事に もえなさい


『二』

一人の稼ぎは しれている

人手は多いに かぎります

はっきり勝負

はっきり勝負 出るのです

使いこなして 行くことで

家業が事業に なるのです


『三』

惨めな強がり 意地よりも

遊びと備えを 持ちなさい

はっきり勝負

はっきり勝負 出るのです

金の出し入れ スマートに

箪笥の肥料は いけません


春じゃぞえ
(『アンタの花道』の替え歌もどき)

言わぬが花
(『イワンの馬鹿』の替え歌もどき)

『一』

鉄の工夫で 大空飛んで

宇宙世界に 手がとどく

時代遅れを 暖簾に風と

恋の花咲く 春じゃぞえ

温故知新の 道は奥深く

一期一会が あたりまえ


『ニ』

煉瓦土蔵の 紅梅散った

風は優しい だけでない

雨に誘われ 桜が芽吹く

夢の色濃い 春じゃぞえ

温故知新の 道は奥深く

一期一会が あたりまえ


『三』

恩や礼儀は 星屑だけど

眠り乍らも 生きている

戦地帰りの 話を聞いて

花の出番は 春じゃぞえ 

温故知新の 道は奥深く

一期一会が あたりまえ


『一』

寡黙がニヒル アヒルだね

言わぬが花が 何故モテル

理屈屋だけは いるけれど

理論家などは さみしいね

貴方は正しい もっともだ


『二』

聞き出し上手 ネタあさり

言わぬが花も ついポロリ

投機屋ばかり 目立つけど

投資家たちは 何故増えぬ

貴方の指摘は もっともだ


『三』

本音はトボケ ノドボトケ

言わぬが花を 知らぬげな

政治屋やたら のさばって

政治家かげが うすくなる

貴方の嘆きは もっともだ


主治医より一言
 
『単純になれ』

 仕事でも、私生活でも物事をあまり深く考え過ぎないで「単純になれ」と言い聞かせているのですが、これが一番難しいんですよね。


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