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「再胃ろう造設手術の入院生活から在宅へ」
 《やっぱり在宅療養は快適
                和中 勝三さん(和歌山市)



あらあらトラブル編


■我が家に戻ってリハビリスタート■

1 2002年4月6日に24時間点滴(IVH)を持って退院しましたが、不安な所が多数あるものの在宅療養の方が自分のペースで療養生活ができるから快適です。入院中と同じように夕方になると37度を越える熱が出てきます。夜9時頃には熱が37度5分まで上がり氷枕で頭を冷やす。こんな事が毎晩続きました。胃ろうからの注入量がエンシュアHを一日に600m l ~700m l とあまり増やせません。栄養的には1日に1500c c 点滴しているから充分です。体重は少し増えてきたような感じ、体調もそんなに悪くないから「口腔ケア・リハビリ・マッサージ・訪問入浴」を始めました。手と足の関節が5カ月間の入院で、リハビリとマッサージをしていないから固くなりました。左手と腕が浮腫(むくみ)ポンポンにふくれ腕がだるい。一番こまったのはアゴ関節が固くなって口があ開かないから、開口器(ステンレス製のジャッキ型)がはめられず、口腔ケアがしにくくなり困りました。歯科医師と歯科衛生士さんが一生懸命に口が開くように取り組んでくれました。歯科医師は開口器がはめられるようになるまで、毎週往診しましょうと言って、歯科衛生士さんと日にちをずらしスケジュールを組んで頂きました。介護スタッフの皆さんが協力してケアに取組んで頂き感謝しています。

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