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【胃ろう患者・家族ビデオ体験記】 うちへ帰ろうね ~峯岸さんのPEG医療



 峯岸勇造さんの取材では、温かい家族愛に瞠目しました。

 「何としても夫を、父を、うちへ連れて帰りたい」という奥様と二人のお嬢様の願望が実りました。

 胃ろうが在宅への重要な第一歩になると信じた峯岸さんご家族は、新聞記事で胃ろうを知り、胃ろうを施行してもらいました。

 そして発症590日後に、在宅の夢を果たされたのです。

 普通なら無理だといわれた峯岸さんの在宅ケアが始まってすでに3年が経過しました。

 ご家族に囲まれて峯岸さんの顔は穏やかです。

 いかに高度な医療が用意されようと、患者さんにとって、在宅介護に勝る安らぎはないことを教えられます。

(2000年撮影)