HOME > 患者・家族 体験記 > なにくそ!俺はここにいる 116

なにくそ!俺はここにいる 116

京都府 飛田洋さん(68歳)

FAX送信のご挨拶

菜の花の咲き乱れる、伏見の土手の酒蔵を見に久し振りに
ハンドル持ち山八のカレーうどんを食べました、ナンテね

【俺流・エイリアン発言の文句やで】 ぶんく休載


 寒い大雪の被害を心配していた二月のある日のこと、
心が寒くなる、信じられぬ解釈の持論を聞かされた。

 知らぬが仏の暮らしを、仕方なく送っている当方よりも
恵まれた人が現代の社会に生かされ、知る立場でいながら
国民に選ばれた代表が知らぬのは、恥であり罪である。

 ペグをしている人がエイリアンと言うテレビでの発言は
認識不足も甚だしく、誤解と言うより曲解かもしれない。

医学の発達に感謝して生活されている人は数多くおられる

開発 啓蒙 普及に携わる方々への暴言、ペグ装着者や
その関係者、家族への差別的発言に断固抗議する。


 パラリンピックが行われ感動をくれてるのも医学の発達
からで、恩恵を受けている人は沢山おられる。

 私は脳梗塞で呼吸確保の為のどを切開し声をうしない
全身マヒではあるが命はこうして今も与えられている。

栄養補給に色々され試行錯誤の結果、ペグの装着である。

自宅介護で食事の世話から家族は解放され15年近く成る

確かに無駄かも知れないが生かせる何かがあるのだろう。

エイプリルフールに夢と思い出を、そして嫌な話題でした

来る春に、皆様のご健康をお祈り申し上げます。


平成24年4月1日(水曜日)

飛田 洋