●質問コーナー
会場からの質問 |
最後のプログラムは参加者の皆さんから寄せられた質問に対する回答・解説と会場全体でのディスカッション。
PEG後の血液データの変化と胃ろう栄養の関係、栄養剤投与時の微量元素の調整、栄養剤を薄めるか否か、酢水充填の回数、胃ろうカテーテル交換頻度などの質問が寄せられ、講演された先生方に世話人の先生方も加わってアドバイス。
栄養剤の成分と投与量に注意し、必要に応じて塩分や微量元素を加えること、投与量が少ない場合は微量元素の含まれている栄養剤であっても1日の必要量を満たしていないこともあることを付け加えられた。
崔勝隆先生 |
また、バルーン型カテーテルの固定水確認の間隔が、現場では非常にばらばらであることが参加者の質問から明らかになった(「訪問時毎回確認」から「次回交換時まで確認せず」まで)。個人差も有るが、バルーンの固定水はバルーンの破損に関係なく抜けるものなので、定期的(通常1~2週間に1回程度)に確認するよう指導された。
地域連携については、造設病院は責任を持って交換依頼や緊急時対応を引き受ける、あるいは受け入れ病院を紹介できる連携システムを構築しようと呼びかけられた。
●第3回は台東区
第3回の当番世話人は、台東区浅草寺病院の崔勝隆先生。浅草寺病院近辺を会場に、2009年2月28日(土)の午後に開催予定である。
木村厚先生 |
勝部隆男先生 |
岡田豪先生 |