栄養投与の方法

投与前

栄養剤を注入する前に、必ず上半身を30度から90度に起こして、注入のための姿勢を整えます。
可能ならば、座った状態(90度)が望ましい状態です。

寝たままで注入すると、胃に注入するされた栄養剤が逆流して気管に入り、肺炎を起こすことがあります。

痰がゴロゴロしている時は、注入の前に痰を取っておきましょう。
チューブの途中にあるクレンメが閉まっていることを確認しましょう。
注入容器(栄養剤を入れるバッグ又はボトル等)に栄養剤をいれます。
移し変えのいらないバッグタイプの栄養剤もあります。
注入容器のチューブと接続チューブ、胃ろうカテーテルを、しっかりつなぎます。
栄養剤の注入口以外はキャップを閉めておきます。