Q1.まだ寝たきりなのですが、食べられるかどうか、ベッドサイドで出来る簡単なテストはありますか?

Q1-5:嚥下機能の評価時に注意すべきことは?

A:いつもより条件が良くない時は避けるのが良い。

大まかに体調が悪い時などはやらない方が良いでしょう。患者にとって良くない結果が出ることが多く、この時に出た結果は本来の機能を反映してないかもしれません。

Q1-6:本人が眠りがちですが、どのように嚥下機能評価をしたらよいでしょうか

A:例えば声をかけるとか、テストをする前しばらく起こしておいてから行うとか、細かい所では顔を拭くとか何か刺激を与えてからがよいでしょう。

それでも全然起きない時は何か原因があるかもしれません。中枢の問題で目が覚めない、脱水や低栄養の影響、また薬剤の影響があるかもしれません。その他、呼吸が悪いために目が覚めない場合もあります。

その他パーキンソン病の方では薬が効いている場合は目が覚めているが、利かなくなってきたら眠ってしまうこともあります。

意識の状態が悪い原因を特定することができたら、それを改善する方法をまず考えてから嚥下の評価をするべきです。

 

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Q1.まだ寝たきりなのですが、食べられるかどうか、ベッドサイドで出来る簡単なテストはありますか?(東京科学大学大学院 准教授 戸原 玄)

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